“良質な油”はあなたを痩せさせ、可愛くしてくれる。
「油=太る」というのは間違いである!
油というと、多くの人が避けるべきものだというイメージを持つのは、油に「肥満のもとになるモノ」というイメージがあるからだと思います。確かに、あなたを悩ませる身体に付いた脂肪は脂質ですが、これは全ての油が原因であるかというと、そうではありません。摂るべき油と摂るべきでない油、これらについて必要な知識を付ければ、油はあなたの健康や美容のためのとても心強い味方となってくれることでしょう!
油をあなたの味方につけるために必要な知識とは?
そもそも、“悪い油”ってなに??
南相馬・小高でボランティア(援人号 1010便) / jetalone
最近は、テレビや雑誌のダイエットコラムでも「良い油」と「悪い油」という言葉をよく目にするようになりました。『良い油を摂るようにしなさい』という謳い文句をよく見かけますが、まずは、ここで本当に避けるべき悪い油について先に知っておきましょう。
悪い油の代表例
まず、悪い油の代表としてあげられるのが「トランス脂肪酸」です。具体的には、マーガリンやパンの原材料表示のところに記載されているファットスプレッドなどがそうです。これらは、人工的に作られた油で、姿かたちこそバターなどの本物の油に似ているものの、実態は油とは全く異なり油の働きをしません。化学的な面から見るなら、その構造は「プラスチックに似ている」と言われるほどの代物です。
これらは、自然界には存在しない構造をしているため、人間の体内では消化分解が出来ません。そして、どんどん身体に蓄積されていき、肥満を起こす原因となります。また、このトランス脂肪酸自体が糖尿病などの
生活習慣病を引き起こす他、染色体異常などの胎児に影響を及ぼすという恐ろしい影響も持っていて、その危険性から、ドイツなど日本以外の外国では既に禁止している国さえあるほどです。
痩せたい!可愛くなりたいなら「トランス脂肪酸」の摂取は避けるようにしてください。
では、どんな油なら摂っても大丈夫なの?
何も知らず安いからという理由で、マーガリンや酸化した油、リノール酸などの植物油などを使い続けてはいませんか?
実は、脳の中で水分の次に多い成分は“油”なのです!つまり、酸化した油や質の悪い油を摂るということは、そのまま脳にダメージを与えていることにも繋がります。
では、そのような悪い油を避け、どのような油を摂るようにすればいいのでしょうか?それは、
- α-リノレン酸
- EPA・DHA
- オレイン酸油
- 中鎖脂肪酸 など
具体的には、順番に亜麻仁油、魚の油、オリーブオイル、ココナッツオイルが挙げられます。これらの油は、摂取しても身体に脂肪として付きにくいだけではなく、健康や美容に嬉しい様々な効果をもたらしてくれます!つまり痩せて、可愛くなれる油ということですね。
良質な油には、どのような効果があるの?
- 脳の活性化
では、具体的にどのような効果があるのかと言うと、まずは悪い油とは反対に【脳の活性化】という効果があります。 - 便秘の改善
他には、【便秘の改善】。これは、最近まであまり知られていなかったのですが、便を柔らかくするのは水分ではなく油分なのです。そのために、便秘には油が必要になってきます。 - 空腹を抑える
また、【空腹を抑える】というのも油分を摂る大きなメリットになります。油と言うのは、摂取すると胃の中に他の食材よりも長い時間滞留する性質を持っています。これはデメリットのように語られることが多いのですが、見方によっては腹持ちが良いという側面を持っていることにもお気づきになれると思います。脂質を避けながらも糖質を多く摂ってしまうようなら、油分をしっかり摂って、空腹を避けた方が効率が良いと言えるでしょう!
油を上手に生活に取り入れて綺麗に痩せましょう。
しかし、絶対に避けて欲しい○○との食べ合わせ!
今回の油についての記事は如何だったでしょうか?
痩せたい!可愛くなりたい!と思ってダイエットをしていると、ついつい油に対しては嫌悪感を抱いてしまいがちですが『油を洗い流せるのは油だけ』なのです。良い油を意識的に摂って今よりもっと綺麗になりましょう!
ここで最後に注意ですが、油を摂る時、糖質は絶対に一緒に摂らないようにしてください!「糖×油」の組み合わせは脂肪の貯蓄を加速させますので、それだけは避けて、正しい知識の元で油と付き合ってみてくださいね!では、この度も読んで頂き、ありがとうございました!