婚活の現実は多くの人にとって厳しいものです。
特に年齢が高くなるほど、成婚率は低下する傾向にあります。
30代以降の婚活は、より戦略的なアプローチが必要です。
女性から求められる条件が高く、婚活にかかる期間も長引く可能性があります。
このような状況を踏まえ、自分の市場価値を正しく理解し、現実的な婚活戦略を立てることが重要です。
婚活の現実は厳しい
婚活の道のりは、多くの人にとって厳しい現実が伴います。
特に30代以降では、成婚率がさらに厳しくなる傾向があります。
成婚率は30代からさらに厳しくなる
年齢が上がるにつれて、婚活市場での成婚率は低下します。この現実を受け入れ、戦略的な婚活を行う必要があります。
婚活の現実で理解したいこと4選
成功への道は、現実を直視することから始まります。
妥協するポイントもみんな同じだから競争が激しい
この事実をお伝えしたうえで、「何か妥協できることはないですか?」とキララが質問すると、更にホラーな事実が待っています。
- バツイチでも、子無しの人はOKです。
- 年齢は、-5歳くらいまでOKにします。あまり年上の方はちょっと・・・
- 身長は、他の条件が良い方ならもう少し低くてもいいかもしれません。
大体、この順番で妥協ポイントが出てきます。妥協できるポイントすらほぼ同じなのです。つまり、妥協してなお、非常に競争率が高い戦いに身を投じているのです。
なぜこうなってしまったのか?子供のころ読んだ「りぼん」「なかよし」の影響かもしれませんし、「anan」の特集のせいかもしれませんし、イイ男の条件をあげつらう「女子会」のせいかもしれませんし、女性が「共感の生き物」だからかもしれません。
ただ、重要なのは、「何故こうなったか」を分析することではなく、「自分はどうすればいいか」を戦略的に考えることです。
戦略の基本は、「差別化」です。ターゲットの絞り方、ターゲットから選ばれる自分の在り方、双方ともに差別化できればできるほど、勝率は上がります。
女性から求められる条件は意外と高い
より深掘りして聞いていくと、実はスペック的な条件も出てきます。
さらに恐ろしいことに、この条件も驚くほど似ています。
- 自分の年齢の+5歳、-2歳くらいまでがいい
- 年収は600万円以上がいい
- 身長は168センチ以上がいい
- イケメンでなくていいので、清潔感がある男性がいい
- 常識がある人がいい
- 浮気はいや!誠実な人がいい
- (本人が初婚の場合)できれば初婚の人がいい
もう、見事の共通しているんです。
つまり、彼女たちは、①~⑦を併せ持ち、かつ容姿は並以上のコミュニケーション力がある男性を求めているということになります。
そして、(自分は高望みしていない)と本気で思っているのです。まあ、高望みかどうかは、言っている女性自身のスペックとの相対値になりますので、一概に高望みとは言いませんが、極めて倍率の高い戦いに身を置いていることだけは確かです。
ブス/美人、本人の年齢、年収の多寡に関わらず、ほぼすべての女性が、一握りの男性との成婚を目指して婚活しているのです。
婚活にかかる期間は長引く可能性がある
婚活は短期間で終わるものではなく、長期戦を覚悟する必要があります。
焦らず、地道な努力を続けることが重要です。
自分をまだ若いと思わない
年齢を甘く見ず、現実的な視点で自分の立ち位置を評価することが大切です。
婚活の現実をつかんで成功する人の特徴5選
婚活で成功するためには、以下の特徴を持つ人が多いです。
清潔な身だしなみを心がけている
見た目の印象は重要です。清潔感のある身だしなみを心がけることが、好印象を与えるポイントです。
自分に合った婚活をしている
自分の性格やライフスタイルに合った婚活方法を選ぶことで、無理なく続けることができます。
相手に求める条件が多すぎない
現実的な条件を設定し、幅広い候補者を対象にすることで、成功の可能性が高まります。
結婚への焦りがない
焦りはネガティブな印象を与えがちです。リラックスして、自然体で婚活に臨むことが成功への近道です。
自分の価値観を分かっている
そのためには、「自分が本当に結婚に求めているものは何か?」「結婚相手に求めているものは何か?」「自分は何を提供するか?」という問いを自分に立てて、答えを探すことです。つまり、自分の価値観と徹底的に向き合うことが重要です。
例えば、「自分が実現したい結婚生活で、世帯年収は具体的にいくら必要か?」という問いを考えてみましょう。
本当に相手の年収は、600万円必要でしょうか?
- どんな家に住み、子供は何人いて、どんな保険に入ることをイメージしているのでしょうか?
- お相手のお小遣いと自分のお小遣いはどれくらいをイメージしているのでしょうか?
- そのために世帯年収はいくら必要でしょうか?
- 自分はいくら位稼ぐイメージでしょうか?
- 自分はもう少し稼げないのでしょうか?
その生活水準を理想としたときに、どれ位の生活水準まで落としたら「一生独身の方がマシ」でしょうか?つまり、どれくらいの世帯年収なら「結婚した方がいい」のでしょうか?
少し考えてみると、お相手の年収は「なんとなく600万円以上欲しい」から脱することが出来ます。そこで、お相手の年収を下げられたら、これは「差別化」に繋がります。
自分の市場価値をきちんと理解している
自分の魅力や市場価値を正しく把握し、それに基づいた婚活戦略を立てることが成功の鍵です。
あなた自身がよほどスペックの高いモテ女でない限り、または「そこそこイケメン」、「コミュニケーション力」のどれかを諦めた方が無難です。
それも、一個諦めればOKというのではなく、優先順位をつけ、思い切って3つくらいは諦めないと現実味を帯びません。
「本当にイイ相手と出会えない限り独身の方がいい!」という覚悟を持っている方を除き、今の自分が、婚活において没個性であることを自覚し、意図して差別化する必要があります。
ここまで、婚活女子の求める“現実的な結婚相手”が同じであり、ゆえに競争率が高く、それゆえ実は“非現実的である”ことをお話ししてきました。
この罠から抜け出せないことが更なるホラーを生むことを、お伝えしたいと思います。
ネット婚活の現実にも注意
「そこそこイケメン」で「コミュニケーション力」がある男性は、多くの場合既婚です。
婚活で疲れてしまった女性は、この既婚者と多くの場合不倫します。
既婚であることをオープンにしている男性と不倫するのは論外ですが、“自称独身”の既婚者が世間には多くいます。
特に独身証明がいらない出会い系アプリには多くの既婚者が潜んでいます。
そこで不倫をしてしまい、その男性のレベルを自分の結婚相手のスタンダードにしてしまうと、独身はほぼ確定です。
この罠にはまらないように注意してください。
婚活の現実を見よう
まとめとして、最後にもう一度言いますね。
多くの婚活女性が言う“現実的な結婚相手”の像は同じです。
それを掲げている限り、結婚は極めて困難です。それなら、「医者と結婚したい。それ以外の条件は一切いりません」という女性の方が、はるかに結婚に近いです。
自分が今考えている、結婚相手像をぜひ再考してみて下さい。