元彼が結婚した時の対処方法
割り切ることは難しいと理解する
元彼が結婚したというニュースを聞けば、誰でも心穏やかではいられないことでしょう。その元彼のことが好きだったのであれば「どうして自分が選ばれなかったのだろう」と言う気持ちになってしまいますし、逆にその元彼のことが対して好きじゃなかった場合には「なんで自分よりもあんな奴が先を越すのだろう」という気持ちになるものです。
そこで、今回は元彼が結婚した時にどのように心の対処を行えば良いのか、今回は解説いたします。
元彼が結婚した時の心の対処法
まず、体調を整える
一番大事なことは「人間、疲れている時や不安な物事がある時には、気持ちが不安定になりやすい」と言うことです。睡眠不足の時にはちょっとしたことでイライラしてしまったり、気持ちが落ち込んでいる時にはちょっとしたことであってもネガティブに受け取ってしまうこともあるものです。
案外元彼が結婚した時にショックを受ける要因の一つは、あなた自身が現在強いストレスを抱えているから、という可能性もあるかもしれません。
特に最近働き過ぎだと感じていたり、嫌なことがあったりして心身が疲れているのであれば、ゆっくり休んで体調を整えるようにすることが重要になります。
結婚相手と自分を比較しないようにする
また、この時に大事なことは「相手と自分を比較しないこと」です。特に元彼の結婚相手が自分から見て年上だったり容姿があまり良くなかったりする場合「あの子よりも自分の方が下なのか」と思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、人間は必ずしも「スペックの高い人と結婚するとは限らないもの」です。そうでなければ婚活などでカップリングするのは年収の高い順・容姿が優れている順になるはずです。
本人が結婚を決めた理由は本人たちにしかわかりません。その為、こちら側の目線から見て「相手は自分よりも劣っている」などと評価することはしない方が良いでしょう。
「どうすればよかったか」を考えず、今後のことを考える
人間は嫌なことや問題が生じると、「どうすればよかったのだろうか」と「過去」に焦点を当ててものを考えてしまうことがあります。しかし、このようにものを考えていくとネガティブな方向に行くことがほとんどです。
もしも「あの時のデートであんなことを言わなければ良かった」などと考えても、その事実を変えることは出来ません。それよりは「未来」に焦点を当てて考えることが重要です。
同じ「過去に失言により相手を傷つけてしまった」という事実であっても「あんなことを言わなければ良かった」と思うのと「これからはこういう言い方を心がけよう」と思うのでは、自分自身の中に生まれる感情もまるで変わるものです。
つまり「今後恋愛をする上ではどのようなことに気を付ければ良いのか」など、過去の失敗ではなく「これから」のことに目を向けるようにすれば、不快な気持ちも多少なりとも減ることでしょう。
誰かに悩みを話してみる
また、嫌な気持ちと言うものは自分の中に溜めこんでいると、次第に我慢することが出来なくなってしまいます。そこで、誰かに悩みを相談することも重要です。
しかし大事なことは「説教する人に相談すると、逆効果になってしまう」ということです。元彼が結婚したショックを伝えた時に「けど、好きだったんなら祝福しなくちゃ」「今そんなことを後悔してもしょうがないでしょう」などと言われてしまうと、逆に嫌な気持ちになってしまうものです。
その為、相手に愚痴を話すときには「誰に話すか」は大事にした方が良いでしょう。加えて「ちょっと愚痴らせてくれない?」と、相手に最初に話すことで「愚痴を聴く姿勢」を取ってもらうようにすれば、「せっかく人が親切にアドバイスしてるのに……」と相談相手に思われたり、「話を聞いて欲しかっただけなのに……」とこちらが思ったりすることも減るでしょう。
一旦元彼から物理的に離れる
人間は「忘れよう」と思っても中々忘れることは出来ないものです。その為、いったん物理的に離れてしまうのも重要となります。例えば旅行に出かけてみるのも方法としてはあるでしょう。
旅行に行く時にも、できる限り自分が行きたかった場所に行くことが重要です。そうすることで「元彼のことではなく、旅行先のことを考えられるようになる」という気持ちになれば気分も少しは上向くことでしょう。
他にも習い事でも資格取得でも良いので、新しいことにチャレンジしてみることも良いかもしれません。その中で異性との出会いもあるかもしれませんし、キャリアアップや心身の健康増進を通して今後の婚活にもいい影響を及ぼすことでしょう。
新しい恋愛を探してみる
最後は、やはり新しい恋愛を探してみることが大事になります。新しくより良い相手と巡り合うことが出来れば「自分には自分の幸せがある」と感じることに繋がり、不安な感情も無くなることでしょう。
ただ、この時に気を付けなければいけないことは「対抗意識を燃やして恋愛すること」を避けることです。どうしても人間相手と自分を比べたくなってしまうもの。そこで「元彼よりも良い人を見つけないと」と思い、相手をスペックだけで判断してしまうと失敗することもあります。
また「傷心を癒すためだけの恋愛」も避けることが大事です。もしも大して好きでもない相手と傷心を癒すためだけに付き合えば、こちらも本当の意味で幸せになることは難しいでしょうし、相手にとっても不快な気持ちにさせてしまうことに繋がります。
その為、新しい恋をするときにも「相手と比較しないこと」「自分のためだけに相手を利用しようとしないこと」を大事にすることが重要です。
元彼が結婚したとしても、過去に目を向けないこと
恋愛において辛いことの一つが「元彼が結婚した時」です。まだ元彼のことが好きであり、寄りを戻せるのであればいつでも戻したいと思っている方であっても、喧嘩別れして「寄りを戻したい」とは思えないような別れ方をしたとしても、この気持ちはみな平等に持っているものです。
しかし、元彼が結婚したとしてもむやみに「あの時ああすればよかった」「あんなことを言わなければ良かった」と昔のことを想像してもあまり意味はありません。
それよりも今後のことを考えて「これからの恋愛ではこうしよう」「これからはあんなことを言わないようにしよう」と考えて、前を向くようにすることが重要なのです。