仮交際の3回目のデートでの成婚までのポイントを確認しましょう。
重要な理由、真剣交際への移行方法、迷っている場合の対応などもまとめました。
結婚相談所での仮交際に悩んでいる人におすすめの内容です。
仮交際3回目で成婚まで進むポイント
結婚相談所やマッチングサービスにおける仮交際の3回目のデートは、成婚への道を決定づける重要なステップです。
この段階でのポイントを把握し、うまく進むための戦略を紹介します。
2回目のデートの後に3回目の約束をする
2回目のデートの後、すぐに3回目のデートの計画を立てることは、相手への興味と継続的な関心を示す良い方法です。
早めの計画は、関係を進展させるために重要です。
3回目のデートは1日一緒に過ごす
3回目のデートで一日を共に過ごすことは、相手との親密さを深める絶好の機会です。
長い時間を共にすることで、より深い理解を得ることができます。
仮交際3回目は敬語をやめる
3回目のデートで敬語をやめることは、よりリラックスした、親密な関係への移行を促します。
これは、相手との距離を縮めるための重要な一歩です。
価値観や結婚観を共有する
価値観や結婚観を共有することは、相手との相性を深く理解するために重要です。
共通の価値観は、長期的な関係の基盤となります。
真剣な気持ちを軽く伝えておく
真剣な気持ちを伝えることは、相手に対する関心と意図の真剣さを示します。
しかし、重すぎる表現を避け、軽い口調で伝えることが望ましいです。
ライバルの確認はしない
これは、3回目のデート時に限った話ではありません。
あなた以外の仮交際相手がいないかどうか……これは確かめるべきではありません。
知ったところでどうしようもないですし、あなたの気持ちが高まれば高まるほど嫉妬するだけです。
また、仮交際している人数を聞くのは、ルール違反ではなくてもマナー違反。
人としての格を落とす原因になるので注意してください。
仮交際3回目が重要な理由
仮交際の3回目のデートが特に重要な理由について探ります。
この段階でのデートは、仮交際の成否を大きく左右することが多いため、特に注意を払う必要があります。
お互いが3回のデート終了後に決断を迫られる
仮交際の3回目のデートが終われば、仲人から「どうするの?」と聞かれるものだと考えておいてください。
だから、あなたの気持ちを固めることがもっとも大切です。「結婚を前向きに考えたい」と思うのであれば、その意思を仲人に告げます。
逆に、「やっぱり、結婚は考えられない」と思うのであれば、そう告げるのも良いでしょう。
問題は、保留にしたい時ですが……その時もやはり仲人に素直な自分の気持ちを告げることです。
さて、相手もあなたとまったく同じ立場であることも忘れないでください。
相手もあなたとの関係を今後どうするのかを考えています。
仮交際2回目までで終わってしまう場合が多い
多くの仮交際は2回目のデートまでで終了してしまう傾向があります。
したがって、3回目に進むことは、相手との関係が前進している証拠となります。
仮交際3回目まで進んだら希望がある
3回目のデートまで進むことができれば、相手との関係に進展があることを意味します。
この段階まで進めれば、成婚に向けての希望が高まります。
仮交際3回目で真剣交際したい場合
仮交際の3回目で真剣交際に移行したいと考える場合、以下の点に注意することが効果的です。
真剣交際への移行は、両者の意志の一致と適切なタイミングが重要です。
相手の気持ちを考える
相手の気持ちを慎重に考え、自分の感情だけでなく、相手の感情にも配慮することが重要です。
相手の気持ちを尊重することは、健全な関係の基盤です。
結婚相談所の担当者に相談してみる
結婚相談所の担当者に相談することで、客観的なアドバイスを得ることができます。
専門家の意見は、関係の進展に役立つことが多いです。
デートの回数だけで判断しない
デートの回数だけに基づいて判断するのではなく、相手との相性や共通の価値観を考慮することが重要です。
質の高い関係を築くためには、深い理解が必要です。
タイミングにも注意する
関係を次のステージに進めるためには、適切なタイミングが重要です。
急がずに、自然な流れを大切にすることが、長期的な関係の成功につながります。
仮交際3回目で迷っている場合
仮交際の3回目で迷いがある場合、以下のアプローチが役立つことがあります。
迷いを感じるのは自然なことであり、慎重に次のステップを考えることが重要です。
迷っているならとりあえず交際してみる
迷いがある場合、とりあえず交際を続けてみることで、相手に対する自分の感情を明確にすることができます。
時間をかけて相手を深く理解することが重要です。
好きになれそうか早めに判断する
早い段階で相手に対する感情を判断することは、無駄な時間を避けるために有効です。
早めの判断は、自分自身と相手の時間を尊重することにつながります。
女性は気持ちが冷めやすいので注意
女性は感情が冷めやすい傾向があるため、関係の進展に注意深く対応することが重要です。
女性の感情を理解し、適切に対応することが、関係を維持する鍵となります。
仮交際ってどんな時期?
