50代の恋愛市場は想像以上に活発です。
この世代が恋愛相手に求める条件は若い頃とは異なり、精神的な癒やしや相手との安定を重視する傾向にあります。
また、パートナー選びにおいては、経済的な独立や趣味の共有といった点も重要視されます。
さらに、50代同士の恋愛は、共通の価値観を持ちやすく、周囲からの理解も得やすいという利点があります。
しかし、50代男性との恋愛には注意すべき点もあります。
不倫のリスクや、結婚を意識していない可能性など、慎重なアプローチが求められる場面も多いのです。
50代の男女が恋愛相手に求める条件
50代が求める恋愛の質は若い頃とは一線を画します。
安定した感情、共に成長できる関係、そして生活に溶け込むような心のつながりが欠かせません。
ここでは、その世代ならではの安心感と共に年齢を重ねたからこそ求める条件を深掘りします。
50代にしかない癒やしや落ち着き
50代に入ると、人生の積み重ねがもたらす癒やしや落ち着きを恋愛相手に求める方が多くなります。
この年代ならではの経験は、お互いを深く理解し、支え合う基盤となることが多いです。
若い頃のような熱狂よりも、じっくりと相手の内面を見つめ、安心感を共有できる関係が望まれがちです。
また、生活における細やかな気配りや配慮が、恋愛を円滑に進める重要な要素となります。
聞き上手で安心できる雰囲気
50代の恋愛においては、聞き上手で安心できる雰囲気を持つ人が非常に魅力的に映ります。
互いに人生の悩みや喜びを共有できる関係性は、この年代にとって重要な繋がりとなり得るからです。
コミュニケーション能力と相手への理解力は、関係を深めるために必須のスキルと言えるでしょう。
結婚を急かさない安定した態度
50代の恋愛では、結婚を急かさない安定した態度が好まれます。
この世代の多くは、すでに社会的な地位や生活基盤を確立しており、恋愛においても焦りを感じることなく、ゆっくりとした時間を大切にしたいと考えています。
安心して時間をかけて関係性を築けるような、落ち着いた態度が重要となります。
50代の恋愛で50代同士をおすすめする理由
共通の人生経験が豊かな関係を築きます。
50代同士だからこそ理解し合える瞬間が多く、恋愛が長続きしやすいと言えるでしょう。
世代が同じであるがゆえの共感や支援が、二人の絆をより強固なものに変える理由を解説します。
お互いに求める条件に合いやすい
50代同士の恋愛がおすすめされる最大の理由は、同じ世代ということでお互いに求める条件に合いやすい点にあります。
人生経験や価値観が似ているため、共感し合うポイントが多く、無理なく自然 な形で相手との距離を縮めることができるのです。
周囲からの理解が得られる
また、50代同士のカップルは周囲からの理解を得やすいというメリットもあります。
友人や家族も同じ世代であることが多く、恋愛観や結婚観が近いため、関係がスムーズに進展しやすい環境にあります。
結婚に関する考えもマッチしやすい
加えて、結婚に関する考え方がマッチしやすいという点も大きな利点です。
結婚を前提にした恋愛かどうか、またはパートナーシップを重視するか等、生活の基盤や将来計画について共通の見解を持つことが多く、より充実した関係を築くことができるでしょう。
50代男性と恋愛する注意点
50代男性との恋愛には、特有の注意すべきポイントが存在します。
既婚者との不倫リスク、結婚に対する意識の違いなど、進むべきか判断するための指標をしっかりと見極めることが重要です。
恋愛を深める前に、これらの注意点を確認し、賢明な選択をするためのポイントを紹介します。
不倫の危険性がある
50代男性との恋愛には、残念ながら不倫のリスクが伴うことがあります。
社会的に確立された地位を持つ男性が既婚者であるケースが多いため、恋愛の始まりにおいては、相手の配偶者の有無を確認し、進むべきかどうか慎重に判断する必要があります。
独身だから安心というわけではない
また、独身であることが必ずしも安心できるわけではありません。
離婚歴がある場合、その背景には複雑な家庭環境や個人の問題が隠されている可能性があります。
