女性の本音がわからないと感じたことがある男性は多いのではないでしょうか?
相手が「なんでもいい」というから適当に店を選んだら不機嫌になっていた、などの経験がある人もいるかもしれませんね。
男性にくらべて女性は本音を口に出さず、建前でしゃべることが多いです。
女性が本音を隠す心理を知って、相手の気持ちを汲み取ることでモテる男性になりましょう。
この記事では、女性が本音を口に出さない心理や具体的なケースを解説します。
女性が本音を口に出さない心理
女性は本音を口に出すことが男性よりも少ないです。
本音と建前をわからずに接してしまうと、にぶいと思われることもあります。
女性が本音を口にしない心理としては、主に次の内容があります。
- 言う前に気付いてほしい
- 言える相手だけ言えばいい
- 本心を悟られたくない
- 男性よりも気持ちの上下が激しい
女性の心理を知って、コミュニケーションに役立てましょう。
以下にそれぞれの心理を解説します。
言う前に気付いてほしい
女性の中には、思っていることを言う前に気づいてほしいという心理があります。
女性側も直接ものを言わなくても、伝わると考えていることが多いです。
例えば食事をとるときに「なんでもいい」という女性は多いですが、本当に何でもいいわけではなく、少し豪華な食事に行きたいといっていることもあります。
建前と本音を見極めなければ、女性の機嫌を損ねる可能性もあるので気を付けましょう。
言える相手だけ言えばいい
本音を言わないのは、相手を選んでいる可能性があります。
本音を打ち明けられるほど仲のいい相手がいて、その相手以外には本音を伝えない女性は多いです。
信用している相手は気心のしれた相手だけなので、初対面の相手の前では建前でしゃべっていることがほとんどでしょう。
本心を悟られたくない
自分の本心を悟られなくないと考えて、本音を口にしないケースもあります。
女性は心情をオープンにすると、興味のない男性からのアプローチが増える可能性があります。
いちいち対応するのも面倒なので、本心を隠して建前で話すことも増えていきます。
例えば本当は彼氏がいないのに彼氏がいると嘘をつき、男性からのアプローチをかわす人もいます。
男性よりも気持ちの上下が激しい
女性が本音を隠す理由としては、気持ちの上下が激しいことも挙げられます。
女性は一般的に男性よりも気持ちの浮き沈みが激しく、オンオフの切り替えが苦手です。
そのため気分が晴れないままデートをしてしまうこともあります。
気分が晴れないときすべての本音を口にするわけにもいかず、建前を使っておく人も多いです。
婚活初デートの際の女性の本音
①「(行き先)どこでもいいです」「(食べ物)なんでもいいです」
『いい場所や美味しい店を選んで提案して欲しい』と女性は考えています。
多少とも女性と付き合われた方なら分かると思いますが、どこでも、なんでも、というのを額面通りに受け取って、適当な所へ連れていくと痛い目に遭います。
主体性がないフリ、男性に頼っているテイで、女性は自分を喜ばせるような提案をしてくれるのを待っています。
しかし、まだ親しくない相手に対して気合いの入り過ぎた予定を立てるのも失敗の元です。
「なんでもいい」と言っておきながら男性が独断で決めると「自分本位」なんて受け取られることもあります。
「ランチを食べてから近くの公園を散歩するのはどうですか?」
「近くで絵画展をやってるからのぞいてみる? 公園とどっちがいい?」
というように何事も提案形式で最終決断を女性にさせてあげるのが良策です。
②「こんな男性は嫌なんです」
『過去にこんな人と交際して嫌な目に遭ったんです』という意味を含んでいます。
「苦手な(嫌いな)男性のタイプってある?」といった質問に対しての女性の答えは、彼女の過去の経験を表している場合が多々あります。
- 「キレやすい人が苦手」
- 「連絡がマメじゃない人(逆パターンだと束縛する人)は無理」
- 「とにかく浮気しない人かな」
- 「うそつきは絶対NG」
- 「お金にルーズな人(ギャンブル好きな人)は嫌」
- 「酒癖の悪い人だけは避けたい」
スラスラ答えが出てくる女性は、よほどその種の男性に手痛い目に遭わされた経験ありとみていいでしょう。
傷ついた経験がある分、交際には慎重な部分があるかもしれません。