一般的な結婚相談所での婚活は以下の流れで進んでいきます。
- お見合い
- 仮交際(相談所によってやや表現が異なる)
- 本交際
- 成婚
この記事で取り上げる仮交際は、いわばステップ2の状態。
お見合い相手ともう一度会うことを仮交際と呼びます。
そう、2回会っただけで、それはもう仮交際。
不思議な感じがしますが、そういうものだと割り切るしかありません。
仮交際中に何回かデートを重ねた上でお互いが「この人との結婚を前向きに考えたい」と思うようになると、本交際に移行します。『お見合い』から一般的な『交際』に至るまでの中途半端な時期と捉えてください。
つまり、仮交際は『1回しか会っていない相手と始まるもの』であり、お互いが『まだ相手との結婚は考えていない様子見の状態』。一般的な交際とはまったく違うものと捉えたほうが良いです。
勘違いが生じやすいネーミングですが、仮交際が始まった時点での相手との関係は恋人どころか友人以下。間違っても彼氏ヅラや彼女ヅラはできません。
交際相手を見極める重要な期間
残念ですが、お見合い相手に対して最初から「この人いいな」と思えることは、ほとんどありません。
「絶対にこの人との結婚はないな」とハッキリ結婚対象外になってしまうか、「うーん……微妙」と考えさせられるかの二択です。
すると、ほとんどの結婚相談所の仲人からこう言われます。
「どうしても嫌でなければ、2回目も会ってみたら?」
だから、お互いが「うーん……微妙」と思いながら仮交際が始まることも珍しくありません。
仮交際に移行した時点では『お互いが相手に好意を持っている』のではなく、『お互いが相手を嫌いではない』程度だと認識しておいてください。
「その程度で仮交際なの?」と思う人は、まだ『交際』の二文字に引っ張られている証拠です。
すると、「交際ではないのなら、仮交際ってどんな時期なの?」と疑問に感じますよね。
率直に言えば、仮交際は『相手がどのような人なのかを知る期間』です。付き合ってはいません。
とくに好意を持っているわけではないけれど、お互いが嫌ではない相手を知る期間……こう文字にしてしまうと、仮交際自体がものすごく特殊な異性との接し方だと理解できると思います。
たとえ、最初こそ「うーん……微妙」と思っても、仮交際の時期を通じてお互いが相手を気に入るようになり、結婚に至ることは少なくありません。
だから、仮交際はたしかに曖昧な関係ですが、意味のある関係でもあります。
結婚相談所から定められている仮交際のルール
結婚相談所から定められている仮交際のルールを簡単に紹介します。
仮交際は複数の異性と掛け持ちOK
結婚相談所では、仮交際のルールがいくつか定められています。
仮交際自体が一般的には特殊なので、初めてルールを聞く人には驚くものも多いかもしれません。代表的なものを紹介します。
仮交際は、何人としてもかまいません。婚活を始めたばかりの人には理解しづらいかもしれませんね。
「それって二股じゃん」と思う人もいるでしょう。
でも、仮交際は通常の彼氏・彼女の関係ではなく、あくまで『相手を知るための時期』で、恋人同士ではありません。だから、掛け持ちは全然OKです。
ただ、現実的に掛け持ちできるのは3人までが良いところ。
それ以上増やすと何がなんだか自分でもよく分からなくなっていきます。
3回デートしたら本交際へ
特定の相手と3~5回デートをすると、結婚相談所の仲人から「3回もデートしたんだし、そろそろ決められるでしょ?」と決断を迫られることも多いです。
ごはん友達を探しているわけじゃないので、ただだらだら会い続けるのは推奨されません。
ここで迫られる決断とは、本交際に移行するかどうか。『3回のデート』という基準は絶対的なものではありませんが、仮交際は『相手を知るための時期』なので、多くの場合で「3回も会えばさすがにわかるでしょ?」と解釈されてしまいます。
だから、仮交際が始まってからの3回のデートはとても大事。
なるべく強い気持ちで、相手を知ろうとすること。同時に、自分を相手に知ってもらおうとすることです。
相手を知るための時期と考えれば、デートの仕方も変わります。
少なくても会話しづらい映画デートなどは避けますよね。
あくまで1つの提案ですが、こんな流れはいかがでしょうか?
