「運命の人」と直感で感じたときに考えること
直感と思い込みを混同しないことが大事
一目見てその人のことを好きになってしまい、直感で「運命の人」と感じてしまうことはあることでしょう。このような時、確かに自分の直感を信じることは大事です。
自分の直感が的中して「運命の人」と幸せな家庭を築ける人もいるでしょうし、年収や容姿、年齢などの単純なスペックで判断して相手を選ぶよりもうまくいく場合もあることでしょう。
しかし、大事なことはその「直感」が単なる「思い込み」である可能性があることや、「好き」という感情以外の様々な要因が結婚には絡んでくるということです。そこで、運命の人と感じたときに何に注意するべきかを解説します。
「運命の人」と直感を持ったときにするべきこと
1、その「直感」が「思い込み」か考える
まず、大事なことは直感を単なる「思い込み」と勘違いしないことです。例えば、一目惚れしたと思ったとしても、それが実は相手の年収や容姿などのバックグラウンドがあるからこそ惚れたのではないかと考えることも重要です。
もしもあなたが一目惚れした人が会社を辞めてしまったときに、あなたはその相手に対してどのように感じるでしょうか?或いは、結婚後その相手の体型が変わってしまった場合にも好きでい続けられるでしょうか。
このように考えて相手が好きな理由を考えることは「自分が単なる金目当てじゃない」「見た目だけにひかれたわけじゃない」という気持ちを持って相手に接することもできるので、より良い恋愛につながることでしょう。
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2、相手もこちらに好意を持っているか
当然のことですが、外見が優れているような相手の場合、多くの人から好意を持たれていることになります。しかし、仮にあなた自身が「運命の人」だと思っていたとしても相手としては「単なる知り合い」である可能性もあります。
逆に考えてみると、あなた自身は単なる知り合いとして思っている相手から「あなたは運命の相手」と思われたらどうでしょうか。
それが、自分の理想の相手であれば良いのですが年齢があまりに離れていたり、見た目がどう見てもタイプじゃなかった場合、あまり熱烈にアプローチされても困惑してしまうことになるでしょう。
相手を運命の人と思うことはこちらの都合ですが、相手の都合も考えながら距離感を測ってアプローチをすることが恋愛では重要になります。
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3、直感と同様に、考えることは大事
そして、直感で「運命の人」と感じたときに気を付けなければいけないのは「情熱のままに行動すること」と「考えることを放棄すること」をはき違えないことです。
一目惚れした相手に対して行動を起こすことはとても重要です。仮にお互いに「運命の人」「理想の相手」だと思っていたとしてもお互いが行動しなければ恋愛は全く始まりません。
一方で「運命の人」と思った相手に対して的外れなアプローチを行ったら、仮に相手もこちらに好意を持っていたとしても「思っていた人と違った」と思われてしまいます。
その為、直感で「運命の人」と感じた相手に対しても、勢い任せで「自分が行きたいところ」にデートに誘うのではなく、焦らずに相手が喜ぶデートスポットや話題について考えながら接するようにすることが重要になります。
4、情熱をいい方向に向けるようにする
また、どんなに好きな相手であっても、翌日に早くから仕事があるのにも関わらず夜中に何時間も電話して来られたら、たまったものではないでしょう。仕事が忙しい時、強引にデートの約束を取り付けられたらいい気持ちはしないのは当然です。
このように、情熱のままに行動することが相手の恋愛感情に水を差すという結果になってしまっては、本末転倒です。その為、「自分がしたい行動は相手がしてもらいたい行動とは限らない」と考えることは重要です。
むしろ、相手を思う気持ちがあるなら「どうすれば相手が喜ぶのか」「相手がどうすれば幸せな生活を送れるのか」などを考えて距離感も大事にすることが重要です。
5、周りにどう思われるのかも考えること
結婚後の生活というのは、好きという感情だけでできるものではありません。結婚した後には様々な課題が現れてきます。その代表的なものの一つに「相手の両親」などがあげられます。
もしもあなたが相手に対して一目惚れしたとしても、相手の両親から快く思ってもらえず、かつ相手が守ってくれなかったりした場合は結婚後の生活は辛くなってしまう可能性もあります。
逆に、あなたの両親があなたのお相手に対してどのように感じているのかも考えることは重要です。特に歩んできた人生があまりに違っていたり性格的に相性が悪かったりなどする場合には、あなた自身と両親の関係にも悪影響を与えてしまう可能性もあります。
そのようなことで結婚生活に問題が起きないように、周囲との人間関係も円滑に進むように考えることは重要になるでしょう。
6、結婚後の生活についても考えること
例えばどんなに好きな相手であっても、パートナーが売れないアーティスト志望で本業を持っていないのであれば、あなた自身が働いて生活費を稼ぐ必要があるでしょう。
新婚時代はそれでも良いかもしれませんが、もし子どもが産まれるなどによってあなたが今までのように働けなくなった場合には、相手とも働き方について話し合う必要も生まれます。
この例は少し極端かもしれませんが、結婚してから10年後にどのような生活を送っているのかなども想像することは、将来起こりうるトラブルなどに備えることにつながります。
直感は大事だが、それ以外の要素も大事
好きという気持ちだけではうまくいかないこともある
直感で「運命の人」と感じた相手に対しては、こちらもより積極的に行動する気になることでしょうし、相手がちょっと不満になる行動をとったとしても、ある程度は許せることでしょう。そういう意味では直感を感じることは重要とも言えます。
しかし、こちらの感じた直感が単なる「思い込み」であったり、相手はこちらを「ただの知り合い」としか思っていなかったり、自分の両親はその相手を快く思っていなかったりすることはあります。
また、恋愛と結婚はある意味では別物でもあるので、仮に直感で「運命の人」と感じたとしても結婚後にうまくいかなくなる可能性もあることでしょう。
その為、あなたが「運命の人」と直感を感じたのであれば、その直感自体は大事にしながらも「直感が100%正しい」と思い込まずに相手の気持ちを考えながらアプローチをしていくと、より良い恋愛につながることでしょう。