「銀行員との結婚はメリットだらけ」ってほんと?
メリットだけじゃない、知っておきたい大事なポイント
銀行員との結婚って、どのようなイメージを持ってらっしゃいますか?まず、民間企業よりもはるかに安定していて、倒産や解雇も起きづらく、社会的にも信用が大きいことがあげられますよね。
そして公務員と同じくらい福利厚生が充実しているのに、公務員よりも高い年収を得ているイメージ。うーん、銀行員との結婚って、メリットだらけな気がしますよね!
でもちょっと待って。銀行員との結婚生活の中では、しっかりおさえておかないといけない大事な注意点もいくつかあります。今回は、その注意点を見ていきましょう!
銀行員との結婚で大事な注意点7つ
1.転勤や部署異動は日常茶飯事
銀行員には転勤や部署異動がつきもの。そして転勤頻度も本当に頻繁です。総合職の銀行員の方は、少なくとも数年に一度は転勤があり、それを免れることはできません。所属する銀行にもよりますが、早ければ2年、遅くとも6年で転勤が行われます。
みなさんが簡単に名前を出すことのできるような大手銀行であれば、全国規模の移動が行われるため、転勤はイコール引っ越しです。銀行員の妻になるのなら、転勤族になることは覚悟しなければいけません。
2.転勤の告知がされるのは直前
そしてこの転勤なんですが、内示を言い渡されるのは転勤直前の場合がほとんどです。転勤してくださいと言われるのは早くて1ヶ月前で、2週間前にいきなり言われる、ということも当たり前です。
転勤時期がきたら覚悟して心の準備をしておけばいいというものでもなく、それ以外に毎月いつでも、転勤をする可能性があります。
旦那さんは、内示を言い渡されてからしばらくは、それからの仕事の引き継ぎにおわれるので、実際には引っ越しの手続きや荷造りなどは、奥様ががんばらないといけません。
3.飲み会が本当に多い!
銀行員は、ともかく飲み会が多いです。転勤や移動が2年〜数年ペースで行われる銀行では、毎月のように送迎会や歓迎会が行われます。
また、3月や9月には決算があり、厳しいノルマで帰宅が遅くなる上、ようやく期末をのりこえたと思ったらまた部署内やグループ内の慰労会やが続き、帰宅は深夜。
それに加えて同期との親交を深める同期会も頻繁にあります。外回りの営業に配属されると、毎日飲み会なんてことも起きてきます。銀行員と結婚するなら、ともかく銀行員は飲み会が多いということを肝に銘じて置く必要がありそうですね。
4.持ち家の人以外は基本的に社宅
「倍返しだ!」の台詞で盛り上がったドラマ「半沢直樹」の舞台も社宅でしたね。基本的に、銀行員は最初のうちは社宅暮らしだと覚悟しておく必要があります。社宅は福利厚生のひとつなので、社宅に入ることを拒むこともできますが、まだヒラの銀行員のうちにあまり社宅拒否をするとイメージが悪くなるという話も聞きます。
また、実際に社宅は家賃も安いため、マイホームへの資金を貯める時期には、社宅で少しガマンしておきたいものです。銀行員は三十代後半にはマイホームを購入する方が多いので、そう長い期間ではありません。最初は社宅からスタート、と覚悟しておきましょう。
5.こわい社宅トラブル
銀行員と結婚した奥様にリアルな話を伺ったところ、その奥様の入られた社宅には「奥様会」というものがあったそうです。
そこには男性には分からない(男性の知らない)世界観があり、派閥があるそうです。ドラマの世界にあるように、夫の役職は、イコール妻と子どものポジション。実家の格までチェックされ、ゴミ当番や草むしりなどの掃除のときには必死で笑顔を振りまく必要があるそうです。
もちろんそんな社宅ばかりではありませんが、自分の入居する社宅に「奥様会」があるのかどうかは、入ってみないとわかりません・・・。
6.出世しないと収入があがらない
銀行員は年収1千万超えも当たり前、というイメージがありますよね。しかし実際には、出世しない銀行員の年収は、そう高くありません。出世する男性はスピード出世していく銀行員。逆に、入社から数年経っても役職がついていない銀行員は、その後も年収がものすごくあがるということはなかなかありません。
20代の銀行員で、年収が400万円もらっていないという銀行員も珍しくないんです。特に今は、マイナス金利で銀行には冷たい風が吹いています。ミスが許されない厳しい業務内容であることを考えると、年収と業務内容が対価として合っていない方もいらっしゃいそうです。
7.簡単には離婚できない
銀行員は、体面をもっとも重視します。結婚式には、現在の部署の上司だけでなく、これまで転勤してきた中でお世話になってきた上司の方々にも出席していただくことになります。それが離婚となると、かなりのスキャンダル扱いになってしまいます。
マイナス査定の対象とみなされるケースもあるそうです。出世しないと年収があがらない銀行員にとって、出世に関わる可能性のある離婚は、絶対に避けたいところ。一度結婚したら、離婚したいときにそう簡単には離婚に応じてもらえないと思っていたほうがいいですね。
8.年収は多いけれど出ていくお金も多いから楽ではない
銀行員は年収が高い傾向にありますが出ていくお金も多いです。帰りが遅く食べて帰ってくることも。外食はたかくつきます。飲み会やゴルフの他にも家や車も横並びなのです。銀行の住宅ローンは新築を買う新婚夫婦向けにつくられている商品です。
「旅行が好きで家にそんなにこだわりはないから家は中古マンションでいい」
と思っていても同僚がみんな新築マンションを買う中でなかなか中古は買いにくいかもしれません。出ていくお金も多いのです。IT企業の方がデニムで出勤し個人主義でそれぞれ自由なのにたいして、金融機関の方はみんなスーツで出勤し全体主義で協調性を求められます。
銀行員との結婚には、注意点もいっぱい
ここまで、銀行員との結婚生活で大事な注意点をいくつか見てきました。転勤や引っ越しが多く、飲み会や社宅トラブルなど、銀行員との結婚をする上では最初に覚悟をしておかないといけない点もいくつかありますね。
とはいえ、やっぱり安定した高年収をねらえる銀行員との結婚は、魅力的です。ぜひ今回の注意点を読まれた上で、内助の功を発揮して、賢い奥様をしていただきたいと思います。ストレスフルの銀行員だからこそ、可愛い奥様のサポートを喜んでくれそうですね。
こちらの記事も参考に
銀行員と出会うためには職業を知ってで出会える場で婚活をするのがいいでしょう。おすすめは忙しいビジネスマンが登録している婚活サイトに登録してみること。空いている時間に自分のペースで婚活できるため、銀行員以外にも年収の高いビジネスマンに婚活サイトは人気です。
マッチドットコムという1995年に誕生した老舗婚活サイトは銀行員の他にも、外資系勤務の方や海外留学経験がある方など高学歴な方が多く登録しています。