婚活の世界では、相手を傷つけずに関係を終わらせることが重要です。
特に、マッチングした相手に対して断りを入れる際、上手な方法を知っておくことが大切です。
この記事では、婚活相手を尊重しながらも、自分の意志をはっきりと伝えるための「傷つけない上手な断り方5選」を紹介します。
後腐れなく、相手に配慮した断り方を学んで、ストレスなく婚活を続けましょう。
婚活において、上手なお断りの方法とは?
お断りするときの心構え
婚活において交際やデートのオファーを受けたものの、どうしてもお断りしなければならない場面があると思います。 特に婚活パーティーなどで出会ってカップルになってからですと、相手と顔を合せているため、なかなか言い出しづらいものです。
そんなお断りの連絡をするときは、どうしても気が引けてしまうものですよね。どうやったら相手を嫌な気分にさせないで、こちらも言いづらくないようにお断りできるのでしょうか?
そんな悩みにお答えするために、まりおねっとはアンケート調査を実施しました。
今回の質問は、「婚活していて、ある相手とこれ以上やり取りを続けたくない。そんなときに相手を傷つけない断り方を教えてください。」
ここでは、相手方に配慮した5つの断り方をご紹介しますので、1つ1つ見ていきましょう。
婚活で相手を傷つけない断り方は何ですか?
方法1.他に良い相手ができたと伝えて断る
しつこい場合、他の婚活パーティに参加し出会いを多く求めていることをなんとなく話し、あなただけが対象ではないということを匂わせて、やんわりと断ります。
一般事務職/女性/27歳 こぐまさん
断る時には相手のダメなところを言うと、相手を傷つけてしまいます。 そうではなく、他に良い相手ができたからと言うことで傷を最小限にできると思います。 自分がダメだったのではなく、自分より素敵な相手がいたからだと思うことで、相手は自信をなくさずに次の婚活に進めると思います。
事務職/女性/25歳 まみりんさん
方法2.悪いのは自分なので申し訳ない態度で断る
「今までメールで色々お話しを伺いながら私自身良く考えました。その結果、大変申し訳ないのですが考え方の違いにより、これ以上のお付き合いは難しいという結論に達しました。ひとえに私のワガママですが、これ以上やりとりを続けるのはお互い大切な時間を無駄にしてしまうことと思うのです。短い期間でしたがありがとうございました。」
自分が悪いという結論にして、更に相手に感謝の気持ちを述べることで円満に断れますよ。
介護職員/女性/42歳 ミートさん
ある程度仲良くなってしまった方には、自分の気持ちを正直に話します。 どのような理由でやり取りを続けたくないのか、伝えることが大事ではないでしょうか。 「○○さんは素敵な方でしたが、時間を無駄にさせてしまってすみません…」と心から申し訳ない態度を表します。
会社員/女性/28歳 マヨさん
方法3.相手の良い部分が自分には合わないと伝えて断る
男性がよく使う方法ですが、謙遜して自分から身を引くという態度ですね。
相手の良い部分が自分には合わないことを伝えると悪い印象を与えないで断ることができます。例え気配りができる方は、「そこがいいところだけれど僕は同じように気配りできないし気を使わないガサツぐらいな女性のほうが気楽」とか。 嫌な部分について触れたり、正直な意見を言うと相手も嫌な印象を受けてしまいます。 自分にはもったいない相手だと思わせることで、相手の自尊心を傷つけずに断ることができます。 自分の悪い箇所と相手の良い箇所の相性が悪いことをしれば、異性も仕方ないと諦めやすくなります。
会社員/男性/33歳 サトルさん
断るという行為自体が相手を傷つけるものだと思うので、相手の傷を最小限にするように私自身が悪者になるような態度を取ります。 相手の方がいかに素晴らしく高嶺の花であり、自分なんかにはもったいないような人で到底つり合いが取れるものではないと伝えたりします。 ただし、あまり自分を卑下してしまうと相手に嫌味のように聞こえてしまうこともあるので、やり過ぎには注意しています。
会社員/男性/30歳 TOSHIさん
方法4.脈がないと相手に感じてもらって、それとなく断る
付き合いが浅い相手なら「すみません、今しばらく仕事で忙しいので」の一点張りです。 これは男女間では「お断り」の言葉だとされていますので。 多少は傷つけてしまうかもしれませんが、一番適当な方法だと考えています。
会社員/女性/28歳 Loliさん
