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婚活で活用!「ライフシフト」から学ぶ結婚相手の条件

※本ページにはPRが含まれます。

婚活の心構え

世界的ベストセラー「Life Shift(ライフシフト)」

著者 リンダ・グラットン

婚活中の方はどんな条件でお相手を探していますか?外見でしょうか?年齢でしょうか?それとも趣味?

「結婚するならば相手は私かそれ以上の学歴があって、年収は600万円以上」「結婚するならお医者様か有名大企業業勤務の人」という条件で相手を探している方もいるかもしれませんね。

今回は、世界的ベストセラー「ライフ・シフト」をヒントに、結婚相手にどんなことを求めた方がいいのか、今後どんな時代になるのかを、この先の時代に重要になっていくことをお伝えします。

どうしても婚活中は視野が狭くなってしまいがち。ですが、まだ独身であるということはある意味ラッキーかもしれませんよ。ぜひ、最後までお読みください。

半分の人が100歳まで生きる時代がやってくる

両親、親、シニア

「人生100年時代」という言葉を聞いたことはありませんか?その言葉はロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが書いた「ライフシフト」という本の中で登場しました。

遠い未来の話のようですが、あなたは何歳まで生きるでしょうか?もし、今現在20歳の人ならば2100年の時は100歳ですね。

今後、医療、栄養、健康、衛生面のイノベーションによって、平均寿命はますます上昇するでしょう。認知症の解明・治療も前進があると予測され、健康に生きていける期間は、今まで以上に長くなります。2100年の日本では、人口の半分が100歳まで生きると言われているくらいです。そういう時代になったら、70代や80代の人達を「老人」と呼べるのでしょうか。

今ならば「高齢者」と呼ばれる年齢でも、引退せず働いている人は今後増えるでしょう。

AI普及で生きている間に産業の移り変わりを経験する

通勤、独身会社員

親世代の若いころと現代では主要産業は異なるでしょう。しかし、今後はもっと早いスピードで産業の移り変わりがあります。

AIやロボットの普及と長寿化で生きている間に何度か大きな転換を経験することになるでしょう。例えば、AIに仕事を奪われる方も出てくるでしょう。その一方でAIやロボット開発のサービスに従事する人は増えるかもしれません。

現在、「銀行員」は婚活でも「安定している」というイメージで人気です。ところが、もしかしたらそう遠くない未来では銀行での仕事が減る可能性も高いです。現にもうメガバンクは人員削減を発表しましたね。

10年後、20年後「え?なんで銀行になんか就職するの?」なんて時代が来るかもしれません。これまでの仕事がなくなる代わりに新しい職種も増えるでしょう。

これまでのように、「勉強20年⇒仕事40年⇒引退20年」という画一的なライフプランではなく、精力的に新しいことにチャレンジするとか、学びなおしをする柔軟性があることが重要になってきます。

さて、婚活中の皆様は、相手探しの際に100歳まで生きること前提でどんな人がいいか考えていたでしょうか?

これからの生き方で重要な見えない資産

カップル

学歴、若さ、外見、身長、収入といった目に見える資産にばかり婚活中は目が行きがちですね。もちろんそれも大事ですよ。気になるのはごもっとも。

ライフシフトでは、お金に換算できない資産に注目しています。

例えば、健康、知識、家族、友達、信頼といったことです。目に見える資産と目に見えない資産をバランスよく持つことが重要になってくるそうです。ライフシフトの中では3つの「見えない資産」を解説しています。

見えない資産その1、生産性資産

職場、出会い、

20代に身に付けた専門技能だけで人生100年時代にずっと仕事を続けるのは難しいとお伝えしました。

どこの会社に所属していて、年収がいくらということに目が行きがちですが、「イノベーションを生む力、創造性」、「意思決定やチームのモチベーション向上といった、人間ならではのスキルと共感能力」、そして「思考の柔軟性や敏捷性(びんしょうせい)といった、汎用スキル」などがあるかも重要な資産です。

また、信頼できる仲間がいることや人脈があることも生産性資産の一部です。結婚相手ならば同僚や取引先の悪口を言わないか、決断力があるか、協調性などもみていきたいですね。

見えない資産その2、活力資産

喜ぶ

一緒にいる人のモチベーションを上げるような人は活力資産があると言えるでしょう。そんな方と結婚したら、一緒にいるだけで元気になりそうですね。

人生100年時代になると健康の価値は今以上に高くなりそうです。もちろん、体だけではなく気持ちの健康も含まれます。

メンタル管理ができていて、気持ちの切り替えが上手で、ストレスの要因を管理する人も活力資産が高いでしょう。

年齢だけで異性を品定めしないで、エネルギッシュで前向きかどうかも大事ではないでしょうか。

見えない資産その3、変身資産

子ども

変身資産が高い人とは、変化に対応する能力がある人、変化を遂げられる人のことです。

あちこちの企業が早期退職制度を導入していますね。2019年に発表された富士通の早期退職の募集人数は3000名近くだそうです。大企業だから安心という時代ではないため、この変身資産が高い人ほど時代に適応していけるでしょう。

「もうこの年で自分を変えられないよ。私はこういう人間だから」と頑なに自分を変えられない人は変身資産が低いです。

昔から同じことの繰り返しで、新しい経験に対して批判的な行動をとる人は、変化の多い100年人生がつらいものになるかもしれません。

自分をよく知りつつ、幅広い人と付き合えて、変化を受け入れるような人になりたいものですね。

年齢とキャリアチェンジ・学びが一致しなくなる

大学生と言えば、ほとんどの方が18歳から20代前半ぐらいの若者を思い浮かべるでしょう。しかし、これからは、より多様な年齢の方が大学で学ぶようになるでしょう。あなたやあなたのパートナーがこの先、大学生になる……そんなことも考えられます。

さらに、企業から雇われるのではなく、フリーランスとして働いたり、複数の業種で同時に働くようになるかもしれません。

もし、理想の結婚生活がこれまでの常識の上に成り立ち「結婚したらこういう生活をするもの」と思い込み保守的な結婚生活のイメージのまま婚活をしていたとしたら、この機会に自分がどう生きるのかのヒントにすべく一読をお勧めします。結婚相手に求める条件を見直す、良いきっかけになるはずです。