実家暮らし=自立していない?
人気節約ブロガーが実家暮らしの害を解説します
実家暮らしの女性は「自立していない」イメージが付きまといます。
なぜなら、生活全般の管理運営経験が無い事が、将来の結婚生活を思い描けないことに繋がってしまうのです。
(実際は一人暮らしでも家事のできない女性はたくさんいるのですけどね。)
今回は実家から出ない女性が未婚になりやすい理由をまとめてみました。
実家暮らしが長いと金銭感覚がズレてくる
実家暮らしの方ほど貯蓄が多いイメージがありますが、実際のところ、そうではない方もたくさんいます。
そもそも親の扶養に入ってパート・アルバイトレベルにしか働いていないため、たいして貯蓄できない。またはしっかりフルタイム正社員で働いていても、多くをお小遣いにして使い切ってしまう、こういった方も非常に多いのです。
実家暮らしの理由を「収入が少ないから仕方がない」という方もいますが、高卒程度の学歴であっても仕事を選り好みしなければ問題なく就職できますし、地方都市なら15万円程度の収入があれば一人で暮らしていけます。
節約して暮らしていく、という考えに至らない方、お金をどれだけ使えば生活費が●万円になる等イメージがつかない、というのは、まだまだ親に甘えていることに気づけていないのですね。
また、実家暮らし女性は自己研鑽のためにお金を使うことが多いのですが、その使い方がズレていることが多々あります。
例えば、将来の結婚を考えて料理教室。
料理教室に行っている実家暮らし女性にあるあるなのが、普段の料理は全て母親がやっていて、実際の生活に即した料理が作れない、というものです。
料理教室の用意された食材での調理と、今ある食材で調理したり、節約を意識しながら買い物をしてから調理するのとでは、全く難易度が違うからです。
エステ、旅行、趣味のアイドルの追っかけなど、収入の多くを自分に使ってしまっているような金銭感覚の持ち主も多いため、男性に「この女性は見た目の維持費がかかりそう」「生活費以外の出費が多そう」と思われがちなところもネックになります。
結婚への大きなハードルは、まさかの母親
実家暮らし女性は父親が高収入、母親が専業主婦という、ゆとりある家庭環境に育っているケースが目立ちます。
専業主婦の母親は比較的好きなようにお金を使っていて、何不自由なく楽しく暮らしている。そういった姿を見て、自分が結婚した後も同様の生活水準を維持していきたい、と考える実家暮らし女性は多いもの。
その結果、結婚相手に高いランクの男性を狙いすぎて、気づけば結婚適齢期だった34歳を過ぎている、というパターンもあります。
また、実家暮らし女性の家庭では母親の発言力が強く、真面目な娘は母親のYESマン、または友達親子になっていることがしばしばあります。
例えば、娘に彼氏ができても、母親が「この男性はイマイチね」なんて言おうものなら、娘も「お母さんが言うなら、そうなのかも」と思って、せっかくのお付き合いをやめてしまったりします。
私の知っているケースでは、いい歳の娘に対して「女の子はどうせ結婚するのだから、17時くらいで終わる仕事にしておきなさいよ」という、娘の将来の可能性をつぶす発言をする母親もいました。時代錯誤も甚だしいですよね。
母親の庇護下に居続けている女性は、母親の意思に左右されて思考停止しがちです。
実家暮らし女性は男性と付き合いにくい
私が実家暮らしの頃、私は男性とお付き合いがしづらかったです。
というのも、仕事が終わるのは21時、その後会うとなっても、門限が厳しくて難しかったのです。
そこで、実家が窮屈になった私は一人暮らしを決意しました。
実家暮らしの女性は、親の庇護下にいる分、親のルールに従わなければならなくなります。「夜中に女性が出歩くのは危ない」、は正論ですが、正社員で朝から晩までフルタイムで働いていると、男性となかなか会うことができません(自分の休みに男性の休みが合わないことも多い)。
その為、せっかく彼氏ができても、うまくお付き合いができず、仲違いしてしまう、なんてことも。
結婚したいなら30歳までに実家を出ることをお勧めします。間違いなく、男性とはお付き合いしやすくなります。
交友関係の問題
実家暮らし女性が30歳を超えてくると、多くの友人、知人が結婚や出産を経験し、疎遠になっていきます。なぜなら話が合わなくなり、価値観も変わっていくからです。
気づけば周りは同じ実家暮らし女性ばかり。
すると、
- 「今更、責任持って働くのは嫌だよね」
- 「彼氏と遊ぶより、女同士で遊んでいる方が楽しい」
- 「結婚なんて面倒くさいよね」
- 「一人暮らしなんてお金なくなるだけじゃん」
といった向上心のない話題が増えて、いつの間にか「自分はこのままでいいのだ」と錯覚してしまいます。
そうして気づけば、どんどん世間から取り残されていき、結婚も遠のいていってしまうのが、実家住まい女性の怖い所です。
もちろん、実家暮らしでも、計画的にきちんと貯蓄して、向上心のある方もいると思いますが、実家暮らしというだけで世間の目は厳しくなります。そのあたりは理解しておきましょう。