パートナーエージェント、オーネット、サンマリエ、IBJで徹底比較!
どうせお金を払うならしっかり調べて投資したいよね
まりおねっとでは33歳で結婚相談所に入ったMさんに結婚相談所に入会するまでの経緯をインタビューさせていただくことに。
Mさんはこれまで婚活パーティー、婚活サイトなどで婚活をして彼氏ができたこともあったそうです。しかし、結婚には至らず、2018年になり「年内に結婚する!」と決意して結婚相談所に入会することにしました。誰もが名前を聞いたことがある大手4社のカウンセリングを予約し、お店に行ってみたそうです。
Mさんが無料カウンセリングを受けた結婚相談所
「戦略的婚活」 のパートナーエージェント
パートナーエージェントは担当分業制、「婚活PDCAサイクル」、「成婚KPI」、婚活力の数値化など、婚活を戦略的に進めていくことができる仕組みが整っています。成婚率や会員の交際率、平均お見合い数など、入会を検討している人達が知りたい様々な実績データの開示も他社にはない魅力ですよね。
パートナーエージェントのもう1つ特徴的な点として、今回カウンセリングを受けた他の3社にはない入会条件を設けています。HPには記載されていない為、詳細はお伝えできませんが、この条件があることによって「会員の方が安心して活動ができる」とのことです。
パートナーエージェントのカウンセリング担当者の印象
パートナーエージェントは「チーム婚活」を謳っており、担当分業制です。
それぞれ専門、いわばその道のプロが担当して下さるのは安心だと思います。大きなところでは初回カウンセリングを行う入会登録担当者(アカウントエグゼクティブ)と、入会後に活動をフォローして下さる担当者(専任コンシェルジュ)が異なります。つまり初回カウンセリングを担当して下さる方は入会を促すプレゼンのプロ。
今回担当して下さった方は他社の欠点を指摘し、パートナーエージェントが一番!というスタイルで、正直印象があまり良くなかったかも…。たまたま相性が悪かったのだと思います。
パートナーエージェントのメリット
フィードバックシステムを元にPDCAのサイクルで具体的な活動アドバイスを得られる。
例えばお見合いのお申込みやお申し受け、お見合い後のお断り理由のデータが蓄積され、定期的に行う面談の際にフィードバックして下さるそうです。振り返りによる気付き→改善することによって、お見合い・交際成立数をアップさせることができます。
入会に一定の条件を設けており、パートナーエージェントが認めた会員しか活動していない。
例えば男性の年収は年齢×10以上の年収であることが条件だそうです。他にも男女共通の入会条件がいくつかあります。
パートナーエージェントのデメリット
- 支店、会員ともに首都圏に集中している為、地方の方は活動が難しいかも…。
- 会員数が少ない。
2018年8月時点で自社会員11,595人。「ゼクシィ縁結び」や「エン婚活」などが連携している「コネクトシップ」の会員11,143人を合わせても22,738人。人数が多ければ多いほど、出会いのチャンスは増えるので、IBJやオーネットと比べると物足りないかも…。
パートナーエージェント公式ホームページ
「大手最大級の会員数」のオーネット
設立38年!相談所と聞いて真っ先に浮かぶうちの1社ではないでしょうか。
会員数が多い為、出会いのチャンスも多いと思います。今回の他3社と異なる点としては、基本的にマッチング後は相談所の担当者を介さず、2人でメッセージのやり取りをして初対面に持っていく点。
他の3社はお見合い(マッチング)が成立すると、当人同士のやり取りは一切なしで担当者が日時や場所の調整をして下さり、初対面となりますが、オーネットの場合はメッセージのやり取りができる為、もしやり取りの段階で会わないかも…と感じたらそこで終了することができます。
オーネットのカウンセリング担当者の印象
オーネットは初回のカウンセリング担当者がそのまま活動時のフォローをして下さる担当者になるようです。
今回担当して下さった方はとても明るく、前向きな気分にさせてくれるような頼もしい方でした。活動中に落ち込んだ時にも背中をバンッと押して「大丈夫よ!」と励ましてくれそう(笑) 上記のパートナーエージェント担当者ほどではないですが、やはり他社の欠点を指摘し、優位に持っていく手法でした。オーネットは出会い方の種類が多いのですが、違いなどが一度聞いただけではちょっと分かりにくい…
オーネットのメリット
- 成婚料が0円!他社は大体何十万円とかかるところが多いです。
- 会員数が多い!