③「モテそうですね」「モテるんでしょう?」
『女の子と結構遊んでるんじゃない?』という意味合いです。
たまに怒る人もいますが「モテるでしょう?」と言われるのはかっこいいといわれているのと同じなので、悪いことはありません。
しかし、だからこそ女性は『どうして彼女いないのかな?』 『何か問題が……?』 『実は裏でメッチャ遊んでる?』と考えてしまいがちです。
このような質問をされた時には、曖昧な反応をしたり、笑ってごまかさないのがポイントです。
「遊んでない」「女性にはモテない(遊んではいない)」→「まじめに婚活している」ことをしっかりハッキリ伝えましょう。
④(アナタなら)「すぐ結婚できそう」
『私はしないけど』という意味を含んでいます。
男友達に女の子が「キミならすぐ彼女ができるよ」というのと同じで、『でもそれは私ではない』という意味となります。
少しでも気があれば、他の女性との「結婚」などは、冗談でも口にしたくないはずです。
婚活初デートで言われた場合、脈ナシの可能性が高いです。
⑤「○○時までに帰らないと用事がある」「体調が悪い」
『この人とは合わないかも』と思われている可能性が高いです。
デート中に「今日は○○時までに帰らなきゃ」「明日は朝が早くて」「体調がいまいちで」などと女性が言い出した場合は、お相手に対して『合わないかも……』『長くいても意味ないな』と判断していることがほとんどです。
粘るのは逆効果なので、潔く受け入れた方がいいでしょう。
「せっかく予定を立てたのに」と悔しさを感じる場合もあるかもしれませんが、割り切った方がいいです。
映画や食事などを約束していたにも関わらず、大した理由もなく帰ろうとするなら、相性が悪かったと考えましょう。
⑥(女性の方から)「今日はありがとうございました。」
『もう帰りたい』と考えています。
女性の方から「今日は楽しかったです」など “終わりの言葉”らしい言葉が出てきたら、『もう帰りたいので終わらせて』の合図です。
「明日も朝早いんですよね?」とまるで男性を気づかうような言葉だったとしても、ココロは『だからさっさと帰りましょう』と考えていることが多いです。
「明日は実は休みで」と引っ張ると嫌われます。
ただし、デートの終わりを促してきたからといって、相手に気持ちがないとは断定できません。
女性だって初デートは緊張して疲れていますし、仕事を持っている人なら翌日が大変なこともあります。
脈のあるなしは、デートの2回目があるかないかで決まります。
そのためにも初デートは『もう少し一緒にいたかった』『もっと知りたい』くらいの所で終わらせるのがベストです。
⑦そっけなく「別に」
少し怒っていることが多いです。
女性は気に入らないことがあると、怒っていることを素直に表現しないことがあります。
彼女との記念日を失念していたり、迷惑をかけていたりすると冷たくされることも多いでしょう。
不満を解消するために、思い切りサービスあげましょう。
⑧自虐発言
「そんなことないよ」と否定してほしいと思っていることが多いです。
否定してもらうことで安心することが目的です。
例えば年齢よりも若く見える女性が「おばさんだから」と声をかけたり、太っていない女性が「太った」などの発言は、否定してほしいと考えていることが多いです。
そのような場合はきちんと否定して相手を安心させておきましょう。
「このようなダイエットがおすすめですよ」などのアドバイスをしたくなる男性も多いかもしれませんが、逆効果になることが多いので気を付けましょう。
⑨「彼氏が欲しい」
アプローチを待っている女性の心理の表れです。
恋愛したい男性が目の前にいる女性は、遠回しにアピールすることが多いです。
「彼氏が欲しい」という願望を口にすることで相手からのアプローチを待っているケースや、フリーであることを明言していることがあります。
気になる女性から言われた場合は、アプローチしてみるのもいいでしょう。
女性の本音と建前を見極めよう
女性は本音を隠して、相手にわかってほしいと考えている人が多いです。
建前でしゃべっているケースも多く、言葉のまま応じると不機嫌になってしまうこともあるので注意が必要です。
この記事で紹介したようなケースはデートの最中に起こりやすいので、意識してみるといいでしょう。