別れる前には一度良く考えて!
価値観の違いは必ず起きると考えていい
人間というのは多かれ少なかれ価値観の違いというものはあるものです。例えばメールなどについても「恋人から来たのならすぐにメールを行うもの」と考えている人もいれば、「メールは一日に1度送ればいい」と考えている人もいると思います。
他にも「デートの時には男性におごって貰うのが普通」という考え方を持つ方や「デートの時には割り勘で行きたい」と考える方もいることでしょう。
このような比較的些細な価値観の違いであっても積み重なってくれば次第に不満がたまると思います。
しかし価値観の違いで別れたいと思っても、まずは慎重になることが重要です。そこで今回は、別れる前にやるべき5つのことについて解説を行います。
別れる前にすべき5つのポイント
1.まずは体調を整える
girl power / luarembepe
価値観の違いによって、かなりのストレスを感じてしまうこともあるのではと思います。
例えばデートなどでも相手が自分のことを振り回してきたり、あるいは「恋人であっても一定の距離感を大事にしたい」と考えているにも関わらず深夜や朝方に突然電話をかけてきたりするようなことをされてしまうと強いストレスになることでしょう。
人間は「体調が万全でないと、判断を誤ってしまう」ということが往々にしてあります。
例えば疲れていると普段言わないようなことでもポロっと言ってしまったりするようなことはあるのではと思います。恋愛の場でも同様です。
ストレスがたまっていたり気分が落ち込んでいたりするときには正しい判断が出来なくなってしまうことがあります。
まずはしっかりと心身を休めて冷静に物事に当たるようにすることが重要になることでしょう。
2.具体的に「価値観の違い」を考える
Thinking / Moyan_Brenn
次に、具体的に自分は相手の「どのようなところ」に対して不満を持っていたり、価値観の違いを感じたりするのかについて考えてみることが重要です。
感情論で相手のことを評価すると、相手のことがはっきりと見えなくなってしまうかもしれません。
例えば自分が嫌いな上司から怒られたとしたら、それが心からの忠告であっても耳に入らなくなってしまうということもあるのではと思います。
恋愛の場でも同様で、感情論で「もうこの人と一緒に居るのは出来ない!」などと思って別れてしまうことは、お互いにとっても不幸になってしまうのではと思います。
相手の行動の「どのような部分」に対してイライラするのか、あるいは「どのような考え方」に対して「価値観の違い」を感じるのかなどについて具体的に見たほうがいいでしょう。
3.相手に「自分の気持ち」を伝える
love / LyndaSanchez
次に行うことは「相手と話しあうこと」。
相手が起こす「こちらが気になる行動」は、相手は特に意識せずに行っている可能性があります。
例えば、あなたを待たせて夜遅くまで毎晩飲み歩く男性がいたとします。
しかし、この男性は寧ろ「自分がいないほうが妻が羽を伸ばせる」と考えているのかもしれません。「気持ちのすれ違い」が起きてしまうことは避けられればそれに越したことはありません。
そこで大事になることは「こちらの気持ちをしっかりと伝えること」です。
例えば先ほどの事例の場合には「夜遅くまで飲み歩かれると、家にいる自分はさびしくなるから、早く帰ってきてほしい」といったことがそれにあたります。
ただし相手を責めるような言い方をしないことが重要です。
4.相手の話にも耳を傾ける
In Two Different Worlds / Urban Footfall – Street Photography
また、恋愛のときに重要なことは「こちらが『価値観が違う』と思っているときには相手も『価値観が違う』と思っているかもしれない」ということです。
例えばあなたが普段、恋人を「がんばってね」や「けど元気だしなよ」といって励ますタイプだったとします。
相手が「励まされるより愚痴を聞いてほしいんだけどな」と考えているのであれば、寧ろあなたの励ましはプレッシャーになっているのかもしれません。
逆に「相手の悩みには共感してあげなくちゃ」と思って話を聞いていても、相手が「悩みを相談しているのだから解決策をアドバイスしてほしいな」と思っていたら、やはりこれもストレスになってしまうかもしれません。
この言動のように「こちらが意識していないのに、相手は実はすごく気にしていた」ということは多いのではと思います。
相手の話にも耳を傾けてお互いに話し合えるようにするといいでしょう。
5.具体的に「価値観をあわせてくれたらどうなるか」を話す
____________ / Steven Leonti
最後に、「相手が自分の価値観にあわせてくれたらどのような結果になるのか」についても話をすることが大事です。
例えば毎日遅くまで飲み歩いている男性の場合には「もし早く帰ってきてくれるなら、出来立ての晩御飯を作ってあげられるし、一緒に食べよう?」といったことがあたるのではと思います。
このような言い方をすれば相手も「無理に合わせている」という気持ちにならずに行動を変えてくれるかもしれません。
ただし、「妥協点」は必要。
例えば接待が業務である営業マンである場合には「毎日遅くまで飲み歩くこと」は寧ろ避けられないことなのかもしれません。
このような相手の事情も理解し、早く帰ることが出来ないと思ったのならば「遅くなるときには18時までに連絡をほしいな。そうしてくれたら、こっちもあなたが帰ってくるタイミングでお風呂のタイマーをセットしておけるから」といった形で妥協点を探すといいでしょう。
まずは体を休めて、考えることが大事
感情論で判断するのはお勧めできない
以上のように、価値観の違いがあったとしても、すぐに感情論で「この人とは合わない」と決め付けてしまうことは避けてください。
まずは体調を整えてから、相手の「どのようなところに『価値観の違い』を感じるのか」などについて考えること、そしてそれについて相手と話し合うことなどが重要になることでしょう。
感情的になって相手を追い詰めることや相手の事情を考えない要求をすることは避け「冷静に話をすること」「『相手がこちらにあわせてくれたら、どんなことをしてあげられるか』も話すこと」「お互いにとっての妥協点を見つけること」という気持ちを持って接することが大事です。