恋愛を深めるにあたり、相手の過去を理解し、現在の生活において問題がないかを見極めることが重要です。
真剣交際ではない可能性がある
また、50代男性との恋愛においては、真剣交際ではない可能性も考慮する必要があります。
結婚を前提としない恋愛を望む男性も少なくないため、相手とのコミュニケーションを通じて真剣度を見極め、自分自身の恋愛観と照らし合わせることが大切です。
40~50代で独身者で交際相手ナシの方は710万人もいる
40代50代は多くの方が結婚してパートナーがいます。
ペアーズを運営するエウレカの調査によると、未婚者で特定のパートナーがいない方は710万人にも上ることが分かっています。
710万人という数字は埼玉県民の人口と同じぐらいです。意外に多いと感じるのではないでしょうか?未婚率というと40代前半なら29.3%、40代後半なら25.2%で少数派なのですが、団塊ジュニア世代などで今の40代50代は人口が多いのです。
そのうちの44%約312万人が、40代だけで見れば49.51%が交際相手が欲しいと考えているようです。
しかし、お相手がいないまま40代後半になった方はそのままパートナーがいないまま年齢を重ねてしまう確率が高いのです。
「え?未入籍で恋人がいるって方だっているでしょう」と思うかもしれませんが、40代50代で入籍していない恋人がいるという方はごくわずかで、40代独身者のうち13.1%程度で全体で非常に少ないのです。
ちなみに40代独身者のうち交際経験がない方は20.3%でこちらの方が多いです。
結婚目的の婚活というよりパートナーが欲しい中年のジレンマ
出会いが欲しいといっても、恋人探しなのか結婚相手探しなのか、遊び相手探しなのかいろいろです。
30代で相手を探している方は結婚にもつながる出会いの方が主流で、所謂婚活の方が多いです。もちろん、40代でも婚活している方はいます。
日本結婚相談所連盟(IBJ)の男女年齢別会員数を調べると、特に女性は40代になるとガクッと減ります。男性は30代後半から40代前半、40代後半の人数は大きな差がないのですが、男性も30代の方が成婚しやすいのです。
エウレカが未婚交際相手がいない40~50代男女2068人を対象に行った調査によると結婚相手より、結婚だけをゴールにしていない関係を希望している方が41.7%と比較的多いのです。
40代~50代の相手探しは=婚活ではないのです。不倫や遊び目的の方はごく少数派です。
40代50代が恋愛するためにやっていること
40~50代が恋人探しのためにやっていることを調べたエウレカの調査(2019年)によると
40~50代が交際相手をみつけるためにやっていること
- 友達に紹介してもらう 42%
- 婚活パーティーに参加 22%
- 社会人サークルを利用 18%
20~30代が交際相手を見つけるためにやっていること
- マッチングアプリなどネット型サービス 33.1%
- 友達に紹介してもらう 28%
- 合コンに参加する 19%
このような結果でした。
40~50代は「特に何もやっていない」と回答した方も14%でした。
一方、20~30代で利用者が多いマッチングアプリを使っている40~50代はわずか15.45%です。
友達の紹介は20代と30代を比較しても30代になると減るのですから、40~50代で紹介を期待してもほとんどないことの方が多いのと思うのですが、友達の紹介が1位というのが意外でした。2位が婚活パーティーですが、この調査結果はコロナ前のものです。
コロナで婚活パーティーは参加しにくくなった
2020年に新型コロナ感染症拡大のため、大勢で集まるような婚活パーティーは参加しにくくなりました。オンライン婚活パーティーも注目されましたが、2021年ではオンライン婚活パーティーは減ってリアルな婚活パーティーの方がまだ参加者が多いそうです。
婚活パーティー業界はコロナで大打撃のようです。開催はされてますが、1つのパーティーの参加者はコロナ前よりずっと少なくなっています。
