29歳をウリにできるのは結婚相談所
結婚相談所を利用する年齢は低下している
結婚相談所は最後の砦と思っている方が多く、かつては30代後半になってから利用する人が多いサービスでした。ところが、マッチングアプリが流行しサービスを使って出会うことに抵抗がなくなった若年層が増えたため、より効率的な婚活方法として結婚相談所を選ぶ若い人が増えています。
図は結婚相談所パートナーエージェントを運営するタメニー株式会社が発表した結婚相談所入会時の年齢の分布です。
2017年時点では34歳で入会する人がボリュームゾーンでしたが、5年後の2021年は29歳がボリュームゾーンです。
この流れは今後も続くと考えられ、結婚相談所会員の低年齢化は進むでしょう。
それでも29歳は結婚相談所内で若い方
タメニーの発表によると、20代会員の割合も2017年なら21%だったのが2021年は25%に増えております。
20代の割合が増えているのは間違いないのですが、半分が30代で20代はまだ少数派です。
もし、結婚相談所に入れば29歳はそれでも結婚相談所の中では若い方になるのです。
29歳という年齢はマッチングアプリの中では武器になりにくいのですが、結婚相談所では武器になります。
マッチングアプリの方がいい人に合えるという噂の真相
結婚相談所とマッチングアプリを併用している人も増えました。併用している女性の中には「マッチングアプリの方がいい男に合える」と感じている方もいるようです。
これが怖いのです。結婚相談所とマッチングアプリで大きく違うのは男女比です。結婚相談所は女性が多く、マッチングアプリは男性が多いです。そのため女性は写真さえ公開して登録すればたくさんの男性から「いいね」が来るでしょう。
マッチングアプリの「いいね」と結婚相談所の「お見合い申し込み」は重みが100倍ぐらい違います。アプリならプロフィールも読まずに「いいね」を送る男性ばかりですが、結婚相談所はお見合いが成立したらキャンセル料も必要なので気軽に申込はしません。
マッチングアプリで自分の相場を見誤る女性がいるのです。男性の目的は結婚ではなくカラダ目的であることが多いのですが、「好き」「付き合おう」と目的のためなら彼らは言います。
マッチングアプリでデートが出来たようなコミュ力が高い男性は結婚相談所にもいますが当然人気があり、彼らは人気がある女性にアプローチをします。
マッチングアプリで自分に不釣り合いないい男に合えると勘違いすると婚活は難しくなるでしょう。
29歳はマッチングアプリより結婚相談所がおすすめ
29歳が婚活をする場合、男性も女性もおすすめは結婚相談所です。マッチングアプリを併用するのもアリですが、男性の場合は特に結婚相談所の方が会いやすいと思います。
男性は年収を気にする方もいらっしゃいますが29歳なら年収が高くなくても会いやすいのです。
結婚相談所も20代は割引価格があったり、安く利用できるプランを用意していることが多いので値段も安く利用することができます。
ただし、全ての29歳に結婚相談所がおすすめというわけではなくマッチングアプリの方が向いている方もいらっしゃいます。どんな人がマッチングアプリが向いているのか説明します。
田舎在住の人は結婚相談所よりペアーズ
田舎、地方在住の方は結婚相談所に登録しても会える距離に会員がほとんどいないことがあります。結婚相談所の最大手日本結婚相談所連盟(IBJ)は7.7万人の会員がいますが、東北地方北海道を合わせても1000人会員がいません。
ほかの結婚相談所も似たような感じで、首都圏、東海圏、関西圏ならばいろいろ希望で探せるとは思うのですが、地方に行くと期待するほど会員がいないということがあります。
地方の方にまずおすすめなのがマッチングアプリPairs(ペアーズ)です。日本で一番会員数が多いマッチングアプリです。近くに住んでいる人と会いたいならまずはペアーズを試してみてはいかがでしょうか。
シフト休みの人は事前にメッセージのやり取りができない結婚相談所は会いにくい
シフト休みの仕事で、特に土日の休みがほとんどないという方は結婚相談所が使いにくいです。
マッチングアプリは会う前にメッセージのやり取りができるので、双方が出やすいエリアや仕事が終わる時間を確認してどちらかの仕事帰りに夜ご飯デートも可能です。
結婚相談所はお見合いには食事禁止、お酒禁止、1時間以内などといったいくつかのルールがあります。このルール通りに婚活を進めるとなると、シフト休みの方はやりにくいと感じることも多いでしょう。特にお見合いのお店まで結婚相談所側が決めてお見合いをする仲人型結婚相談所だと、結婚相談所がお見合いで使っている飲食店の営業時間に合わざるを得なくなります。
エン婚活エージェント、パートナーエージェント、スマリッジといったコネクトシップ・JBA系の結婚相談所であれば、待ち合わせは駅の改札前集合で最寄りのカフェに移動するというやり方なので、平日仕事帰りのお見合いも成立しやすいです。
年下男性と出会いたい29歳女性はマッチングアプリの方が探しやすい
図は2020年の日本結婚相談所連盟(IBJ)の会員の男女別年齢層の分布です。20代男性が極めて少ないことがお分かりいただけると思います。
女性で年下男性がタイプという場合、結婚相談所よりマッチングアプリの方が理想の相手を探しやすいでしょう。
逆に結婚相談所で20代男性はこれだけ貴重なので29歳男性は結婚相談所利用するとマッチングアプリより断然出会いやすいです。
趣味が合う人を探したい場合は結婚相談所選びを慎重に
趣味が合う人を探したいという場合、マッチングアプリの方が探しやすいでしょう。
サイバーエージェントグループが運営するマッチングアプリタップルは趣味が合う人やデートプランから相手を探す設計なので特におすすめです。
結婚相談所は趣味で探すような仕組みがないシステムであることが多いのです。趣味が合う人を探したい場合、プロフィールつくりに工夫が必要です。そういうプロフィールつくりが得意な結婚相談所はあまりありません。
オタクに特化した結婚相談所とら婚は、アドバイザーも全員オタクというユニークな結婚相談所です。趣味が合う人を探したい場合はとら婚がおすすめです。とら婚は秋葉原、大阪、名古屋、池袋(女性専用)に店舗があり、29歳以下プランもあります。
創業4年で成婚者400人!オタク専門結婚相談所とら婚に取材しました
まとめ
29歳という時間を無駄にしないで
結婚相談所を29歳が利用すれば早くいい人と結婚できる可能性が高く、ダラダラマッチングアプリを続けるよりもおすすめです。
ただし、地方の方やシフト休みの方などアプリの方が会いやすいという方もいます。ぜひ参考にしてください。