6年間あらゆる婚活を経験してついに結婚相談所に入会
結婚相談所入会9カ月目で成婚退会
20代後半から婚活アプリ・婚活サイトや婚活パーティーを始め、ありとあらゆる婚活サービスを6年間利用し、2018年1月末、33歳で結婚相談所に登録。9ヶ月で成婚退会しました。現在は夫の転勤で東京から大阪へ引っ越し、幸せな新婚生活を送っています。
婚活を始めようと思ったきっかけは30歳を数年後に控え、次は結婚を視野に入れてお付き合いできる人と付き合いたい!せっかくだから出会いの幅、可能性を広げたいと思ったことでした。
数打ちゃ当たると思って暇さえあれば婚活していた
婚活サービスを利用して出会いの機会を沢山作れば、いつか理想の男性と出会えるはず!と、それから6年間、「数打ちゃ当たる」戦法で、暇さえあれば婚活をしていました。正に「婚活戦士」でした(笑)
「数打ちゃ当たる」は、さすが王道の戦法であるので、お付き合いに発展する方は割とすぐに現れました。しかし目標である結婚には至らず、破局。
それを6年間繰り返していました。「数打ちゃ当たる」はずなのに、雲行きが怪しい…一度立ち止まって考えることに。
結婚相談所なんてモテない人しかいないのでは?と思っていた
その頃、一つ目の運命の出会い、後に担当カウンセラーとなる、婚活支援をしている田井さんと出会いました。 (田井さんの結婚相談所みらい結婚コンシェル取材記事はコチラ)
そんなご縁もあり、2018年1月末、33歳で結婚相談所での活動を開始!活動前は「相談所なんて最後の砦。モテない人しかしないのでは…」と少し思っていましたが、蓋を開けたらびっくり。色々な意味で良い男揃いではないですか!
しかも彼らは婚活アプリや婚活パーティーに参加している男性とは違い、独身証明書を提出しているれっきとした独身、そして結婚願望があり、そう遠くない未来の花嫁を探している!他の婚活サービスと比べて、なんて楽で安心して活動できるんだろう、こんなことなら最初からやっておけば良かった!と思いました。
テンション上がりまくった私は6年間の婚活で染みついた「数打ちゃ当たる」戦法で、たった数日の間に90人もの男性にお見合いを申し込んでいました。
しかし大事なことを忘れていた私。
真剣交際に発展しても交際終了に至る
素敵な男性が沢山いたとしても、彼らからも自分を選んでもらわなければ先には進みません。いわゆる「高望み」をしていましたので、申し込んでも断られまくり、やはり年齢の壁か…(それだけではないです笑)と早く始めなかったことを後悔しましたが、それでもこちらからのお申し込みを受けて下さる方、またお申し込みをして下さる方もいらっしゃいました。
最初のひと月でお見合いをしまくり、そのうちの何人かの方と仮交際に進み、真剣交際に発展した男性もいましたが、残念ながらその方とは交際終了。
33歳最後の日にお見合いした可もなく不可もなくの男性
次の第2シーズンで今の夫と出会いました。
夫とお見合いをしたのは奇しくも33歳最後の日。またひとつ年齢が上がる前にスパートかけなくては!と申し込んだうちのひとりでした。
帝国ホテルのラウンジ前での待ち合わせ。その頃にはお見合いの待ち合わせも慣れたものでしたが、その日の私はコンタクトをするのを忘れ、しかもラウンジ前には同じくお見合いと思しき男女で溢れかえっており、見つけられるのか少し不安に思い始めたとき、夫が私を発見してくれました。
第一印象はよく覚えていないのですが、「写真より老けているな~。」とか思ったかもしれません(笑) プロフィール写真に関しては彼に限らず、お互い様ですが…。
お見合いをしてみて、特別な印象や感情はありませんでしたが、大人で落ち着いているなー、優しそうだなー、仕事に誇りを持っているんだなーと思い、断る理由もなかったので、担当の田井さんに交際希望と伝えました。めでたく、交際成立!
