主人公黒木さやかの元カレ石橋和也(風間俊介扮する)が、
完全にかつての金八先生第五シリーズの兼末健次郎(かねすえけんじろう)と化していて笑った。
傑作だった金八先生シリーズ5で完全に主役だった兼末君。
裏表の超激しい生徒で最終的に母を包丁で刺すという金八史上に残る大事件に発展する。
その時の裏の顔の表情が蘇ったかのような・・・
ああ、今後この裏の顔がさらに見れるのかと思うとゾクゾクする。
そして宇佐美も最終的に
「自分を安売りしてしまうのは自分への愛が足りないんだ」
と言う。もう
金八先生に
「どうか、自分を愛してください」と言われているかのようだ。
ルイ・ヴィトンは一切セールをしなかった。
ルイ・ヴィトンはネクタイを売りません。
と自らのブランドを守るために、守るものを守り続けた。
これ、婚活サイトやマッチングアプリに当てはめるなら
自己PRに
「恋活に真剣な人求む」
「〜な方、はお断り」
などと言う文言にそれが現れているのではないか。
(といってもこうした出会いの場合、それすらまずは読まれないので
見た目がやはり始めは武器になるなどいくつかの戦略の順序がある。このドラマのこの場面の場合はある程度のやりとり、駆け引きができる段階なのだ)
そういった意味では私も自分を安売りしているのかもしれない。
それは自分の価値を下げ、目的から遠ざかるだけである。
自分の感情論で
戦略を捨てようとする黒木さやかが正しいのか、
リアルを直視し「夢の」から「サバイバル」への変換を求める婚活が正しいのか
今後も要注目のサバイバル・ウェディング第2話でした。