婚活で学歴ってどれぐらい大事?
学歴は「大卒」があればまず大丈夫!
昔ある本で「早慶レベル未満の大学を出た人は、ほとんどの場合何らかの学歴コンプレックスを持っている」と書かれておりました。学生の高学歴化によって、多くの学生は自分の学歴に対して不安を抱えることが多くあります。
しかし、婚活のサイトなどを見ればわかるように基本的にプロフィールには「大卒」か「それ以外」程度の分類しかされておらず、たいていの女性は「どの大学を出たか」までは考えないものです。
中卒や高卒の方であれば、自己アピールに工夫を
以前の記事でも書いたように「人間は自分を基準としてものを考える」傾向が強いものです。そのため大卒の女性は婚活の場で「高卒や中卒の男性を自分よりもレベルの低い相手」と思ってしまう傾向が強いものです。
しかし、いくつか方法を使えば、学歴に自信がない男性であっても、うまく婚活市場で成功することにつながることでしょう。ここでは、どんな方法を使えば、学歴がデメリットにならないか、いくつかのポイントをご説明します。
婚活で学歴に自信がない人のアピール方法
ステップ1、学歴が低いことは最初に告げない!
まず、学歴が低い人はたいていの場合それを受け入れられるか不安を抱えています。そのせいで、婚活でも「まずはそこを受け入れてもらえることから始めよう」と考えてしまうことが多いものです。
そこでいきなり「僕、学歴低いですけど大丈夫ですか?」と言ってしまいたくなると思いますが、そこをぐっと我慢してください。
営業で言えば、大きな欠陥がある商品を売り込む場合でもいきなり、その欠陥を告げるようなことはしないはずです。それよりも、「相手にとってメリットのある情報」を伝えることを第一に考えてください。
ステップ2、学歴より優先させたことを話す!
Denken / Thinking / Sebastiaan ter Burg
以前の「相手にとってメリットのある情報」につながる話題ですが、例えば「料理人として勉強ばかりしてきたから、大学を出なかった」などであれば、婚活の場で大卒でないことを気にされることは、まずないでしょう。
このように「学歴が低いことに対して、納得のいく理屈」を説明できるようにすることが重要です。
もし「何となく進学は面倒だった」などの後ろ向きな理由であっても、問題はありません。この時、相手よりも1段下げた話し方をすれば大丈夫です。
例えば「自分は早いうちに社会人としてのスキルを身に着けないと、将来うまくいかなくなると思った」などですね。要するに、「ちゃんと考えて選択した人なんだな」という心理を相手に植え付けることがポイントです。
ステップ3、コンプレックスから「攻撃行動」を行わない
Action boxing / David Rosen Photography
心理学用語に、人間は「防衛機制」というものがあります。これは簡単に言うと、「自分を保つために、何らかの行動を無意識にとること」です。
例えば、手に届かないところにあるブドウをみて「あのブドウは酸っぱいのさ」という独り言をつぶやくのも、有名な防衛機制(合理化)です。
学歴にコンプレックスのある人は、婚活の場でなくとも無意識に大学を馬鹿にする傾向があります。
✕ 「大学に行っても学べることはないと思った」
〇 「大学に行くのもいいと思ったけど・・・自分はむしろ・・・」
上の例ですと、大卒の女性にとっては「なら、私の選択は間違ってるといいたいの?」という気持ちにさせてしまうため、逆効果になります。
下の例では、相手の選択に対して肯定的な意見を行うようしているので、きっと相手の女性にも不快感も与えないことでしょう。
ステップ4、「大卒の人」と、どのようにかかわっているのかを話す。
3と同様に、学歴コンプレックスを持つ人ほど、大卒の新卒社員を見下す傾向が強くあります。
…しかし言ってしまえば、社会で4年間働いていた高卒の社員のほうが、大卒の新入社員よりも社会性が高いのは当然のことです。
一方で大学を出た学生は(よほどの馬鹿学生でない限り)レポートや論文作成などに力を注いでおり処理能力が高いなどの、良いところを持っているものです。
そこで、「自分は大卒の人より優秀なんだ」ということをアピールするのではなく、「自分にない能力を大卒の人に手伝ってもらっている」など、協調性があることをアピールすることが相手に好感触を持ってもらえることにつながります。
ステップ5、自己卑下したり自虐的にならない!
Cologne to Adelaide / colinlogan
筆者自身大卒で会社員経験があるので分かりますが、企業は大卒の人と高卒の人、どちらが欠けていても成り立たないものです。
しかし、どうしても学歴が低い人の場合には「大卒はいいよなあ…」と愚痴を言ってしまったりする傾向が出てしまいます。人によってはそこから、「うちの企業は体質が古くてさあ…」と企業の愚痴につなげてしまう場合があります。
しかし、「気分一致効果」という言葉があるように、異性は「嫌な気分にさせる相手」に対しては悪い印象を持つものです。
そこで、「自分はどうせ…」と自虐的に発言をしたり愚痴を言ったりするのではなく、「自分の会社の良いところ」を考えるようにしましょう。
まとめ
大事なのは「相手の学歴」を尊重すること
コンプレックスは「防衛機制」を生みます。
しかし、この防衛機制は相手に対していやな気分にさせてしまうことが多いものです。例えば、女性に全く相手にされない男性ほど、女性に対して「今の女性は男性を表面的にしか見ていない」などということが多くあります。
このように「気になる対象の価値を下げることで、自分の位置を相対的に上げようとする」行動なども防衛機制の一種ですが、このようなことをすると相手に不愉快な気分を与えることになります。
同様に学歴が低いからと言って、大卒の人を馬鹿にする発言をすると、もし相手が大卒であったならあなたの恋はそこで終わってしまうでしょう。そこで、相手がどんな学歴なのかを考え、「それってすごいことだね!」と褒めるようにすると、婚活では上手くいくことでしょう。