世帯年収300万円で新築戸建て購入した節約ブロガーが教えるお金と結婚生活の話
未婚女性が男性に求める年収と現実
未婚女性が男性にどれだけの年収を求めているのか?参考資料を調べてみました。
※出典元:20~40 代の恋愛と結婚 – 第 9 回結婚・出産に関する調査より – 株式会社明治安田生活福祉研究所
結婚相手に対する最低希望年収
- 400万円以上を希望する20代女性は57.1%
- 400万円以上を希望する30代女性は67.9%
20・30 代未婚男性の年収の分布
- 年収400万円以上の未婚男性の割合 20代15.2%
- 年収400万円以上の未婚男性の割合 30代37.0%
この統計を見ていかがでしょうか?
未婚女性の希望年収と実際の未婚男性の実際の年収では大きなギャップがありますよね。今や、年収400万円以上の未婚男性を捕まえるほうが至難の業なのです。
どうしても年収400万円以上の男性と結婚したいという場合は、希望する年齢層を上げるか、自分のスペック(容姿、収入、家事能力など)を磨いて、高い競争率を勝ち抜かなければなりません。
ちなみに、先の統計によると、結婚生活を送るために必要な世帯年収は「400万円以下でも良い」と考える既婚女性は40.9%もいます。
これは希望の生活水準、子どもの有る無し、都市部と地方で大きく変わる部分かもしれませんが、世の多くの夫婦は世帯年収400万円以下でもなんとかやっていける、と考えているわけですね。
結婚に必要な男性の年収は自分次第
昨今は共働き世帯が6割以上になりました。理由は男性の年収減と女性の社会進出が大きいでしょう。
結婚後の生活レベルは世帯年収で決まる部分が大きいので、年収が低い男性と結婚したとしても、女性が稼げるなら無理のない生活が可能です。例えば夫が年収350万円でも、妻が年収300万円ならば、先ほどの“結婚生活を送るために必要な世帯年収”を大きく超え、それなりに豊かに暮らせますよね。
子どもを授かったあとの収入減が不安な方もいるかもしれませんが、ライフプランさえしっかり計画的に考えていれば、なんとかやりくりできます。
よって、自立した女性ほど結婚相手に選べる年収は幅広くなります。逆に稼げない、働く意欲のない女性は、結婚相手に選べる年収が極端に狭くなるので高収入狙いにならざるを得なくなります。
少しでも婚活を有利に進めたいのなら、多少の職歴、働く意思があったほうがいいでしょう。結婚は夫婦お互いの努力で成り立ちます。
年収が高い男性と結婚しても幸せとは限らない
「男性の年収が高いほうが夫婦円満である」というデータはありますが、実際に高収入の夫を持つ友達に聞いてみると、こんな意見も聞きます。
- 「思った以上に交際費が高く、年間の飲み代は100万円。」
- 「夫の仕事が忙しすぎて、家事・子育ては自分一人でやらなければならない。」
- 「家計管理をさせてくれない。」
夫の飲み代が100万円だなんて驚きですが、終電後に帰ってくるためタクシー代も嵩むそうです。収入の多い男性ほど交際費も高い傾向になるので、実際は貯蓄が殆どない、なんてことも。
結婚前にお金の価値観があうのかどうかのチェックはしておいた方がよさそうです。
また、子どもが小さい内の家事、育児は思った以上にとてもハードなので、夫に協力が得られるのかどうかも生活の満足度に大きく影響してきますよ。
実際、私の周りでは、結婚生活の不満が少ないママ友ほど「夫の育児参加が積極的」という傾向があります。これは年収関係ありません!!
お金は大切ですが、幸せな結婚生活にはお金で埋められない部分もあるということですね。
年収300万円台の夫と結婚した私のリアル
私は転勤先で夫と出会いました。夫は当時34歳、年収200万円台のバイトでした。
単にバイト、と聞くと後ずさりしてしまいそうですが、私は当時、正社員だったのでお金に困っておらず、夫の「前向きで陽気」な所に惹かれ付き合いました。
その後、結婚を意識した私たち。
夫はバイトから契約社員、正社員と、とんとん拍子に上っていきました(正社員登用が決まった年に結婚しました。)。短期間でこれが叶ったのは夫と職場の信頼関係が構築できていたのが大きかったです。夫は10年近く同じ職場で働いていたのですが、雇用形態はどうであれ、周りに信頼されているのが伺われました。
私は常々「人付き合いが得意な人にはお金がやってくる」と思っておるのですが、実際、昇級試験に合格した主人は来年、年収400万円台に乗ります。
年収は変わる可能性もある条件です
居心地がいい人と理想の家族を作り上げていきましょう
婚活はわかりやすく見える条件の一つである、年収に固執してしまいがちですが、お金の価値観、性格の相性、様々な観点からお相手を見極めてみて下さいね。
年収が平均以下の男性でも、私の夫のように平均水準まで上がる方もいます。「理想の年収」は夫婦で作り上げていく気持ちで、楽しい結婚生活を送れる人なのか、イメージできる人を探してみて下さい。
こちらの記事も参考にしていただけると幸いです。