やっぱり露骨に避けたり、話さなくなるのは傷つくと思うし、面倒なことに巻き込まれる可能性もないとはいえないので、相手を持ち上げて、段々とメールの返事を遅くしたり、返事はするけど、話しが続かないような会話の仕方に少しずつ変えていきます。そうするとさすがに、脈がないんだと感じるだろうし、少しずつ彼から離れていくようにします。
一般事務職/女性/27歳 こぐまさん
人格的なことを言われて無理だと言われたら、もし反対の立場だったら傷ついて立ち直れないかもしれません。結婚を考えているからこそ、内面的なことではなく、その人の環境的なことでお断りできたら、お相手も納得するしかないですし、傷つけなくて済むのではないでしょうか。転勤する人は無理とか、あなたの親の面倒は見れない、とかがベストだと思います。
会社員/女性/31歳 ゆうこさん
方法5.あえてハッキリと伝えて断る
申し訳ないけれどあなたとの結婚は現実的に考えられない。お互いに他に結婚相手にふさわしい人がいると思うと伝えます。 その時は傷つけてしまうかもしれませんが、曖昧な態度や言葉で濁してしまうと相手の方も次の出会いに行きづらくなると思うからです。 また、曖昧な態度での拒否はそれに本人が気づいたときはっきり言われるよりももっと傷ついてしまうと思います。
歯科衛生士/女性/29歳 Pandaさん
はっきりと伝えないと、相手に誤解を与えて、ズルズルと関係が、続くのも避けたいので、今日、色々とお話をして感じたのですが、私とは、少し、会話が合わない様に感じましたので、誠に申し訳ありませんが、今回は、ご縁がなかったという事で、失礼致します。これから先に、素晴らしい方とのご縁がある事を願っております。とお伝え致します。
サービス業/女性/25歳/ YUIさん
婚活で断る際に注意すべきポイント3選
ここまで婚活での上手な断り方を解説しました。
一方で、注意すべき点もあります。
以下の3点をみてください。
罪悪感を抱かない
断る際に、相手に対して罪悪感を抱くことはあり得ます。
確かに、相手はショックを受けるかもしれませんが、これは婚活でよくあることです。
断ること自体は悪いことではなく、むしろ相手が新たな出会いを見つけることを応援する姿勢が重要です。
相手を非難しない
婚活において断る際、相手のせいにすることは避けるべきです。
時には相手が理由で断らざるを得ない状況もあるかもしれませんが、断る理由は「お互いの縁がなかった」とするのが望ましいです。
明確な表現を使わない
曖昧な表現は相手に期待を持たせがちです。
「もう少し考えたい」「あなたのことをよく知らない」といった言葉は避けるべきです。
これらの表現は相手を余計に傷つける可能性があります。断る際は「この先はない」とはっきりと伝えることが大切です。
できる限り相手を傷つけずに円満に
お断りされた時に自分がどう感じたか?を考えてみる
いかがでしたでしょうか?
色々と方法はあるようですが、角を立てない程度に理由を述べた方が良いと思います。断りづらいからといって、いきなり連絡を絶つというのはマナー違反。今回のアンケート調査で多かった回答をまとめると、
- 他に良い相手ができたと伝える
- 悪いのは自分なので申し訳ない態度で伝える
- 相手の良い部分が自分には合わないと伝える
- 脈がないと相手に感じてもらう
- あえてハッキリと伝えて断る
5つめのハッキリと伝えるというのは、相手の嫌なところ、気に入らないところを指摘するわけではありません。ハッキリと伝えながらも、自分が言われたときにどう感じるのか?というのを考えながら、相手に配慮した言葉を選んで伝えるのがオトナの作法。
人生の伴侶を探す婚活ですから、よく吟味することは必要です。相性が合わないと感じたら、それを伝えるのは仕方のないことですので、相手の気分を害さないように配慮しながらお断りしてください。そして、次の方との出会いに向けて進みましょう。
初めから価値観があう方と出会うために
合コンや婚活パーティーでの出会いって、初めは第一印象からはいり2回目3回目と会う中で価値観などをさぐっていきます。何度も会えば男性に勘違いさせることもあるかもしれませんね。
そんな摩擦が少ないのが婚活サイトです。ネットでの出会いに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。大手リクルートが運営する婚活サイト「ゼクシィ縁結び」なら登録時に18の質問に答えてあなたに価値観があう人を毎日4人紹介してくれます。初めてのデートセッティングをコンシェルジュが仲介してくれるシステムもありネットの出会いが初めての方に嬉しい機能盛りだくさん。「ネットで出会うのは怖い」という方向けに初デートのやり取りを仲介してくれるお見合いサービスもあります。