恋愛に年齢は関係ありません。
「恋愛」と言われると中高年の方の中には、自分とは関係のないことのように思う人も多いです。
でも、実は中高年だからこそ恋愛が必要な時代になってきたとも言えるのです。
人生100年時代になった今、長い人生を共にできる相手がより必要とされているといっても過言ではありません。
中高年の恋愛で相手に求める条件
中高年が恋愛のパートナーに求める条件は以下の通りです。
落ち着いた態度で癒されること
中高年にとって、パートナーには安定感と落ち着きを求めることが多く、心の平穏をもたらす存在が理想です。
甘やかしてくれる
互いに甘やかし合い、心地よい関係を築くことが重要とされます。 お互いの気持ちを大切にすることが求められます。
話しやすく聞き上手
相手との会話を楽しむことができる人は魅力的です。 聞き上手であることも重要な要素です。
結婚を急かさない態度
中高年の恋愛では、結婚を急かすことなく、現在の関係を楽しむことが重視されます。
考えや行動を理解しあえる
互いの考えや行動を理解し合えることは、中高年の恋愛において非常に重要です。
中高年の恋愛は同年代がおすすめ
同年代の人との恋愛がおすすめされる理由は以下の通りです。
相手に求める条件が揃いやすい
同年代のパートナーは、価値観や生活リズムが似ているため、互いの理想を満たしやすいです。
結婚への考えが合う
結婚に対する考え方や期待が、同年代では似ていることが多く、理解し合いやすいです。
周囲からの理解が得やすい
同年代との恋愛は周囲からの理解を得やすく、社会的なプレッシャーが少ないです。
中高年の恋愛でアピールできること
中高年の恋愛市場において、特にアピールできるポイントはその人の経験や成熟度です。
この年代の恋愛では、若い時とは異なる魅力が求められます。 以下は中高年が恋愛においてアピールできる主な要素です。
経済力
中高年の恋愛では、経済的な安定性や自立は重要な要素です。
長年のキャリアや責任ある職務を経て得た経済力は、安心感や信頼感を与え、恋愛においてプラスに作用します。
経済力は単に金銭的な余裕を意味するだけでなく、人生における安定性や計画性の象徴ともなります。
包容力
年齢を重ねることで培われる包容力は、中高年の恋愛における鍵となる要素です。
相手を理解し、受け入れる能力は、関係の安定や成熟に不可欠です。
この年代では、相手の過去や現状を包み込むような優しさや寛容さが特に評価されます。
異性の接し方
中高年になると、異性への接し方において、若い頃とは異なる洗練さや落ち着きが期待されます。
落ち着いたコミュニケーション、相手を尊重する態度、そして恋愛における成熟した対応は、魅力的に映ります。
人生経験
多くの人生経験を積んだ中高年は、その経験を通じて得た知恵や洞察力を恋愛に活かすことができます。
これらの経験は、新しい関係においても、豊かな話題や深い理解を提供し、共感を生み出す源泉となります。
中高年が恋愛するうえで注意すべきポイント5選
中高年が恋愛するときに、注意すべきポイントを紹介します。
1. 中高年だから恋愛ができないと引っ込み思案にならない
「自分はもうそれなりの年齢だから恋愛なんてありえない」と思い込んでいませんか?
でも、人間は誰でもさみしさを抱えていることは同じです。むしろ、心身共に衰えを感じ始める中高年に差しかかっているからこそ、そのさみしさをわかちあったり支え合ったりそういう相手がほしいものです。
たとえ、子どもがいたとしても必ずしも支えになってくれるとは限りません。子どもにも自分の人生があります。
やはり、お互いのさみしさや考えていることを共有できるのはパートナーです。中高年だから恋愛ができないと考えるのは幻想です。
人間は何歳になっても恋愛はできますし、昔ほど離婚歴があることが結婚のハードルにならなくなったこともあり50代以上で婚活する方も増えました。
人を好きになったり、素敵だと思うことは自然なことです。
恋愛をしたいと思いつつ、自分の年齢を考えて断念してしまうのはもったいないことです。
「○○歳だからもう無理」と思ってしまったらそこで終わりです。自分の人生に自分で限界を作るのはやめましょう。
2. 心安らぐ恋愛をめざそう
長い人生を生きてくると、みなさんいろいろ学んできたことも多いのではないでしょうか?