一方、増えたのがマッチングアプリです。2019年までは利用するつもりがないという方が多数派だったのが2020年には利用経験者が多数派に逆転しました。
「マッチングアプリなんて若い人のためのもの」と思っていた40代~50代の方も利用する方が増えています。
50代の恋人探しにおすすめのマッチングアプリ
50代の方々にとってマッチングアプリは、新しい出会いの機会を広げる有効なツールです。
同年代の人々が集まるプラットフォームを選べば、共通の趣味や価値観を持つ相手を見つけやすく、安心して恋愛を楽しむことが可能になります。
1位 Pairs(ペアーズ)
マッチングアプリもたくさんありますがどれを使ったらいいか迷いますよね。まりおねっとが40~50代の方におススメのアプリをご紹介します。
初めてマッチングアプリを使う場合、おすすめなのが2012年に登場したペアーズです。
一番有名で、一番利用者も多くユーザーは1000万人超えです。
「若い方が多いんじゃないの?」
と思われがちです。それは否定しません。ユーザーの中で一番多いのは20代です。
ただし、ユーザーがとにかく多いので40代50代の人数も多いです。マッチングアプリを使っている方の半分はペアーズを使っているのです。(複数使っている方も多いです)
登録すると、たくさんの年齢が近いユーザーがオススメで表示されます。
ペアーズをお勧めするもう一つの理由が使いやすさです。アプリの不具合も少なく、マッチングアプリの入り口としておすすめです。女性は無料で男性は1ヶ月3,590円です。
たくさんのコミュニティがあり、趣味や価値観が合う人を探しやすくできています。
2位 マリッシュ
マリッシュは再婚したい方、シングルマザーを優遇しているというコンセプトのマッチングアプリです。2016年11月にスタートしたサービスで、利用者もどんどん増え2021年9月に累計会員が150万人突破しました。
再婚希望の方の割合が多いため、HPの幸せ報告にも40代カップル、50代カップルの成婚体験談も掲載されています。
一度、結婚している経験があるからこそ、相手に対して気になる条件があるでしょう。例えば、マリッシュのプロフィールには家事能力や金遣い、貯蓄、ギャンブルといった項目もあるのです。
通常のマッチングアプリは年収、趣味、学歴といったいわゆるスペックを申告する項目ばかりなのにたいし、マリッシュは生活に直結する項目が多いのが特徴です。
アプリの特性から、所謂条件がいい人が多い訳ではありません。ペアーズ、Omiaiといったアプリではあまりマッチングしない方が登録してもマリッシュの方が「いいね」の数が多いでしょう。
3位 ユーブライド
ユーブライドの歴史は古く1999年誕生です。今はIBJグループですが、ライブドアやmixiグループ傘下だったこともあります。
歴史があるということもあり、比較的ユーザーの年齢層が高く離婚歴がある方も多いのも特徴です。
今のマッチングアプリはみんな写真付きが当たり前ですが、2000年代ではネットに顔写真を上げるのは抵抗がある方も多かったです。その為、ユーブライドはアバターで登録することも可能です。メジャーなマッチングアプリでありつつ、アバターがあるのはユーブライドぐらいです。
安全性にも配慮され、年収600万円以上と表示させるためには所得証明書の提出が必要になります。
多くのマッチングアプリは女性無料で男性が有料です。女性無料のため、会う気がない女性と真剣に出会い探しをしている女性の見分けがつきません。ユーブライドは男女とも料金プランが一緒なので会う気のない女性ユーザーが比較的少ないのも特徴です。
取材レポ・youbride(ユーブライド)を運営する株式会社Diverseに取材しました
50代はマッチングアプリ登録してみよう
アプリの利用は、現代においても非常にポピュラーな選択肢であり、年齢を重ねたからといって新技術から遠ざかる必要はありません。
恋愛の初めの一歩として、マッチングアプリへの登録を考えてみてはいかがでしょうか。
これからは、マッチングアプリが出会いのスタンダードです。試しに登録してみましょう。