36歳の婚活は厳しいの?結婚相談所に入れば大丈夫?
「なぜ独身なの?」と思われたくないのは甘え
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
36歳独身女性といっても様々な方がおりますね。離婚して婚活しようと思った人、彼氏と別れて婚活市場に戻ってきた方もいるでしょう。
仕事が忙しくて、気が付いたらその年だったという若いころ仕事に捧げてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。アイドルの追っかけしていたとか趣味に捧げた方もよく聞きます。
でもね、
「36歳でなぜ独身なんだろう」
という印象を持たれるものだと覚悟は持ってください。きっと婚活を始めたら、40代の未婚の男性にも会うでしょう。その男性が土日しっかり休みながら
「仕事が忙しくてこの年だったんだよ」
と言っても言い訳にしか聞こえないでしょう。玉手箱でも開けたんですか?って突っこみたくなりませんか?
36年生きてきたのであればこの「36歳で独身なの?」と思われるものだと思ってください。ここにいちいち反応しないで、そういう風に思う人が多いものなのです。
36歳はこんな風に思われるのかというと36歳だと8割近い女性が一度は結婚しているのです。
36歳婚活女性を一括りにはできない
でも本当は、36歳という年齢だけで婚活女性は一括りにはできないよなと個人的には思っています。この記事を読んでいる方はどちらかといえば「36歳の婚活って厳しいよね」とどちらかといえばシビアに考えている方が多いのではないでしょうか?
「大人女子っていうし今の30代はまだだ若い。浜崎あゆみも滝川クリステルも40代で出産しているし大丈夫でしょう」
とおばさんの自覚がない36歳ならばヤバイから目を覚ましてと言いたいです。36歳ってもうアラフォーなんですけれど、33歳ぐらいと同年代のつもりでいる女性もいます。
危機感のない36歳は危ないでしょう。
一方で危機感をお持ちの36歳ならば希望は大いにあります。別に39歳でも44歳でも50歳でも結婚する方はいるのです。
結婚相談所に入会してる女性で一番多いのはアラフォーです
「もうこの年だし結婚相談所には行っても無駄なんじゃないかな」
と思っている方がいるのならばご安心くださいね。相談所によって若干の違いはあるものの、女性会員で一番多いのは30代後半というところが大多数です。
だから36歳で入会しても「その歳まで何してたの?」というような扱いを受けることはあまりないでしょう。
男性も30代後半~40代の会員が多いのです。
ただし、当たり前ですが結婚相談所に入ればライバルがたくさんいます。35~37歳ぐらいの年齢の男性は29歳女性もターゲットに入れているのです。
結婚相談所で若さや魅力が買えるわけじゃなく、ただ独身と結婚願望が保証された男性との出会いの機会を買えるだけなのです。
結婚相談所で成婚した女性の年齢一番多いのは…
アラフォー女性は一番会員で多いとお伝えしました。では結婚相談所で結婚する女性で成婚退会している女性は何歳が一番多いのでしょうか?
ショッキングな結果ですが、これがキレイに年齢に比例するのです。画像は日本結婚相談所連盟が公開している2019年の成婚者の年齢です。25~29歳女性が一番結婚しやすく、次に成婚しているのが30代前半の女性です。
「やばい!もうすぐ30代になるから婚活しなきゃ」
と29歳ぐらいで早々と結婚相談所に入会して、若いのに必死で婚活する女性がいてご自分のライバルになることを心得ておきましょう。
36歳は婚活が長期化しやすい
稀にいるのですが結婚相談所に入会して婚活したつもりになって、何の戦略も立てず、どんな結婚生活をしたいのか等何もなくだらだらと婚活を始めている方がおります。
もし、36歳でそんなノープランで「とりあえず婚活っぽい服をきて婚活メイクをして若く見せて、料理アピールしよう」なんて思って婚活していたら婚活しながら37歳38歳になるでしょう。
結婚相談所に入会しても、30代後半だと成婚者でも1年近く活動しているのです。計画的に、自分を客観視して、自分の魅力を相手に伝える努力、自分を磨く努力も必要があるでしょう。
たとえ美容に気を使い29歳に見えたとしても、本物の29歳にはかないません。ご自分の年齢の意味、社会的立場も考えてみてください。
20代というだけで欠点が緩和された
結婚するための自分磨きって何よと思われるでしょう。それは出会いの数をこなすことではありません。
20代ならばフリーターでも結婚相談所で結婚できるでしょう。では、36歳で職を転々としてきた女性を男性はどう思うでしょうか?
20代ならば高卒でも結婚相談所で結婚できるでしょう。では、36歳未婚ではどうなのでしょうか?最終学校から18年間何をしていたのと思われます。
20代で実家暮らし、お母さんに言われて結婚相談所に入会した過保護でも結婚できるかもしれません。でも36歳実家暮らしで親が気に入る男を探しているとしたらどうでしょうか?
「結婚したら退職するつもり」「結婚したら家を出るつもり」で相手もいないのに結婚する前提でぼんやり生きてきたとしたならば、もう結婚できない可能性も考えた方がいいでしょう。
結婚は無理と言っているわけじゃないです。誰かと一緒に暮らすうえで、生活の相手として見られない半人前を卒業しないとヤバイという意味です。
もし、実家暮らしならば結婚相談所に入会するより、一人暮らしをしてみる方が結婚に近づくかもしれません。結婚相談所は人生を安定させるための投資ではないのです。
結婚相談所に入れば市場価値を知るでしょう
マッチングアプリだけの婚活は36歳にはあまりお勧めしない
それでもどちらかといえば、結婚相談所は入会してみた方がいいと思います。他の出会い方より確実であることと、他の婚活では自分の市場価値を正確に把握できないのです。
アプリで婚活していたけれど35歳で結婚相談所に入会した女性がおりました。アプリで彼氏ができても結婚に話が出なかったりしたそうです。結婚相談所に入会して、同年代の男性に会えず、自分の市場価値の低さに愕然としたそうです。
でもそこで自分を見つめて、自分がどういう人間なのかを知り、ご結婚しました。お相手の男性は実はアプリで知り合ったそうです。
今までならば「可もなく不可もなく」と思っていた男性だったそうですが、結婚相談所に入会したことで「こういう普通の男性は貴重だ!逃しちゃだめだ」と気が付いたそうです。