自社会員のみで48,855人(2018年7月時点。活動休止中含む。)!多ければ多いほど、希望の条件の方が沢山ヒットする為、理想の結婚相手が見つかりやすいと思います。
オーネットのデメリット
お見合申込前に写真を必ず見れるわけではない
申し込み前に写真を閲覧できるのは「オーネットパス」、「オープンテラス」のみという手段に限られているようです。写真検索できる「オーネットパス」はプレミアムプランで年3回、支社に赴き、写真付プロフィールを確認→お申し込みをすることができます。
「オープンテラス」という写真をみれる設定は有料オプションです。見た目を全く気にしないという方は必要ないかもしれませんが、個人的にはやはり雰囲気は気になるし、支社に行かなくてはならなかったり、有料オプションとなるのはちょっと残念…。
マッチング後にメッセージの掲示板が立ち上がると写真を公開にするケースが多いようですが、公開した途端、閉じられてしまうこともあるそう…ちょっとショックですね。
マッチングしても必ずしも会えるわけではない
先述のとおり、マッチング後に当人同士でメッセージの交換、会う約束をしなければならない為、どちらかが積極的にリードしないと会えないことも?これでは独身証明書は出すけれども、婚活サイトに近く効率が悪いような気もします。
オーネット公式ホームページ
「老舗結婚相談所」のサンマリエ
オーネットに1年遅れ設立された老舗の結婚相談所。サロンの雰囲気やシステムなどもザ・結婚相談所といった印象です。紹介+データベース検索でお申込み&お申し受けするシンプルな構成。
相談所では珍しく、男性の割合の方が若干多く、年齢層は少し高め。紹介はサンマリエの会員のみ、データベース検索は連携している相談所の会員のみでサンマリエの会員は含まれていないそうです。データベース検索で気に入った方を「マイタイプ」に登録しておくと、その方の担当者の方には伝わり、先方も気に入ればお申込みして下さるのでチャンスが広がるとのこと!
サンマリエ公式ホームページ
サンマリエカウンセリング担当者の印象
サンマリエは初回のカウンセリング担当者ともう1名の専門スタッフがチームを組み、活動をサポートして下さるそう。
カウンセリングを担当して下さった方は上品で優しく、いかにも仲人さんといった印象の方でした。他の相談所との違いを伝えることはあっても決して悪くはおっしゃらず、終始丁寧にご説明いただきました。
サンマリエのメリット
コンタクトの方法を「お見合い」、「ネットお見合い」、「連絡先交換」から選べる。
「お見合い」は1万円(税別)で1時間のお茶、「ネットお見合い」は7千円(税別)で1時間はもたないので(笑)30分位だったかと。最初、担当者の方が繋いで下さるそうです。「連絡先交換」は4千円(税別)で当人同士のやり取りとなります。
詳細なプロフィール
データベースはかなり詳細な項目から検索できます。担当者の方は「IBJのプロフィール項目はサンマリエの項目を参考にして作成された」とおっしゃっていましたが…どうなんでしょうね??
