婚活で「好きになれない」理由と、その対処法を紹介します。
自分が何を求めているのか、どのようなパートナーが理想なのかを明確にすることが大切です。
これにより、より適した相手を見つけやすくなります。
最終的には、自分自身の心地よさと相手に対するリスペクトを大切にしながら、婚活を進めることが肝要です。
無理に感情を強いることなく、自然な関係の発展を目指しましょう。
婚活で「好きになれない」理由
婚活は一般的な恋愛とは異なるアプローチが必要です。
ここでは、「婚活で好きになれない」という問題に焦点を当て、その原因と対処法を探ります。
出会い方が通常とは違うので馴染めない
婚活では、出会いの背景や目的が異なるため、通常の恋愛とは違った感覚を持つことがあります。
特に結婚を前提とした出会いは、恋愛感情が生まれる前に、相手を理解しようとする努力が必要です。
恋愛や異性関係で傷ついた経験がある
過去の恋愛経験がトラウマになっている場合、新しい関係に踏み出すのが難しいこともあります。
このような心の傷は、婚活においても影響を与える可能性があります。
相手と価値観や考えが合わない
価値観の不一致は、相手に対する好意を育む上で大きな障害となり得ます。
婚活では、お互いの価値観を理解することが重要です。
条件や理想を求め過ぎている
婚活という前提があるばかりに、「結婚の条件」「結婚の理想」を求め過ぎていると、相手を好きになれません。
職業、年収、学歴、長男なのか? 家族構成は? 趣味は合う? 顔はタイプ? 身長は?……出会うや否や、条件にどのくらいあてはまるか、あるいはどこがあてはまらないかを考えてしまう癖がついていないでしょうか。
条件や理想だけでふるいにかけていると、本当に相性がよくて心惹かれる男性を逃してしまう可能性があります。
過去の恋愛を思い出してください。誰かを好きになったとき、まず交際する条件を思い浮かべましたか? 理想ともタイプとも違うのに恋してしまったこともあるでしょう?
『結婚』というゴールを意識し過ぎる
前項ともつながっていますが、「結婚」というゴールを意識し過ぎていると出会う相手を好きになりにくいです。
出会ってすぐ、『この人と結婚できるかどうか⁈』と最終ゴールを考えてしまうのは、焦りすぎ。
それではあまりにハードルが高いです。
もちろん婚活なので、偶然に出会うよりは結婚までの距離は短いでしょう。
お互いの意識も最初からそこに向いてはいます。
でも! 会った瞬間に「運命」を感じたり、いきなり「大好き」なんて思うのは稀なケースと心得ましょう。
好感を持った相手への気持ちを恋愛感情にまで高めていくには、それなりの時間がかかって当たり前なのです。
ゴールが見えないからといって「はい、次!」とパスした男性の中に、愛を育てるべき運命の人がいたかもしれませんよ。
装い過ぎて自分の「心」が見えない
婚活の場では、普通の出会いに比べて自分を装ってしまうことが多いです。
良く思われようと努力して振る舞うのは悪いことではありません。
でも、「こんな女性に思われたい」と装い過ぎると、自分の心が見えなくなり、「好き」という感情さえ判断出来なくなります。
相手を気づかったり、どう見えるのかを気にするあまり、“自分がどう感じているのか” が分からなくなるのです。
もし装ったあなたに相手が好感を持ったとしても、いつまでも素の自分を出せないなんて疲れてしまいます。
疲れるだけでなく、『結婚相手として素晴らしい人だけど、好きかどうかわからない』『いい人だけど好きになれない』という結論に行き着いてしまいがちです。
婚活で「好きになれない」悩みを解決する方法8選
婚活において、相手に対して恋愛感情が生まれない場合、適切な対応を取ることが重要です。
以下は、婚活相手が好きになれない時の対処法です。
生理的に合わない場合は無理をしない
無理に関係を進めることは避けるべきです。お互いにとって良い結果をもたらさない可能性が高いからです。
付き合う判断の期限を決める
いつまでも決断できない状態は、双方にとって良くありません。
一定の期間を設け、その間にお互いをよく知る努力をしましょう。
相手のことをよく知ろうとする
相手の内面や価値観を知ることで、徐々に好感が芽生える可能性があります。
会話を重ね、相手の人となりを理解しましょう。
結婚生活を実際に考える
単なる恋愛感情だけでなく、実際に一緒に生活することを想像し、相手との未来を具体的に描いてみることが重要です。
自分の気持ちを重視する
条件はあって当然ですが、自分で決めた条件に振り回されるのって馬鹿馬鹿しいです。
『条件に合わないところが多いけど気持ちが惹かれる人』と、『条件にぴったりだけど好きになれない人』なら、迷わず前者を選べばいいのです。
結婚生活は長いです。好きな人となら障害があっても乗り越えていけますが、そうでなければ何かが起きたときすぐに破滅します。
たとえば、「高収入で転勤がない。親と同居しなくていい」という条件にぴったりの男性がいたとして、結婚してから転職したり、家族の状況が変わったとしたらどうですか?
愛し合っていれば解決策を見つけて乗り越えていけるでしょうが、条件だけで結婚したとしたら上手くいかなくなる可能性が高いと思います。
「いい人」に対してもそうです。
よく『いい人なんだけど、好きになれなくて』と悩んでいる方がいますが、悩む必要なんてないのです。好きになれない人は、あなたに合わない人。もっといえば「好きじゃない人」です。条件より、「いい人」より、自分の気持ちを重視してください。
焦っていきなり「結婚」を考えない
ゴールを意識し過ぎると好きになれないと書いたように、出会うなり焦っていきなり「結婚」を考えるのはハードルが高いです。
好感触を持った相手でも、愛を育てるのにはそれなりの時間がかかります。だらだら長く続けるのは勧められませんが、もっと知りたい、また会いたいと感じるお相手とは数ヶ月は交際してみることをオススメします。
前項と相反することをいうようですが、「いい人だけど……」と迷う相手だってそうです。少しでも惹かれる部分があるなら、続けて会ってみてください。いい人が「好きな人」に変わることもあります。何回会ってもただの「いい人」なら、次に目を向ければいいのです。
恋愛と結婚は別に考える
恋愛と結婚は異なるものです。
婚活では、恋愛感情よりも共に人生を歩むパートナーとしての適合性を見極めることが求められます。
自分を追い詰めない
「結婚相手」である前に、「好きになれそうな相手」を求めていることを思い出してください。難しいかもしれませんが「結婚」という言葉は一旦脇に置いて。
好きという気持ち自体がわからなくなった……という方は、ドラマでも小説でも何でもいいので、胸がキュンとなるような作品に触れてみるのもいいでしょう。胸をときめかせる疑似体験で、固く縮こまった心を解放してあげてください。結婚結婚と考えるあまり、自分の感情を押し込め、追い詰め、好きかどうかさえ感じられなくしているのです。感情は自然に芽生えるもので、強制的に感じることなど出来ません。
心を柔軟に、そして出会った相手には自分を装うのでなく本当の自分を見せる勇気を持ちましょう。そうすれば相手も心を開き、お互いの関係性も変わっていきます。
婚活で好きになれない自分を責めない
前述の女性タレントは、「好きになる能力がないのかなんて思っていたけど、彼に会ったら自然に好きになった。出会いって実は毎日あるんだと思った」と言っていました。
好きになる能力のない人なんていないのです。
あなたが運命の人に出会うのは今日かもしれません。