困る、不安
婚活の心構え

婚活女子が求める“現実的な結婚相手の条件”がほぼ同じという恐るべき実態

婚活コーチングやブログを通じて、多くの婚活女子とお話しする機会があります。お一人お一人は個性がある素晴らしい方ばかりですが、求める男性像はほぼ同じです。仕事に対する考え方、恋愛経験、結婚に求めること等、他の内容は様々なのに、求める男性像は驚くほど同じです。 それで結婚という目標は達成できるのでしょうか?

ピンと来る人がいい?そんなこと言ってて大丈夫?

医師と結婚した婚活コーチが教えるちょっと厳しい現実

失恋、結婚の条件、花嫁

婚活コーチング通じて、多くの婚活女子とお話しすると
「スペックも大切だけれど、一緒にいて楽しい人がいい」
「ピンと来る人がいい」
大体の方がこう言います。なるほど、なるほど・・・。

ただ、この「一緒にいて楽しい人」「ピンとくる人」が実は曲者です。なぜなら、「一緒にいて楽しい」「ピンとくる」は、非常に抽象的で、言っている本人すら、どんな人がいいか分かっていないからです。

そして、それをひも解いていくと、結局は殆どの女性が、「そこそこイケメン」×「コミュニケーション力が高く女性をもてなすのが上手」な人を「一緒にいて楽しい」「ピンとくる」と言っています。ほぼ全員が同じです。

これはよく考えると、恐ろしいことです。「一緒にいて楽しい」というのは、個人の主観に根差しているので、決して高望みだと本人は思っていません。にも拘らず、多くの女性が同じようなタイプの男性を求めているということは、無自覚のうちに競争率が非常に高い戦いに身を置いているからです。

ジャニーズファンが「嵐の誰かと結婚したい!」と悪気なく本気で言っていたら失笑ものですよね。でも、多くの女性がこれと似たようなことを言っているのです。

気が付いて!あなたも無自覚に高望みしていない?

おまけに、より深掘りして聞いていくと、実はスペック的な条件も出てきます。さらに恐ろしいことに、この条件も驚くほど似ています。

  1. 自分の年齢の+5歳、-2歳くらいまでがいい
  2. 年収は600万円以上がいい
  3. 身長は168センチ以上がいい
  4. イケメンでなくていいので、清潔感がある男性がいい
  5. 常識がある人がいい
  6. 浮気はいや!誠実な人がいい
  7. (本人が初婚の場合)できれば初婚の人がいい

もう、見事の共通しているんです。つまり、彼女たちは、①~⑦を併せ持ち、かつ容姿は並以上のコミュニケーション力がある男性を求めているということになります。

そして、(自分は高望みしていない)と本気で思っているのです。まあ、高望みかどうかは、言っている女性自身のスペックとの相対値になりますので、一概に高望みとは言いませんが、極めて倍率の高い戦いに身を置いていることだけは確かです。ブス/美人、本人の年齢、年収の多寡に関わらず、ほぼすべての女性が、一握りの男性との成婚を目指して婚活しているのです。

妥協するポイントもみんな同じだから妥協しても競争は激しい

条件、質問

この事実をお伝えしたうえで、「何か妥協できることはないですか?」とキララが質問すると、更にホラーな事実が待っています。

  • バツイチでも、子無しの人はOKです。
  • 年齢は、-5歳くらいまでOKにします。あまり年上の方はちょっと・・・
  • 身長は、他の条件が良い方ならもう少し低くてもいいかもしれません。

大体、この順番で妥協ポイントが出てきます。妥協できるポイントすらほぼ同じなのです。つまり、妥協してなお、非常に競争率が高い戦いに身を投じているのです。

なぜこうなってしまったのか?子供のころ読んだ「りぼん」「なかよし」の影響かもしれませんし、「anan」の特集のせいかもしれませんし、イイ男の条件をあげつらう「女子会」のせいかもしれませんし、女性が「共感の生き物」だからかもしれません。

ただ、重要なのは、「何故こうなったか」を分析することではなく、「自分はどうすればいいか」を戦略的に考えることです。

戦略の基本は、「差別化」です。ターゲットの絞り方、ターゲットから選ばれる自分の在り方、双方ともに差別化できればできるほど、勝率は上がります。

羨ましい条件じゃなく自分が本当に求めている結婚生活の条件って何?

