離婚経験が結婚への不安を大きくさせてしまう
それでも再婚を現実にするために
かつて結婚をしていて、その後に離婚。
でも、「そろそろ再婚したい」と考える時期もやってきます。
離婚を経験しているからこそ、未婚男性よりも結婚への不安はむしろ大きいかもしれませんね。
離婚経験のある男性が再婚しようとした時に、どのような心構えを持ち行動をすればうまくいくのか、お届けします。
離婚経験のある男性に向けた再婚へのアドバイス
再婚への準備:自分自身をよく確認しよう
「バツイチ男性はモテる!」と、これまで聞いたことがある人も多いかと思います。
しかし、それはあくまで恋愛上のものであり、婚活市場ではやはり未婚男性のほうが有利です。
ある程度は、離婚歴が婚活の幅を狭めてしまうと覚悟しなければなりません。
最初に、現在の自分がどのような立場なのかをあらためて確認しておきましょう。
年齢、年収、子供の有無、慰謝料や養育費を支払う義務の有無……主に確認すべきポイントはこの4つです。
この4つは、婚活中の女性が男性をチェックするポイントでもあります。
再婚への準備:女性側の気持ちを理解する
婚活中の女性の多くが気にしてしまうのは、男性の離婚歴ではありません。
子供の有無や慰謝料や養育費を支払う義務のほうです。
これらがなければ、離婚歴自体は、さほど婚活で不利になることはないでしょう。
だから、女性は男性に正直に自分の状況を伝えて欲しいのですね。
慰謝料や養育費を支払う義務がある場合、「正直に伝えたらうまくいかなくなりそう」と考えてしまうのはもっともですが、それでも正直に伝えなければなりません。
最初からすべてをきちんと伝えた上で、それでも自分との結婚を考えてくれる女性のみ、あなたとの再婚の可能性があります。
再婚への準備:それでも十分に再婚のチャンスはある
ここまでの話だと「再婚は困難」と感じてしまうかもしれませんが、現在では結婚するカップルの25%以上は再婚者です。
片方が再婚、もしくは両方が再婚というケースはけっして少なくありません。
離婚歴がある男性でも受け入れてくれる女性は大勢いますので、そこまで悲観的に考える必要はないです。
大事なのは、相手の女性の価値観を確かめるために、あなたが自分のことを正直に告げること。
また、あなたの側でも再婚相手の女性に何を求めるのかを明確にしておいたほうが良いでしょう。
相手が子持ちでも良い、離婚歴があっても良い、年齢は問わない……このように女性への要求が少なければ少ないほど、再婚できる可能性は高まります。
ただし、あなたにも絶対に譲れない線というものがあると思いますので、その部分は譲るべきではありません。
あまりにも大きな妥協をして再婚をした場合、ちょっとしたことで妥協した部分が気に入らなくなってしまい、再び結婚生活がうまくいかなくなる可能性が高いからです。
再婚への行動:どのような方法で婚活すれば良いのか
再婚への心の準備が整えば、いよいよ行動です。
どのような婚活方法が再婚者に適しているのか気になると思いますが、基本的には未婚男性の婚活と変わりません。
自分が「婚活しやすい」と思える方法で良いです。
その方法がわからない時点ならば、いろいろと試すと良いでしょう。
それこそ、婚活パーティーへの参加やマッチングアプリへの登録から始めると良いです。
最近では、再婚希望者向けの婚活サービスも充実しています。
たとえば、再婚希望者専用の結婚相談所、再婚希望者が集まるパーティー、再婚希望者専用のマッチングアプリなどです。
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再婚への行動:再婚希望者専用の婚活方法とは
ただし、そのような再婚希望者専用の婚活方法に縛られる必要はありません。
未婚男性が婚活するように、もっと自由に婚活して良い、と考えてください。
再婚希望者専用の場所での婚活が通常の婚活と何が違うのかといえば、「離婚歴がある男性とは結婚したくない」と考えている女性がいないだけです。
けっして「離婚歴のある男性と結婚したい!」と考えている女性ばかりがいるわけではありません。
もちろん、初めからお付き合いのできる可能性がゼロの女性と関わらなくて済む分、効率は良いでしょうが、通常の婚活の場にも「離婚歴があっても良い」と考える女性はたくさんいます。
自ら可能性を狭める必要はありません。
再婚への希望:自分が求めている女性像をなるべく明確に
再婚に限らず、婚活をする時に相手の女性への希望が明確でないとなかなか先に進めません。
相手のプロフィールを1つ1つ確認していくだけで、相当な時間がかかってしまうからです。
現実的な話をすれば、「すべてが自分の理想!」と思えるような女性に出会えるようなことは滅多になく、「この点は理想だけど、こっちの点が引っかかる」というような女性がほとんどです。
再婚相手への希望がハッキリしていないと、ちょっとでも引っかかる部分がある時点で二の足を踏んでしまいます。
それだと、婚活は進展していきません。
だから、あなたなりに譲れない条件を少しだけ決めて、その条件を満たしている人とはどんどん会っていくことをおすすめします。
再婚への希望:どこまで女性に求めるべきか
譲れない条件は少しだけ決める、と前述しました。
当然のことながら条件が厳しければ厳しいほど、当てはまる女性の絶対数は減ってしまうからです。
条件面で却下するのは最小限にして、なるべく実際に会って判断することを、何よりもおすすめします。
過去の恋愛を思い出せばわかるように、自分が理想とする女性を好きになった経験は、誰しもが意外と少ないはずです。
条件面ではなく、実際に一緒に時間を過ごして「なんとなくいいな」と思えた女性を好きになることのほうが、圧倒的に多いでしょう。
その「なんとなく」を大事にしてください。
そして、「なんとなく」がわかるのは条件面からではなく、実際に会った時です。
一つ、大きなアドバイスをすれば、以前別れてしまった元配偶者とは違うタイプの女性を選んだほうが良いかと思われます。
異論もあるでしょうが、ある程度はタイプによって性格や価値観も似ているもの。
同じ失敗を繰り返さないためには、違うタイプの女性を選んだほうが良いと最後にアドバイスをしておきます。
今は再婚者が抱えるハンデはほとんどない
ただし、自分の立場と相手への希望はハッキリさせること
離婚歴がある男性でも十分に再婚のチャンスはあります。
現在は再婚希望者に向けたサービスも充実していますので、そこまで大きなハンデにはならないことを知っておいてください。
再婚への意志が固まれば、どんどん行動していきましょう。
利用できるサービスは何でも利用したほうが良いです。
ただし、自分の希望をハッキリさせないとなかなか前には進んでいけません。
ここで紹介した再婚への心構えを参考に、まずは事前準備を整えてからの行動をおすすめします。