危険な結婚相談所の特徴と、実際に起こりやすいトラブルを確認しましょう。
スタッフの専門性や経験不足、カウンセリングの質の低さなど、サービス提供側の問題が原因で不満が生じることもあります。
トラブルが発生した場合は、クーリングオフ制度を活用したり、消費者センターへの相談、場合によっては法的な手続きを取るなどの対応が考えられます。
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どうして結婚相談所でのトラブルが起こってしまうの？
利用者がサービスに対して抱く期待と実際の提供内容が異なる場合、満足感のギャップが生じトラブルに繋がります。
例えば、利用者が結婚相談所の広告を見て特定のサービスを期待したものの、実際には追加料金が必要だったり、紹介される異性の数や質が期待と異なることがあります。
資格がなくても独立開業できるビジネスだから
資格や経験などを必要としないビジネスでの独立開業は人気が高いようですが、実は結婚相談所もその類のビジネスに入っているのです。
そういう背景があることを考えるなら、いわば素人やお金稼ぎに目のない人たちが運営している結婚相談所でトラブルが後を絶たないのも納得できる話ですよね。
もちろん、しっかりとした体系の結婚相談所もありますので、結婚相談所の全部が全部、トラブルが多いわけではありません。
しかし、簡単にビジネスとして結婚相談所を運営してしまう人たちも多いでしょう。
トラブルに関しては心に留めておいたほうが良いです。
危険な結婚相談所でよくあるトラブル9パターン
ここでは、悪質な結婚相談所でよく起こる具体的なトラブル内容を紹介します。
- 高額料金がトラブルに
- 追加費用・高額の違約金を請求される
- 結婚相談所のプロフィール虚偽
- 入会したのになんのフォローもない
- 高額な成婚料 など
結婚相談所に入る前に知っておきたい費用や気を付けるべきトラブル
その１：相場より高額な料金を求められる
多くの場合、医者や弁護士のようなセレブとの結婚を看板とする結婚相談所の入会金は、他の結婚相談所の3～5倍の高額料金です。
「結婚するなら高収入の男性と」と思う女性は多いかもしれません。
もしも「独身医師が多く在籍している結婚相談所」があったらどうでしょうか。
興味を惹かれて結婚相談所に足を運ぶと、イケメンで医者、他の条件も申し分ない男性の写真を見せられ、「うちの結婚相談所に入れば、こんなに素敵な人とめぐり合うこともできます」と担当者から言われたとしましょう。
「こんな素敵な医者がたくさんいるのなら一人ぐらい私と結婚してくれるかも」とウキウキ気分で結婚相談所に入会してしまう女性も少なくないかもしれません。
しかし、悪質なセレブ系の結婚相談所の場合、医師や弁護士は無料で登録していることが多く、ほとんど活動していない男性すらいます。
真面目な人ほど他人の言葉を信用してしまいがちですが、このような結婚相談所もあるようなので注意が必要。
あまりにも美味しい話しかしない結婚相談所は、入会手続きを控えた方が良いかもしれません。
結婚相談所でのトラブルを避けるために、少しでもおかしいと思ったらウェブの評判を集めた上で入会を決めるべきです。
その２：追加費用・高額の違約金を請求される
結婚相談所の入会後に高いコースへと変更させられたり、講習費を請求され、悩みを抱えるトラブルもあります。
また、なかなか結婚したいと思える相手に出会えないと「もう退会しよう」と思うのが普通でしょう。
もちろん中途解約であれば、確かに違約金を支払う義務はあるでしょう。
しかし、悪質な結婚相談所の場合、契約書通りの違約金に加えて諸費用を上乗せした額を支払うよう請求してくるトラブルも。
苦情を告げても解決しない場合は、弁護士に依頼したくなるでしょう。
しかし、結婚相談所に入会したことが恥ずかしかったり、弁護士費用の問題だったりで、泣き寝入りしてしまう人も少なくないようです。
その３：結婚相談所のプロフィールに虚偽がある
結婚相談所は源泉徴収票を提出し独身証明書を提出して入会しますので、基本的には身元は保証されています。
しかし注意したいのは源泉徴収票は入会した年の前年の年収であるということ。
現状は年収が下がっていたり、転職しているという方もいるでしょう。
年収500万円以上でお相手を紹介してもらっていたはずなのに、年収300万円だったというケースもあります。
また、独身証明書は現在の独身を証明するだけであって、離婚歴や子どもの有無は自己申告なのです。
中には「離婚しているけど、子どもはいなかったから婚歴なしにしておこう」なんて身勝手な理由で偽る方もいるかもしれません。
また、結婚相談所のプロフィールの身長、体重、体型も自己申告です。
相談所のスタッフが仮に「明らかにそこ嘘ついているよね」と思っても指摘・修正のしにくい部分です。
事情は分からなくもないのですが、お見合い率を確実にあげるためと会員のプロフィール写真を盛りすぎる結婚相談所もあります。
