婚活サイトだから気を付けたいこと
会う前に色々と情報がバレてしまいます
結婚相談所や婚活パーティであれば、色々な段取りを全てセッティングしてくれます。楽なのですが、婚活サイトとは異なる部分があります。
結婚相談所や婚活パーティーではいきなり本名を知ることはありません。相手の本名を会う前に知ってしまうと、それで検索をかけて「エゴサーチ」してしまう人がいます。
それによってお見合い相手の不利な情報などが、本人から聞かされる前に入ってしまいお見合いが上手くいかなくなるなどのリスクを避けます。
しかし婚活サイトは自分たちで待ち合わせするわけで、メアドやLINE-IDなどを事前に交換するでしょう。したがってそこから名前がバレる可能性もあります。
またFacebook連動型の婚活サイトであれば、Facebookに登録している本名に加えて勤務先や交友関係などもバレることになります。
実際に会う前に相手の色々な情報を知ってしまうのが婚活サイトのいいところでもあり、悪いところでもあります。
「色々とバレてしまう」ことをネガティブではなくポジティブに捉えて、相手の好感度を上げていくことが婚活サイトで重要なテクニックになります。意図的に良い情報を知ってもらい、余計な詮索をさせないのが大切です。
以下ではそのようなテクニックについて解説していきたいと思います。
婚活サイトで使える7つのテクニック
1.写真をきれいに変える
beautiful faces / tommerton2010
相手の第一印象が容姿でかなりの部分決まってしまうのは事実ですよね。
婚活パーティなどではうっかり化粧を失敗した、慌てて家を出たためスーツが乱れていた、なんてことがあります。お見合いでも、お見合い写真からの本人のギャップがありすぎて混乱してしまうこともあるでしょう。
しかし婚活サイトでは、登録してある写真を前提に、ある程度の期間やり取りをしていきます。
つまり実際の自分がそれよりも少しダサくても、写真のイメージで固定することができます。思いっきりカッコいい「奇跡の一枚」を登録することで、その奇跡が当たり前の状態に相手をすることができます。
でもそうした一枚を狙って撮ることはできないですよね。そこでフォトスタジオなどで意図的に写真を変える方法があります。芸能人などのグラビアも実は修正しています。
顔を少し細目に変える、シミやシワを除去する、目を大きめにする、一歩間違えると大変なことになりますが、今のスタジオではわからない範囲で上手に修正をしてくれるプロがいます。
そんなの本筋ではない、正々堂々と、と思うかもしれませんが、第一印象で良好な感情にしてしまえばこっちのものなんですね。多少お金はかかりますが、これが最初のテクニックになります。
2.スタンプの有効活用
Time to Text / Ozont
最近の婚活サイトのメッセージ欄にはLINEのようなスタンプ機能が付いています。これならば実際にメッセージを送るよりも簡単に自分の好意を伝えることができます。
仕事などでメッセージを送る時間がない、眠くて送れない、そういう日でも「おはよう」「おやすみ」「おつかれさま」などのスタンプだけでも送っておけば、「放置されている」という印象を与えることはありません。
定期的に(毎日一回とか)スタンプのやり取りをしながら、休日などにしっかりとしたメッセージを送るだけでも全然違います。何日間も何もアクションがないと「切られた」と相手は思ってしまい、別の異性とのやり取りを始めてしまうかもしれません。
3.相手が好きそうな写真の添付
Zuidas Amsterdam / FaceMePLS
メッセージには写真などファイルを添付することもできます。ただしあまり個人的な内容のものは添付しないほうが良いでしょう。ネットに流れるということは、今後完全に消えることがないということを意味します。
食べた料理や作った食事の写真を送りがちですが、よほどすごいものでない限りあまり関心がないのが正直なところです。独りよがりに「こんなに豪華なものを食べているんだ!」と印象付けてはかえってマイナスになります。
相手が喜びそうなのは
- ペットや動物の写真
- 旅行先のスナップ
などです。結婚を考えて活動しているわけですから、小さいもの、かわいいものが好きというアピールはかなりプラスです。また、旅行先などの写真を付ければ、家に引きこもっている人ではないこともアピールできます(ただ、こちらはほどほどに)。
「マイナスにならないもの」をさりげなく添付するのがテクニックですね。
4.うまくいっているときはログインを控える
going backwards / ** RCB **
婚活サイトによっては相手が何日前、何時間前にログインしたかどうかが分かります。要はあまり頻繁にログインしていることが相手に伝わると、「自分だけじゃなく他の異性にも積極的にアプローチしている」と勘違いされてしまいます。
会う前や、メッセージのやり取りが始めったばかりならばお互いさまなので問題ありませんが、実際に会って付き合うことになったら、ログインはしないほうがいいと思います。
こういう細かいところでマイナスになってしまうのはもったいないですよね。これも小さなことですが大切なテクニックです。
5.相手の誕生日をチェック
Nederland beweegt / FaceMePLS
おそらく相手は誕生日を登録しているので、何月何日が誕生日か分かります。やり取りを始めたばかりであっても、誕生日になればおめでとうメッセージを送りましょう。
もちろん、実際に会う段階になっていれば、誕生日のお祝いをするのは当然です。むしろそれに気づかなければ大変なことになります。直接聞かなくても誕生日が分かるので、さりげない演出をして好感度アップにつなげることができます。
6.なるべく早く「会いましょう」と誘う
Woman using Windows Mobile device in park with child / gailjadehamilton
ある程度やり取りをして好感度を固めるのも大切ですが、一か月以上会わずにやり取りをするのは適切ではありません。結婚相手を探すために婚活サイトを利用しているのですから、ある程度仲良くなればメル友ではないのですから、実際に会わないと次に進みません。
テクニックとしてメッセージが5往復~10往復したら「会いませんか」と切り出してみましょう。それでも「まだそのまま」というのであれば、相手はあなたのことを気にかけていないのか、他に本命がいてキープ要因だと考えているかのどちらかですね。
7.退会、有料会員をやめることをほのめかす
ArtZuid 2011 Amsterdam / FaceMePLS
本当に「この人いいな」という本命は現れたのならば、「もう有料会員の更新はしない」と切り出して「あなたに絞ります」ということを伝えてみましょう。結婚相談所でも本交際に入ると他の人から申し込めないようになります。
婚活サイトはそういう機能はないので、意識的に「あなただけ」ということを分かる形で示すことで好感度を上げて、相手も他の異性とやり取りしないようにさせるテクニックです。
ただし「退会」まで行くと、ダメだった場合また最初から入会し直すので面倒かもしれません。そこはどれだけ本命かによるかもしれません。実際に恋人として付き合いだしたら婚活サイトの活動はやめましょう。
テクニックを駆使することは大切です
「小手先」と思わずに実践してみましょう
「婚活は中身が勝負だから小手先のテクニックは不要!」と思う人もいるかもしれませんが、少しでも好感度を上げた状態で会うことは重要です。
一緒に仕事をしながら好きになるわけではないのですから、最初から皆さんの内面の良さまで理解できる人は少ないと思います。ですので、小手先と思わずにできるテクニックは全て駆使してみようとする姿勢が重要です。