婚活におけるプロフィールや趣味に関する悩みは、婚活をしている多くの人に共通する課題です。
プロフィールの趣味欄は、自己表現の一つであり、異性に与える印象を大きく左右する部分です。
それだけに、趣味をどのように記載すれば良いのか、何を書くべきかについては、多くの方が頭を悩ませるポイントでしょう。
この記事では、趣味を効果的にアピールする方法を紹介します。
趣味は、婚活プロフィールの中でも特に個性が表れる項目です。
ただの趣味の羅列ではなく、その趣味を通じて自分の人となりや生活スタイルが伝わるような記述が重要です。
この記事を参考に、お相手から注目されるような趣味やプロフィールをアピールしましょう。
会ってから会話が盛り上がるかどうかはプロフィールにあった!
婚活サイトや結婚相談所などでプロフィールを書くときに趣味はその人自身が楽しみにしている事柄、つまり個性を知るきっかけとなるものです。
お相手から会ってもらえるきっかけや、実際にお会いした時に会話に困らない、思わず会話が盛り上がるプロフィールにおける上手な趣味の書き方のコツを教えます。
一方、プロフィールにありがちな趣味の記載のうち、見方によっては異性からマイナスに受け取られてしまうケースもあわせてご紹介いたします。
あなたのプロフィールは埋もれてない?
婚活中のみなさん、こんにちは。
20代~30代で2回婚活をしたアラフォー(♀)の菜々子です。
婚活する際に、まずはあなた自身のことを異性に知ってもらうために写真とプロフィールが必要になります。
あなたの写真とプロフィールの両方がクオリティの高いものであればあるほど、異性から気に入ってもらえてマッチングする確率が上がっていきます。
つまり婚活では、まず「写真」と「プロフィール」のクオリティを高めておくことが婚活を有利に進めるためのカギとなり、同時にあなた自身をPRする大切なツールになるのです。
さて、今回はそんなあなた自身をPRする大切なツールのうち、「プロフィール」に記載する趣味の書き方に焦点をあててお話ししたいと思います。
プロフィールは基本的にはあなた自身が記載をすることになります。
ただし、あなたが結婚相談所に入会される場合は、担当の仲人さんがプロフィールを代行して書いてくれる(或いは書いたものを修正してくれる)ところもあります。
その場合はあなた自身の個性を顕著に出さずに、『結婚相談所の市場でよくありがちな無難な内容のプロフィール』になる可能性が高いでしょう。
菜々子が自身の婚活で約3千人近くの男性のプロフィールを拝見しましたが、そのほとんどが個性の伝わりづらい『無難なプロフィール』に仕上がったものばかりでした。
このようにプロフィールは、まだお会いしていない異性に自分をPRできる非常に有効なツールにも関わらず、せっかくの自己PRの機会を逸している方が少なくありません。
趣味は人柄を知るきっかけ
プロフィールに記載する趣味は、お相手があなたの性格や熱心に取り組む事柄、楽しみ等を知るきっかけになります。
例えばプロフィールに記載した趣味が共通だったことからお相手とマッチングした、或いはお相手とはじめて会った際の話題の一つとしてそれぞれの趣味の話で盛り上がるという効果も期待できます。
ここはやはり手間は少々かかりますが、ご自身で自己分析をしっかり行ったうえで自ら婚活のプロフィール(趣味含む)を書くことをおススメします。
「写真ではあまり良い印象ではなかったけど、プロフィールは素敵だから会ってみようかな。」
逆に、
「写真ではすごく良い印象だけど、プロフィールがイマイチだから会うことはやめておこうかな。」
婚活を経験している人なら少なくとも一度はお相手の写真とプロフィールを見比べてこのように思ったことはないでしょうか(笑)
プロフィールでの上手な趣味の書き方とは
婚活のプロフィールにおいて趣味を記載する時、単に自分の趣味を羅列すればいいと考える方が多いのではないでしょうか。
これでは自己PRとしては効果がちっともありません。
良いプロフィールというものは、全体のストーリーに対して構成が出来ており、文章を読み終えた時に読み手が『あなた自身を想像しやすい』内容になっています。
さらにクオリティが高いものになると、読み手があなた自身のことを容易に想像できたうえで、この続きが知りたい、書いてある内容についてもっと聞いてみたいという『欲求』に駆り立てられます。