その４：入会したのになんのフォローもない
入会前に「手厚いサポートをします」と言いながら親身に話を聞いてくれたのに、入会後には結婚相談所からはまったく音沙汰がないなんてトラブルも実際にあるようです。
結構な額の入会金と活動費を結婚相談所には払っているのにこれでは、腹が立つのも当然と言えるでしょう。
そこで結婚相談所に連絡を取ってみると、慌てた様子でお見合いを勧められ、退会しないように引き止めるトラブルもあります。
また、カウンセラーと会ったのは最初の一回だけで、後は経験の浅そうな担当者の頼りない成婚アドバイスを聞かされる羽目になるなんてことも。
これでは結婚相談所経由で結婚できるどころか、結婚相談所経由でさらに結婚から遠のいてしまうでしょう。
人は高いと「きっと品質がいいのだ」と勘違いしてしまいがち。しかし、結婚相談所の品質は半分は自分自身にあります。
リーズナブルな結婚相談所でも、確実に相手を紹介してくれるところもあります。
その５：高額な成婚料が発生する
結婚相談所で理想の結婚相手にめぐり合えた方も、もちろんちゃんといます。
しかし、結婚相談所に支払わないといけない成婚料が高額な料金（30～50万が相場）だった場合、果たして心から喜べるのでしょうか。
結婚相談所の成婚とは、本命の相手が見つかったといういわゆる「お付き合い」の状態です。
しかし、結婚相談所は「婚前交渉禁止（セックス禁止）」「外泊禁止」など様々なルールがあり、結婚相談所的には成婚でも本人はまだ結婚が意識できないかもしれません。
そして、交際期間は3カ月と決まっているため、男性の中には「お互い、他で恋人ができたことにして退会しない？」と相手の女性に持ち掛ける方が稀にいます。
これは後々、バレてトラブルになるケースが多いのでやめた方がいいでしょう。
恋人ができて婚前交渉禁止ルールを破り、成婚料を請求されて強制退会に至る場合もあります。
相談所の方曰く、男性側が自慢げに話してバレることが多いようです。
結婚相談所に入会するのであれば、きちんと契約内容を知っておく必要があります。
SNSに結婚相談所で出会ったお相手の個人情報を書いている方が、通報されて強制退会させられたという事例も近年増えています。
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その6：案内されたサービス内容が違う
紹介されるサービス内容に関する誤解は結婚相談所で頻繁に発生するトラブルです。
宣伝や初期の説明では想像していたサービスと異なることが後になって判明することがあります。
このような状況は、細かなサービス内容や利用規約をあらかじめ確認することで予防できる場合が多いです。
サービス内容に齟齬が生じないよう、契約前の質問や確認を怠らないことが肝要です。
その7：希望条件の相手を紹介されない
希望する条件に沿った相手を紹介してもらえないこともしばしば起こるトラブルです。
結婚相談所は会員の要望を満たすべく努力しますが、市場にいる人々の条件とのミスマッチが原因で、希望に完全に応えられないこともあります。
透明性の高いコミュニケーションとリアリスティックな期待値設定が重要です。
その8：スタッフの対応が信頼できない
結婚相談所を利用するにあたり、スタッフの対応が信頼できないと感じることがあるかもしれません。
これは、パーソナルなサービスである婚活支援において大きな問題でしょう。
担当者との相性や対応のプロフェッショナリズムに注目し、不安を感じた場合は他の担当者への変更を申し出るなど、自ら解決の糸口を探るべきです。
その8：お見合いが組めない
多くの結婚相談所の主なサービスはお見合いのセッティングですが、希望するタイミングでお見合いが組めないことがトラブルの一つとして挙げられます。
この問題は、利用者の数や相談所の能力によって発生します。
そのため、事前に相談所のお見合いの実績やスケジュール管理の体制を確認しておくことが重要です。
その9：退会に時間・手間がかかる
意に沿わないサービスだった場合や、目的を達成した後に退会手続きをする際に、予想以上に時間がかかることがあります。
退会プロセスが複雑で時間がかかることは、不便でストレスの原因になりますね。
加入前に退会条件を確認することが大切です。
結婚相談所のトラブルを回避する6つのポイント
結婚相談所でのトラブルを避けるためには、前もっていくつかのポイントを理解しておくことが重要です。
以下のポイントを踏まえることで、より安全に婚活を進められるでしょう。
- 料金体系や解約について不明な点は問い合わせる
- 契約を急がせない結婚相談所を選ぶ
- いいところばかりを説明しない結婚相談所を選ぶ
- 連盟や協会への加入をチェック
- 会員数が多い大手を選ぶ
- 全額返金制度のある結婚相談所に登録する
1.料金体系や解約について不明な点は問い合わせる
料金体系の不明瞭さはトラブルの温床となりがちです。
料金プラン、追加料金の有無、解約時の費用等、契約前には明確にしておくべき点です。