サンマリエのデメリット
費用が高め
お見合いも1回1万円!安易には組めないので、真剣度が高くなるという意味ではメリットともいえるかもしれません。20代の方やシングルマザーの方、他社から乗り換えの方は初期費用の割引があります。
会員数が少ない。
紹介を受けられるサンマリエの会員数は不明ですが、検索から申し込みができるデータベースの元となる提携先会員数は3万人。同じように検索ができるオーネット、IBJと比べると物足りないかもしれません…。
サンマリエ公式ホームページ
「相談所によってスタイルは様々」IBJ加盟の結婚相談所
1,790社の結婚相談所が集まった婚活業界では最大のデータベース。2018年8月時点で大手最大オーネットを凌ぐ59,677人!大卒・大学院卒の割合が7割以上、年収のボリュームゾーンも高めです。料金システムやサービス内容は各相談所によって異なり、仲人型の恩恵をしっかり享受する為には相性の合う相談所を見つけることが鍵だと思います。
カウンセリング担当者の印象
IBJは1,790社の相談所の集合体となる為、相談所によってシステムも内容も様々です。
現在登録している相談所の担当カウンセラーさん(みらい結婚コンシェル)についてお話しさせていただきます。とにかく懇切丁寧で、いつも気にかけて下さっている印象。否定したり、考えやアドバイスを押し付けるようなことをされません。ストレスのない婚活になるよう、尊重し、お手伝いして下さいます。こちらから質問や相談をすると期待の10倍位(笑)しっかり対応して下さいます。
まりおねっとではMさんに紹介していただきみらい結婚コンシェルの田井さんにインタビューさせていただきました。取材記事はこちら
IBJのメリット
詳細なプロフィール
写真、年齢、年収、学歴、居住地等、基本的な項目はもちろん、家族構成、お酒・煙草、宗教、子供の希望等、かなり詳細なプロフィールを確認することができます。
会員数が多い!
大手最大のオーネットを凌ぐ59,677人!多ければ多いほど、希望の条件の方が沢山ヒットする為、理想の結婚相手が見つかりやすいと思います。
IBJのデメリット
男性の割合が少ない(男にとってはメリットかも)
男性:女性=2:3でどちらかというと男性の売り手市場です。男性もっと入会してー!(笑)
お相手と自分がそれぞれの相談所で受けているサービス、費用が異なる場合も多い。
所属している相談所が異なると、例えばお見合い費用の有無、安い・高いの違いがあったりするので、気になる人は気になるかもしれません。
料金やサービスの違いを説明すると、お付き合いをするとなったときに交際料というのが発生する料金設定の結婚相談所もあります。成婚退会するときの成婚料も入会している結婚相談所によって異なるのです。
仲人が初お見合いは同席する結婚相談所もあったりします。
IBJ加盟の相談所「みらい結婚コンシェル」にした決め手
1番はやはり担当者の方との相性です。信頼でき、この方と一緒なら安心して活動できるなと感じた為です。
また、詳細な検索条件で検索し、1ヶ月で200件ものお見合いのお申し込みができるので、自分が理想とする条件の方と沢山お見合いできるかもしれない!と思ったからです。会員数が多いオーネットのプレミアムプランでも1年で最大198人なので、この差は大きいです。
そして、結婚がゴールではなく、その先も幸せな結婚生活が続くよう、成婚後もずっとご相談やフォローをして下さるとのことで心強いなと思いました。結婚しても幸せが続かないと意味がありませんものね。
Mさんが入会したみらい結婚コンシェルの公式HPはこちら
4社相談所の違いまとめ
オーネットが他社と比較して独特のシステム
会員数の多さではIBJとオーネットが群を抜いています。
ただし、人数が多ければ多いほど、出会いのチャンスが広がるとは一概には言えません。毎月の紹介数、検索などからのお申し込み可能数、もちろん自分がお相手に対しての条件をどこまで求めるかによっても出会いのチャンスは変わってきます。
オーネット以外の相談所はお見合いの調整(オーネットもオプションでは可能。)やお見合い・交際のお断りを担当の方が手続きして下さるので楽です。お見合いは都合の良い日時をお伝えすればあとは相談所同士で調整、セッティングして下さいますし、交際のお断りや本人に伝えにくい、聞きにくいことなどは担当の方にお願いできるので負担が少ないです。
IBJやパートナーエージェントが運営している「コネクトシップ」、サンマリエの提携先ですと、お相手の相談所が自分とは異なるケースも多く、人によっては費用やシステムの違いに違和感を感じてしまう可能性もあります。
対してオーネットは自社会員のみですし、他もそれぞれの相談所内の会員同士であれば、費用やシステムが同じなので、気になる方には安心かもしれません。
最後に…カウンセリングの際に注意していただきたいことがあります。相談所の方が伝える他社の情報は必ずしも最新の情報や正しい情報ではない為、鵜呑みにはしない方がいいです。
実際に間違った情報を伝えていた相談所もありました。正確な情報はその相談所のHPか、カウンセリングの際に確認した方が確実です。
自分に合った相談所で素敵なお相手が見つかるといいですね。