結婚は人生の大きな一歩であり、パートナーの職業がその経験に大きく影響することがあります。
特に、客室乗務員(CA)との結婚は、一般的な職業とは異なる独特の挑戦とメリットを提供します。
本記事では、CAとの結婚生活が持つ特有のメリットとデメリットを探り、そのような関係をより良く理解することを目指します。
CAは婚活するの?
かつてほとんどの男性にCAとの出会いはなかった
CA(客室乗務員)の中には、もちろんパイロットや整備士のような航空業界で働いている男性と結婚する女性もいます。
しかし、それはあくまで一握り。
他の多くのCAは、職場以外で結婚相手を見つけます。
男性からの人気が非常に高いCAです。
自分から出会いを求めずとも男性側から言い寄られることは多く、出会いの場には困っていません。
彼女達が参加する出会いの場は、主に限られた空間であることが多いです。
だから、一般男性には『高嶺の花』のイメージが、どうしてもつきまといます。
「どうせ、俺なんて相手にしてくれないだろうな」
そう嘆く男性陣の言葉は、的外れじゃありません。
現にこれまでは、ほとんどの男性がCAとの出会いなんてありませんでした。
それこそ、CAと付き合える可能性は、自分が飛行機に乗った時に玉砕覚悟でナンパするくらい。
でも、コロナ渦の影響により、少し事情は変わってきたようです。
婚活を始めるCAが増えている
ご存知のとおり、コロナの影響で私達の移動は随分と制限されています。
当然、航空会社は大打撃です。
自宅待機を余儀なくさせられているCAも大量にいます。
CAだって1人の女性ですから、将来のことを考えたら当然、婚活を始めます。
だから、これまで婚活市場では、ほとんど出会いのなかったCAとの出会いも現実的になってきました。
CAと結婚するデメリット
不定期なスケジュールと遠距離
客室乗務員の職業は不定期なスケジュールを持ち、長期間の遠距離を伴うことがあります。
これにより、定期的な生活リズムや一緒に過ごす時間が不足することがデメリットとして挙げられます。
コミュニケーションの課題
遠距離や時差により、日常のコミュニケーションが難しくなることがあります。
これは、関係の維持や深化において課題となることがあり、両者の努力が必要です。
家族計画と子育ての困難
CAの不規則な勤務体系は、家族計画や子育てにおいて特別な配慮を必要とすることがあります。
特に子供が小さい場合、育児の負担が一方に偏る可能性があります。
社会的理解の欠如
CAという職業は一般的ではなく、周囲からの社会的理解を得にくいことがあります。
これにより、パートナーは職業に関する誤解や偏見に直面することがあるかもしれません。
CAと結婚する方法
マッチングアプリ
もちろんCA(客室乗務員)の女性が、怪しい婚活パーティーに紛れ込んでいたり、わけのわからない出会い系に登録したりするはずはありません。
彼女達の婚活は、いわゆる『まともなところ』でのみ行われています。
たとえば、マッチングアプリ ならば『プレミアムメンバーズ』のような入会時に審査があるもの。ということで、例として『プレミアムメンバーズ』の特徴を紹介します。
プレミアムメンバーズ
- 男性入会資格:26~45歳
- 年収700万円以上
- 写真審査もアリ
- 登録料金:8,000円〜/月
- URL:プレミアムメンバーズ公式HP
年収に関しては資格証明書が必要。
他のアプリのように、本当は年収300万なのに「俺は年収2,000万だ!」とテキトーなことを言うのは無理です。
また、審査制のアプリの中には「これなら、俺でもクリアできそう!」と思えるくらい審査がゆるいものもあります。
しかし、そのようなアプリには当然CAもいないわけで……結局、マッチングアプリでCAとの出会いを求めるのならば、男性自身のスペックがある程度は高くないと登録すら無理の模様です。
婚活パーティー
婚活パーティーの中にはハイスペ男性しか参加できないパーティーも。
このようなパーティーでは、男性の参加条件に年収が含まれていることも多いです。