不明な点は遠慮せず問い合わせ、納得がいくまで確認を取りましょう。
2.契約を急がせない結婚相談所を選ぶ
契約を急ぐ相談所は注意が必要です。時間をかけて各オプションを検討し、自分のペースで決断できる環境を選びましょう。
焦らず、納得のいく選択をすることが大切です。
3.いいところばかりを説明しない結婚相談所を選ぶ
長所だけでなく、短所や注意点を誠実に説明する結婚相談所が信頼できるでしょう。
すべての側面を理解し、リアルな期待を持つことが重要です。
4.連盟や協会への加入をチェック
結婚相談所がどのような連盟や協会に加入しているかを確認することは信頼性を測る一つの方法です。
これらの加盟はサービスの質の保証となり得ます。
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5.会員数が多い大手を選ぶ
婚活をスタートする際には、会員数が多い大手の結婚相談所を選択することが有利と言えます。
大手婚相談所は多種多様なプロフィールを持つ会員がいるため、理想の相手を見つけやすいです。
大手相談所の豊富なデータベースからは、さまざまな条件を満たす候補者を探すことができ、マッチングの可能性も飛躍的に高まります。
大規模な運営体制はサポート体制の手厚さを意味し、万が一のトラブルにも迅速かつ適切に対応してくれる可能性が高いというメリットもあります。
6.全額返金制度のある結婚相談所に登録する
全額返金制度がある結婚相談所を選ぶことは、リスク管理の観点からも非常に賢明な選択です。
このような制度は、サービスが期待に沿わなかった場合に保険となり、利用者に安心感を提供します。
結婚相談所の選定に際しては、契約内容をしっかりと確認し、返金制度の条件を理解しておくことが大切です。
返金制度が整っている相談所は、そのサービスに自信を持っている証拠でもあり、利用者にとってはより信頼性の高い選択肢と言えるでしょう。
結婚相談所でトラブルが起きた場合の対処法3つ
結婚相談所を利用する中で発生するトラブルは多種多様ですが、それぞれに適切な対処法があります。
以下に、もしもの時に役立つ3つの対処法を紹介します。
- クーリング・オフ制度を使う
- 管轄の消費生活センターに相談する
- お金の問題やトラブルは弁護士へ相談する
トラブルが起きた際は、これらの対処法を迅速に実行することで、被害を最小限に抑えることが可能です。
クーリング・オフ制度を使う
契約後の後悔は誰にでもあり得る事態です。
結婚相談所との契約後に、もしも「この決断は間違っていたかもしれない」と感じた場合、クーリング・オフ制度を利用しましょう。
この制度は特定商取引法に基づき、契約から一定期間内であれば無条件で契約を解除できる権利を保障しています。
多くの結婚相談所で適用される期間は8日間ですが、業者によって異なる場合があるため、契約時にはその期間をしっかりと確認しておく必要があります。
利用する際は速やかに相談所に通知することが肝心です。
管轄の消費生活センターに相談する
結婚相談所のサービスに関するトラブルや不明点がある場合、消費生活センターに相談することも有効です。
消費生活センターは消費者の味方であり、専門の相談員が無料でアドバイスを提供してくれます。
トラブルが発生した際には、できるだけ早く、詳細を伝えて相談を。
契約書や関連する書類を準備しておくことが、スムーズな相談に繋がります。
お金の問題やトラブルは弁護士へ相談する
結婚相談所での金銭トラブルは、個人で解決するのが難しい場合も少なくありません。
そういった場合は、弁護士に相談するのが最適な選択です。
弁護士は法的な視点からアドバイスを提供し、場合によっては代理人として交渉や訴訟を行うことができます。
契約内容の解釈や法律違反の有無など、専門的な知識が必要な問題を解決するためには、弁護士の力を借りることが賢明です。
ただし、弁護士に依頼する際は費用が発生することもあるので、その点を事前に確認しておきましょう。
トラブルを回避しやすいおすすめの結婚相談所4選
安心して婚活を進めるためには、信頼できる結婚相談所を選ぶことが不可欠です。
多くの成功事例と充実したサポート体制を誇る結婚相談所は、トラブルを未然に防ぐ助けにもなります。
そこで、サービスの質と信頼性で選ばれる、トラブルを回避しやすいおすすめの結婚相談所を紹介します。
30代向けおすすめ結婚相談所ランキング10選!メリットと選び方・成婚するコツについて解説
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結婚相談所のトラブル回避は情報集めが重要
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また、カウンセラーや婚活アドバイザーとの相性も大切です。
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