それでは、お相手があなた自身を想像しやすい上手な趣味の書き方について例を用いてご紹介したいと思います。
【悪い例】
趣味は、ランニング、映画鑑賞、読書です。
→単に趣味の項目を羅列しただけの内容になっています。
【良い例】
<趣味>
- ランニング(きっかけは同僚の勧めで皇居ランを始めたことでした。東京マラソンを2回完走しています!今年の目標は・・・)
- 映画鑑賞(映画館より自宅での鑑賞が好きです。ジャンルはホラー以外幅広く見ます。)
- 読書(ビジネス書、漫画、写真集をよく読みます。本はKindleでも読みますが、本を開いた時に紙をめくる感じが好きです。)
→趣味は簡潔に記載しているものの、敢えてその詳細については触れていないことや、趣味のきっかけや場所、嗜好、目標といった『個性』を出しているところがポイント。
お会いした時に読み手が思わず趣味について聞きたくなる、知りたくなるような書き方になっています。
婚活でプロフィールに記載する趣味は、実は多数の異性が記載する趣味に合わせておくと、お会いした時に話題に困ることがありません。
差別化するのはこれらの趣味に『あなた自身の個性』を文章に散りばめるのです。そして興味を持ってお会いしてもらうために、敢えて文章で全てをさらけ出さないでくださいね。
こんな書き方はダメ!よくありがちな趣味の書き方
さて、ここで婚活中のみなさんがよく趣味として記載するもののうち、異性から見たら実はマイナスに受け取られるものについて見ていきましょう。
【男性の場合】
- 登山が趣味なので、パートナーと一緒に将来は登山を楽しめたらと思っています。
→ご自身の趣味に合わせられる(または合わせてくれる)異性に限定した内容になっています。
趣味の種類によってはお相手探しが困難になる書き方になっています。
また、見方によっては自己中心的な考え方をしているとも受け取れる内容になってしまっています。
趣味を共有できる異性のみに出会いたいという拘りのある方以外は、正直おススメはできません。
- お酒が好きです。飲み会などの人が楽しむ場にいることが好きです。
→お酒やタバコといった嗜好品の類は、まだ会ったことのない異性に向けた趣味としては不適です。
また、飲み会が好きという言葉から結婚後家に帰らず遊び歩くという連想もされてしまいます。
【女性の場合】
- 趣味は国内・海外旅行です。
- 趣味は買い物です。
→二つとも見方によっては男性から『お金のかかる女性』と捉えられてしまいます。
男性から『(この女性と)家庭を築いたら、お金がかかって大変そうだな。』と思われないような趣味を書きましょう。
- 趣味はヨガです。
→ヨガは大多数の男性にとって経験したことのない趣味であり、話題に上ると男性目線では実は会話しづらいものです。
趣味が思いつかない時の対策3選
趣味が思いつかなければ、そもそもアピールのしようがありませんよね。
ここでは趣味が思いつかない時の対策として、3つの方法を解説します。
普段の習慣を趣味に昇華させる
何気ない日常の行動や好みも、うまく表現すれば魅力的な趣味に変わります。
例えば「食べることが好き」なら、グルメ、食べ歩き、カフェ巡りなどと書けます。
健康を意識したウォーキングや散歩、食事管理、ストレッチも立派な趣味です。
普段の行動や好きなことを一度紙に書き出してみると、新たな「趣味」を見つけられるかもしれません。
一緒に楽しめる趣味を提示する
デートや結婚後にパートナーと一緒に楽しめる趣味も、婚活プロフィールには最適です。
例えば「温泉巡り」「国内旅行」「食べ歩き」「映画鑑賞」「ドライブ」などは、誰でも気軽に楽しめるアクティビティです。
これらの趣味は、デートの誘い文句としても活用でき、共通の楽しみを見つけやすくなります。
興味のある新しい趣味を探求する
未経験だが興味があることを趣味として挙げるのも良いでしょう。
「まだやったことはないが、これから趣味にしていきたい」と一言加えることで、未経験でも自然に趣味として紹介できます。
たとえば「陶芸を体験してみたい」「自分用の湯呑づくりに挑戦したい」といった趣味も、興味を示すことで会話のきっかけになります。
婚活でのアピールにこんな趣味はNG!