笑顔の夫婦・カップル

そのためには、「自分が本当に結婚に求めているものは何か?」「結婚相手に求めているものは何か?」「自分は何を提供するか?」という問いを自分に立てて、答えを探すことです。つまり、自分の価値観と徹底的に向き合うことが重要です。

例えば、「自分が実現したい結婚生活で、世帯年収は具体的にいくら必要か?」という問いを考えてみましょう。

本当に相手の年収は、600万円必要でしょうか?

  • どんな家に住み、子供は何人いて、どんな保険に入ることをイメージしているのでしょうか?
  • お相手のお小遣いと自分のお小遣いはどれくらいをイメージしているのでしょうか?
  • そのために世帯年収はいくら必要でしょうか?
  • 自分はいくら位稼ぐイメージでしょうか?
  • 自分はもう少し稼げないのでしょうか?

その生活水準を理想としたときに、どれ位の生活水準まで落としたら「一生独身の方がマシ」でしょうか?つまり、どれくらいの世帯年収なら「結婚した方がいい」のでしょうか?

少し考えてみると、お相手の年収は「なんとなく600万円以上欲しい」から脱することが出来ます。そこで、お相手の年収を下げられたら、これは「差別化」に繋がります。

お相手から見たらご自分はどんなレベルの女性ですか?

逆に、年収を下げられないor上がってしまった方。あなた自身がよほどスペックの高いモテ女でない限り、①~⑦の他の条件、または「そこそこイケメン」、「コミュニケーション力」のどれかを諦めた方が無難です。それも、一個諦めればOKというのではなく、優先順位をつけ、思い切って3つくらいは諦めないと現実味を帯びません。それができないと、「嵐と結婚したいジャニーズファン」と、本質的に全く同じ夢を追い続けることになります。

「本当にイイ相手と出会えない限り独身の方がいい!」という覚悟を持っている方を除き、今の自分が、婚活において没個性であることを自覚し、意図して差別化する必要があります。

ここまで、婚活女子の求める“現実的な結婚相手”が同じであり、ゆえに競争率が高く、それゆえ実は“非現実的である”ことをお話ししてきました。この罠から抜け出せないことが更なるホラーを生むことを、お伝えしたいと思います。

ネット婚活でいい男に巡り合えたと思ったら…

バー、デート

①~⑦の条件を持ち、「そこそこイケメン」で「コミュニケーション力」がある男性は、多くの場合既婚です。婚活で疲れてしまった女性は、この既婚者と多くの場合不倫します。

既婚であることをオープンにしている男性と不倫するのは論外ですが、“自称独身”の既婚者が世間には多くいます。特に独身証明がいらない出会い系アプリには多くの既婚者が潜んでいます。そこで不倫をしてしまい、その男性のレベルを自分の結婚相手のスタンダードにしてしまうと、独身はほぼ確定です。この罠にはまらないように注意してください。

多くの婚活女性の結婚相手の条件はほぼ同じ

一生独身が確定する前に自分を見直そう

まとめとして、最後にもう一度言いますね。多くの婚活女性が言う“現実的な結婚相手”の像は同じです。それを掲げている限り、結婚は極めて困難です。それなら、「医者と結婚したい。それ以外の条件は一切いりません」という女性の方が、はるかに結婚に近いです。

自分が今考えている、結婚相手像をぜひ再考してみて下さい。

キララ
経営コンサルタントとして企業の戦略策定に携わる傍ら、経営リーダーへのエグゼクティブコーチングを手掛ける。ビジネスで培ったスキルを婚活に応用した「戦略婚活」を提唱し、現在婚活ブログ・婚活コーチングを実施中。本人は、2017年にてっぽう君(2歳年上のお医者さん)とゴールイン