出会いを放棄しているのはあなた自身!?
出会いをつながりに変えるには
「どうして私には出会いがないんだろう?」そう悩んでいる人の話をよく聞いてみると、出会いがないというより、最初から「つながり」を放棄しているケースが多いんです。
これでは、自分で巡り合わせを悪くしているようなもの。もったいないですよね。
そこで今回は、出会いがないという人に見られる5つの特徴をご紹介。あなたが当てはまっていても大丈夫!今日からできる解決策もお教えします。
あなたが出会いをつながりに変えられない5つの理由
1.好き嫌いが態度に出る
好き嫌いが態度に出るたび、あなたは気づかないうちに、つながりの芽を摘んでしまっているんです。理由は2つ。
一つ目は、好きな人だけに優しくすることは、出会いの機会損失ということ。食べ物でもよくありますよね。食わず嫌いをしていたけど、思い切って食べてみたら案外口に合ったというケース。
人の場合だと意外性ということになるのですが、マイナススタートだからこそ味のある出会いになることも。
二つ目の理由。嫌いな人や物事を毛嫌いする態度は、見ている人を不快にするからです。そんな姿を好きな人が見ていたら?
どうしても厄介な人や物事には、苦笑いするくらいの軽やかさでいたいところ。
【解決策】
人の好き嫌いをせず、優しくフェアであろうとすること。
2.好奇心が冬眠している
自分以外に興味を持てないのは、なんらかの理由で心が不感症になっている可能性が。
原因は、幼少期に学習した心のパターンかもしれませんし、栄養の偏り、疲労や加齢など、いくつか複合的に絡んでいることもあります。
ここでオススメしたいのは「ジャーナリング」です。
その日あった出来事、それについての自分の心の反応を、良い悪いで判断せずにただ書いていきます。フォーマットや書き方は自由。文字でも絵でも構いません。できれば3か月は続けましょう。
人に見せる必要はありませんし、保管しておく必要もありません。その点は自由です。できるだけあなたにとってストレスがない形でトライしてみてください。ちなみに私はキャンパスノート&ボールペンでやっていました。
【解決策】
ジャーナリングで自分の感じたことをただ表現する。
自分の素直な感情に気づくと心のヒダが復活し、冬眠していた好奇心も目覚めますよ。
3. 隙間時間にスマホゲーム
これは、ゲームが悪いわけではありません。ただ、出会いにおいては、目の前の人から自分を切り離すことによる機会損失となる点と、もっと重要なポイントがあります。
電車やカフェでゲームをしている人を観察してみてください。大抵、不自然な姿勢で頬はたるみ、眉間に力が入っています。
つまり、公共の場で黙々とゲームに夢中になっている姿は、男女関わらず単純に美しくないということ。もし、これから会う予定の異性がたまたま見ていたら?
これまでゲームをしていた数分、数十分を文庫本の数ページに使ってみましょう。名作と言われるものがオススメです。見た雰囲気が良くなるだけでなく、名作を味わうひとときがあなたの心に潤いをもたらし、出会いの会話を豊かにしてくれます。
【解決策】
隙間時間は名作の文庫本を読んでみよう
隙間時間をゲームに占有されているよりずっと、あなたに自信を与えてくれますよ。
4 .頭を下げない
あなたは、知り合ったばかりの知人達を料理でもてなそうとしました。メニューを考え、どんな食器を使うか、料理を出すタイミングは、デザートの後はとっておきのコーヒーを淹れて、音楽はこれを…と準備を進めていました。
万全の用意をした当日。一人の人はテーブルに着いて「なんかレストランみたい」とスマートフォンで料理や花の写真を撮ってSNSにアップロードしたのち、「そういえば、この間あそこで食べたのとちょっと似てる。このソースとか」と言いながら「なかなか美味しかったよ、また来るよ。」と言いました。
もう一人は、テーブルに着く前に「ご招待いただきありがとうございます。私、ダリアがとても好きなので嬉しいです!」とお辞儀をし、料理を前に「いただきます」と頭を下げ、「美味しい!このソースも○○さんの手作りですか?」「私、クラシックは詳しくないんですが、とても優雅な気持ちになります。」と言いました。
神社の鳥居を前にして、そのままくぐっていく人と、一礼して歩を進める人。寺社仏閣にただ観光気分でくる人と、作法にのっとり神聖さに頭を下げる人。レストランで心のこもった料理を前に、真っ先にスマートフォンを向ける人、いただきますと手を合わせ頭を垂れる人。
出会いの幅や深さがあるのは、後者ということをイメージしていただけると思います。
あなたはどちらでしょうか?
【解決策】
その出会いに頭を下げよう
5.相手に興味を持っていることを伝えない
「好奇心」にも関わりますが、積極的に相手に働きかけない人は出会いが育ちません。先ほどのもてなしの会話を例に挙げると、
A「この間あそこで食べたのとちょっと似てる」
あなた「そうなんですね。どこのレストランですか?」
A「表参道につい先日できたフレンチです」
あなた「あぁ!私も気になってたんです。シェフが有名な方だそうですね」
A「そうらしいですね。テレビにも出ていました。」
B「このソースも○○さんの手作りですか?」
あなた「そうなんです。お口に合って良かったです。」
B「本当に美味しいです。どうやって作られたんですか?」
あなた「簡単なんですよ。レシピは……で出来上がりです。」
B「本当に簡単なんですね。私にもできるかな。そうだ、今度味見してください。」
AとBの会話で、未来に繋がるのはどちらかおわかりですね。
【解決策】
相手に興味を持っていることを伝えよう
出会いをつながりに育てる訓練を
始めた人から出会いが変わる!
出会いを育てる力を自然と鍛えられた人は幸運ですが、そうでない場合、訓練が必要です。好き嫌いを態度に出さない、好奇心を取り戻す、オンラインゲームの代わりに文庫本を読む、頭を下げる態度を持つ、相手に興味があることを伝えること。
これらは、あなたの出会いを確実に広げるための下地となります。始めた人から本当に変わりますよ。