なかには婚活中にアピールする趣味として、ふさわしくないものもあります。
男女別に見ていきましょう。
男性の場合
初対面の女性に伝える際には、株やFX、酒、煙草、ギャンブル(麻雀、競馬、パチンコなど)、アイドル追っかけなど、過度にマニアックであったり専門的であったりする趣味は避けた方が無難です。
これらの趣味は、パートナーとしての信頼性に疑問を抱かせる可能性があり、相手に悪い印象を与えることが多いためです。
また、アニメ、ゲーム、鉄道などの趣味は、相手のタイプによっては避けるべきかもしれません。
しかし、これらの趣味はかつては「ヲタクっぽい」と敬遠されがちでしたが、近年では共通の趣味として好まれることもあります。
したがって、趣味を伝える際には相手の反応や興味を見極めることが大切です。
女性の場合
ジャニーズやK-POPアイドルなどの男性アイドルの熱心なファン活動は、異性から共感を得にくい趣味の一つです。
特に婚活の場では、このような趣味を持つことが、一部の人には独自のライフスタイルや特別な趣向と捉えられる可能性があるため、プロフィールに記載する際は慎重になることをお勧めします。
また、一見問題ないように思える「海外旅行」も、男性によっては「お金がかかる趣味」というイメージを抱かせる可能性があります。
ワインやブランド品集めなどの高級志向な趣味も、あえてプロフィールには記載しない方が賢明です。
これらの趣味は、無意識に「高い生活コスト」や「高い維持費」を連想させ、婚活において敬遠される原因になることがあります。
趣味やプロフィールを効果的に書くコツ
趣味やアピールしたいプロフィールなどがある程度固まったら、ポイントをおさえつつ書きましょう。
趣味は具体的に伝える
趣味は具体的に書くことが重要です。
例えば「映画鑑賞」なら、好きなジャンル、監督、俳優、観賞場所や最近見た映画の感想などを詳しく記載しましょう。
趣味の細部まで伝えることで、相手に自分の楽しんでいる様子が伝わり、共感を呼びやすくなります。
ポジティブな表現を心がける
趣味をポジティブに表現することも大切です。
例えば「サッカーが趣味で、下手だけど楽しんでいます」と書くと、自分が楽しんでいる姿を伝えることができます。
趣味の楽しさを伝えることが、ポジティブな印象を与えるポイントです。
デートへのつながりを意識して書く
趣味の記述は、将来のデートにつながるように書きましょう。
例えば「最近は家で映画を見ることが多いですが、次回作が気になっています」と書くと、映画デートへの提案につなげやすくなります。
共通の趣味からデートへの誘いがスムーズになるよう工夫しましょう。
魅力をさりげなくアピールする
趣味の記述を通じて、自分の魅力もアピールしましょう。
たとえば旅行が趣味なら「友人たちとの旅行ではいつもプランを立てています」と加えることで、計画性やリーダーシップをアピールできます。
自分のキャラクターを趣味と一緒に伝えることで、相手に深い印象を与えることができます。
婚活シーンでは趣味やプロフィールは重要な要素
写真のクオリティさえ良ければいい(プロフィールはまあまあ書けていればいいかな。)、と思っていた或いはプロフィールのうち趣味に関してはそんなに意識して書いなかったという婚活中のみなさんは、この機会にご自身のプロフィールを是非見直してみてくださいね♡