参加条件となる年収はだいたい『600万円以上』から100万円刻み。
『年収1,000万円以上の男性のみ参加OK!』なんてパーティーもあります。
ただし、婚活パーティーの年収は、あくまで自己申告制なので嘘をついて参加する人もいるとか……。
偽りの参加者の存在はもちろんCAにも伝わっていますので、積極的に婚活パーティーで婚活しているCAは少数です。
そもそも、嘘の年収なんてすぐにバレますから。
CAに会えたところで意味がないように思います。
結婚相談所
本気で婚活しようと思うのなら、やはり結婚相談所。
CAも特別な職業のように思われがちですが、中身は1人の普通の女性。
結婚相談所に登録するCAもいます。
ただし、あなたが「CAと出会いたい」「CAと結婚したい」と思っているように、大量の男性が同じことを考えています。
わかりやすく「私はCAです」とプロフィールに書いている女性と会うのは、相当な高倍率でしょう。
しかし、中にはCAと公表せずに『一般企業勤務』と登録して婚活しているCAもいます。
会って話をしてみたら実はCAだったというパターンですね。
もちろん少数ですが、実際にCAと出会えるのはこんな形なのかもしれません。
CAが求めている男性への条件
高年収男性
では、続いてどんな男性がCA(客室乗務員)から結婚相手として求められやすいのか紹介します。
もちろん、最終的には『人それぞれ』で終わる話ですが、やはりCAが結婚相手に求める男性像には特徴があるようです。
CAの平均年収は30代前半で約500万円、30代後半で約570万円、40代になると700万円と言われています。
あくまで平均の金額ですが、一般的には高年収の職業の1つ。
そのため、お相手の男性には自分以上の年収を求める傾向があります。
だから、ハイスペ男性しかいないアプリや婚活パーティーでしか会えない。
そんな傾向があります。
高身長
CAはスタイルが良い女性が多い。
そんな印象を持っている男性も多いでしょう。
そう印象づけられているのは、高身長女性のほうがCAに採用されやすいからだと思います。
もちろん、これは古い価値観なのですが……実際に外資系の航空会社では未だに『160センチ以上』とCAの採用条件に身長を設けているところも少なくありません。
自らの身長が高い女性は、どうしても高身長の男性を求めがちな傾向があります。
何故、CAは高年収・高身長を求めるのか?
「結局は背が高くて金を持っている男しか相手にしないのか。お高くとまりやがって」と感じた男性のみなさんに、私から彼女達を擁護しておきましょう。
CAに限らず、年収の高い女性が自分よりも年収の高い男性を求めるのは、なにかあるたびに「どうせ、俺のほうが年収低いし……。イジイジ」となる男がめんどくさいからです。
CAに限らず、身長の高い女性が身長の高い男性を求めるのは、なにかあるたびに「どうせ、俺は背が低いし……。イジイジ」となる男がめんどくさいからです。
たとえ年収や身長がたいしたことなくても、堂々としていて自分に自信を持っていて、他の魅力がいくつかあれば、CAの女性達も結婚相手として考えてくれるんですよ。
でも、めんどくさい男なのか、めんどくさくない男なのかなんて、会う前にはわかりません。
だから「最初からそういうめんどくさい男の可能性を省こう」との結論に至ってしまったわけです。
CAと結婚するために婚活しよう
「結局、高スペックの男性しか相手にしてもらえないじゃん」と思ったかもしれませんが、以前は高スペックの男性ですらCAとの出会いは少なかったんです。
スペックさえあればCAと会える可能性が十分にある現在、確実に彼女達との結婚へのハードルは下がりました。
もしも、婚活中にCAの女性と1対1で話せる機会があれば、積極的になるべきです。
彼女達は接客業の頂点にいるような人達ですから、たとえ交際につながらなくても学べる部分は多いでしょう。
その時は相手の女性をCAだとは思わずに、あくまで1人の女性として接すること。
もしかしたら、これが一番大切なことかもしれませんね。