たとえば「思いやりの大切さ」とか「相手の立場になって考えることの重要性」など・・・。
それを活かすことで、よりしあわせな恋愛をすることができます。
若いときの恋愛というのは、どちらかというと情熱重視です。
お互いのことを好きだという気持ちだけで結婚し、それぞれ自己主張をしながら暮らす傾向にあります。
でも、ある程度の年齢を重ねるとそういう「感情」より「理性」のほうが大事だということがわかってきます。
その上で恋愛すれば、一緒にいることで心安らぐような「平穏な恋愛」ができるようになります。
ですから、感情的にならず「理性」を大事にした恋愛をするよう心がけましょう。
3. 周囲への配慮をすることも大事
中高年で恋愛をしたいと思っている人の中には、ずっと独身を貫いてきた人も多いはずです。
親の介護をしていたり、実家に戻って一緒に暮らしていたり、経済的に親に援助している人もいます。
また、結婚歴のある人の中には子どもがいて、その子どもが自分の親が恋愛をすることに対してあまり寛大になれない場合もあります。
ある程度の年齢を重ねると、若い時と違って背負っているものがそれぞれあることも多いです。
そして、それもやはりその人にとって決して捨てることのできない大事なものなのです。
なので、お互いのそういう背景についても理解しあってそれを尊重しあうことも重要になってきます。
そうやってお互いの立場を理解し合うことが、愛情のひとつの形といえるでしょう。
4. 心が弱くなっているときに陥りやすい不倫に注意
恋愛をする場合、誰しもその相手は独身でなくてはいけないことは知っています。
でも、人間何か悩みがあったり孤独に陥ってしまうと、相手が既婚者であっても頼りたくなったり恋愛感情を抱いてしまう弱さを持っています。
若いとき以上に、中高年になって既婚者との恋愛に陥ってしまう可能性が高いのです。
結婚している方も多く、今の夫婦関係が覚めているからと離婚成立していないのに相手探しをしている方もいるのです。
若い時と違って、社会的立場もあり不倫していることで失うものは大きいです。
相手の配偶者から訴えられるリスクもあります。
そういう失敗を避ける場合は結婚相談所で婚活するのが間違いはないでしょう。
5. ゴールは「入籍」なのか話し合う
恋愛のゴールが、「結婚」という形になるのが一番理想的なことは言うまでもありませんが、中高齢の場合は入籍しないカップルもおります。
入籍しないケース1.子どもが反対する場合
子どもがいる場合、反対されるケースもあります。もちろん、親のしあわせを喜んで子どもたちが親の結婚を祝福してくれる場合も少なくありません。
入籍しないケース2.相続問題
ただ、そういうケースばかりではなく将来の遺産相続などの問題が原因で結婚まで簡単にたどりつけない場合もあります。
入籍しないケース3.苗字を変えられない
今の法律では、夫婦は同じ苗字にならなければなりません。仕事して20年30年使っていた名前を変えることのハードルも高いでしょう。
入籍しないケース4.親の介護がある
親の介護もお互いが力を合わせてやっていくことで一致できると、それは障害にはならず、むしろお互いの絆になります。ところが、そこで一致できないと結婚する上での障害になります。
中高年におすすめの婚活サイト
ユーブライド
中高年の方が新たにパートナーを探す場合どんな出会い方があるのでしょうか。
シニア向け婚活パーティーもありますが、手軽なのは婚活サイト。
ユーブライドは登録者の4人に1人が結婚歴があり、アラフォー以上の会員が男女ともに多いです。
マッチドットコム
1996年にアメリカで始まったマッチドットコムは最も歴史があるネット婚活サービスです。
その為、シニア世代のユーザーも多く、30~50代の方が中心に登録しています。
マリッシュ
マリッシュは再婚希望者向けのシングルマザー、シングルファーザーを優遇している婚活サイトです。
20代の方もおりますが、離婚経験者が多く女性無料です。
中高年だからこそできる恋愛をめざそう
中高年だからこそパートナーが必要になる・・・そんな時代になってきました。
でも、ある程度の年齢になるとそれぞれに背負っているものがあり、若いときのように手放しでの恋愛ができないケースも多いです。
なので、お互いに思いやりをもってお互いの事情を理解し合うことが大切です。
さらに、中高年になるとさみしさから既婚者との恋愛をしてしまう人もいます。
でも、それは最終的には、結局自分を苦しめる結果になります。
中高年の恋愛で一番求められるのは「理性」です。人生を知り尽くした大人だからこそできる、平和で穏やかな恋愛をめざしましょう。