2回目は仕事帰りデート
お見合いから1週間空けず、仕事帰りに初デートをしました。食事を終え、席を立とうとした時、「誕生日近いよね?」と、なんとニコライバーグマンのフラワーボックスをサプライズプレゼント!プロフィールには誕生月しか公開されませんが、年齢が上がったことに気が付いたよう。なんて気遣いができる人なんだろう、そしてセンスが良い!と彼の株が急上昇(笑)
それからも1週間に一度位の頻度でデートをしていました。
最初の頃は並行して交際していた男性も何人かおり、そこそこ忙しかったのですが、彼の提案してくれるプランはいつも私のポイントを押さえたものだったので、それに釣られ(笑)、気が付くととても良いペースでデートを重ねていました。
夫も初めから私のことを特別気に入っていたわけではないと思いますが(たぶん)、それでも目の前の人と前向きに関係を深めていこうとする姿勢は大人で素晴らしいなと今振り返って思います。婚活ではせっかくご縁があっても、お互いに「あなたのことはそれほど」だと、よく知り合えば本当は相性抜群かもしれないのに、チャンスを無駄にしてしまうことも多々あると思うので…。
知り合って1か月後に…彼から思いがけない話
お見合い、交際開始から1ヶ月位経った頃。彼よりある重大な告白がありました。
「来月から大阪に行くことになった。」と。まさかの転勤です。
その時私が思ったこと。『大阪なら花園ラグビー場、甲子園、山崎蒸留所にも行けるな!良いかも!』
そう伝えると少し驚きつつも、内心とてもほっとしたようでした。
婚活では大多数の人は避けるけれども自分は許容できる・問題ないと感じる条件が有利に働きます。
例えば、薄毛、体格、年収、婚歴、大きい年の差、家族との同居など…。私の場合も転勤のことも含めてそういったポイントがいくつかあり、理想通りの男性と結婚できたのではないかなと思います。これもお互い様ですよね。
転勤の話があった次のデートでも、もし大阪に引っ越したら…と妄想話で具体的に大阪での2人の生活を思い描いたりして、その次のデートで真剣交際に進めよう!ということに。お見合いから6週間後のことでした。具体的な迷いや不安があったわけではないのですが、この時はまだ「私、この人と結婚するのかな?」とあまり実感はありませんでした。
その後は転勤の準備もあり、彼は出張が多くなりましたが、時間を見つけてはデートを重ね、お互いの実家へ挨拶に行く計画を立てたり、婚約指輪の希望を聞いてくれたりしました。
引越しの日にプロポーズ?
そしていよいよ引っ越しの日。彼の家へ手伝いに行きました。引越業者さんの手際の良さに見惚れているうちにあっという間に搬出完了。彼はその日のうちに大阪へ移動しなければなりませんが、まだ早い時間だったので、彼が住んでいた家の近くのお店でお疲れ様会をしました。
私「そういえばいつ成婚退会しようか?」
彼「同じこと言おうと思ってた!いつがいい?」
私「いつでもいいよ。」
彼「じゃあ、今日にする?!」
私「今日?!(笑)」
せっかくだから出会いの場所である帝国ホテルでプロポーズしようと日比谷へ移動。プロポーズの言葉をもらい、お見合いから9週間後、めでたく婚約。そんな弾丸プロポーズでした(笑)
念願の明治神宮挙式
私も仕事の後任探しや引継ぎがあったので、その後はしばらく東京⇔大阪の遠距離で結婚の準備を進めました。
お互いの実家挨拶、両家顔合わせ、私の引越しなど滞りなく進めることができ、ついに2019年3月、念願の明治神宮で挙式、翌日大阪で婚姻届けを提出して晴れて夫婦となり、私の長きに渡った婚活は幕を閉じました。
6年を振り返ると恋愛を楽しんでいた時期があった
素敵なお相手に巡り合えますように
今振り返ると、婚活を始めた当初はただ恋愛を楽しんでいただけだったように思います。
結婚は生活というと、夢がないように聞こえてしまうかもしれませんが、快適で不安のない幸せな生活こそ皆が求めているものだと思います。結婚生活は良いことばかりではなく、時に予期せぬことが起こるものだと思いますし、それを2人で協力して解決していかなくてはなりません。
そんな人生を共有しあう大事なパートナーをときめきや感情だけで決めていいものだとは思えません。愛情だけでごはんは食べられないし、快適な生活は送れません。幸せな結婚を望んでいる方にはどうかそのことを忘れずに、素敵なお相手と出会って欲しいなと思います。