- 1回目のデート:食事(ランチかお茶)(1時間)
- 2回目のデート:食事(ディナー・飲酒もOK)(2時間)
- 3回目のデート:恋人同士のような半日のデート(6時間)
この流れなら、本交際に進めるかどうかは別にして、無理なくお互いを知っていけます。
もちろん、相手を知ろうとする努力と、自分を知ってもらう努力があるのが大前提ですが……。
また、3回目のデートはこれまでの集大成のようなものになるでしょうから、もっとも気合いの入れどころでもあります。
デート代は基本的に男性持ち
これも厳密に決まっているわけではありませんが、一般的にデート代金は男性持ちです。
ただし、女性はそれを当たり前とは思わないこと。
当たり前と思ってしまうと、その気持ちは必ず男性に伝わりますし、高確率で振られます。
ボディタッチは手を繋ぐまで
結婚相談所では、次の2つが固く禁じられています。
- 成婚前のお泊まり旅行
- 成婚前の性交渉
簡単に言えば、『成婚前に身体の関係は持つな』という話ですが、手を繋ぐことやキスまでは禁じられていません。
つまり、そこは自由。ただし、仮交際の段階でキスを求めるのはナシとしてください。
どうしてもキスをしたいのなら、本交際になってからです。
一方、仮交際期間中に手を繋ぐのはアリです。
むしろ、「3回目のデートが終わるまでに一度は手を繋いでおくべき」と考えておきましょう。
何故なら、まったく恋愛感情が持てない相手とは手を繋げないから。
どれだけ条件に合っている相手だったとしても、やはりある程度の恋愛感情がなければ結婚できません。
手を繋ぐ行為は、生理的に無理かどうかの判断基準にもなります。
結婚相談所での交際期間は3ヶ月
これも厳密な決まりではありませんが、『お見合いの日から3ヶ月以内に成婚するかどうか決める』という方針で婚活サポートをしている結婚相談所も多いです。
この3ヶ月という期間は、仮交際と本交際の期間を合わせたもの(相談所毎にルールが違います)。だから、仮交際1ヶ月・本交際2ヶ月くらいを目安にするべきなのかもしれません。
もちろん、期間を延長することは可能ですが、このくらいの急進展を求められているとは、覚えておいたほうが良いでしょうね。
本交際に発展したけれど、よく相手を知ったら合わないと思って本交際を解約して、またお相手探しを開始することもできます。結婚相談所はその点便利ですね。
仮交際を終了させるのは自由
お見合いの時点で「うーん、微妙かな」と思っていた相手との仮交際は、何回かデートしているうちに「やっぱり、この人との結婚はないな」とハッキリ思うこともあります。
こういう時は、すぐに仮交際を終わらせることも可能です。
通常の交際と違って、自分で相手を振る必要もありません。
担当の仲人に「あの人との仮交際は終了したいです」と伝えれば、仲人同士で連絡を取り合って、仮交際を終了させてくれます。相談所によってはボタン一つで交際解消できます。
このシステムのメリットは、相手と気まずくならないこと。
そして、「すぐに終わらせられるなら……」と気軽に仮交際を始められることです。
一方、デメリットは相手にも同じ権利があること。
相手から一方的に仮交際を終了されてしまう可能性も十分にあります。
仮交際3回目でも友達以下と心得る
仮交際の時期は、あくまで相手を見定める時期。お互いの関係は恋人同士ではありません。
だから、デート先もLINEも電話も、全てが『相手を知るためのもの』であり『自分を知ってもらうためのもの』と考えてください。
そうすれば、自ずとあなたの行動は変わります。恋人同士ではなくても、仮交際の時期は相手との結婚のきっかけになる時期です。後悔しないように全力で向き合ってくださいね。