一生独身と決めたら覚悟すべきこと5つ！安心した老後のために必要なこと6つ

仕事や趣味に忙しく良い出会いに恵まれなまま気が付けばもうアラフォー。

周りの友人たちが恋愛や結婚、出産、子育てとライフスタイルが変化している中、自分は独身のままだと「これからも一生私は独身なのかも？！」と不安に思い始める頃かも知れません。

まだ、今は元気かも知れませんし老後のことなどイメージしにくいかも知れませんが、結婚率のことを考えるとそろそろ「おひとりさま老後」「一生独身で生きていく」なども考慮して将来設計し始める必要が出てきます。

本記事では一生独身と決めた方に向けて、必要な覚悟・豊かな老後のために備えておくべきことを解説します。

独身生活の長所を活かしつつ、安心できる老後を迎えるための参考にしてください。

40歳独身女性が5年以内に結婚できる確率

総務省の国勢調査によりますと、40歳の女性が5年以内に結婚する確率は約9.3％とのこと。

１０％を切っています。

つまり40歳の独身女性100人のうち５年以内に結婚する女性は10人に満たないということです。

残りの90人は5年後も独身ということ。

結婚する可能性が絶対ないわけではありませんが、現在独身の場合「自分は、もう結婚しないかも知れない」「一生独身だろう」という前提で将来の人生設計を行っておいた方が良いでしょう。

（参考：内閣府　国勢調査　）

一生独身と決めたら覚悟すべきこと5つ

一生独身を選択することは個人の自由であり、多くの利点がありますが、覚悟が必要です。

以下では、一生独身を選んだ場合に直面する可能性のある状況について紹介します。

両親や周囲の反応

一生独身を選択すると、家族や友人から「結婚はまだ？」など、様々な反応に直面することがあります。

理解を求めたり、自分の選択に自信を持つことが重要です。

友人の結婚・出産を祝う気持ち

周囲の友人が結婚や出産を経験する中、一生独身を選んだ人は複雑な感情に直面することがあります。

友人の幸せを素直に祝福する心を持つことが大切です。

病気・怪我で働けなくなる可能性

健康問題や怪我により働けなくなった時のリスクは、一生独身の人にとって特に重要です。

老後の計画や健康管理に対する意識を高めることが必要です。

仕事に対するモチベーション

家庭がない場合、仕事が人生の中心になりがちです。

キャリアに対するモチベーションを維持し、仕事以外の趣味や関心事にも時間を割くことが、バランスの取れた生活には不可欠です。

人生の目的

一生独身を選ぶと、人生の目的や達成したいことについて深く考える必要があります。

自己実現や人生の充実に向けて、個人的な目標や趣味に時間を投資することが重要です。

一生独身でも安心できる老後のために必要なこと6つ

①老後資金のために貯蓄する

老後一人で生きていくために今のうちから貯蓄は必要です。

特に女性は男性と比べて平均寿命が長いので、そのことも考えて早めのうちから貯蓄しておく必要があります。

年収や居住地域。

持ち家の有無によっても差はありますが、平成28年度総務省の家計調査によりますと、老後の一人暮らし世帯の平均支出が月16万円とのこと。

これは平均ですので、豊かな生活がしたい場合はもっと必要になります。

さらに、女性の平均寿命は87歳なので90歳まで生きると仮定して、65～90歳までの間に合計4,800万円必要となる計算です。

将来インフレになることを考えると多く見積もって5,000万円必要と思っておいたほうがよいでしょう。

（参考：平成28年度　総務省　家計調査　）

（参考：平成29年度　厚生労働省　簡易生命表　）

②病気など万一に備える

一生独身で過ごすかも？と思った方が不安に思う項目が「もし老後、自分が病気になったらどうやって生きていこう」です。

今は元気で働いているかも知れませんが、年齢を重ねると少なからず何かしらの病気になるリスクは高くなります。

また、元気なうちや若いうちは「好きなように食べて飲んで生活して、いきなりコロっと老衰で逝きたい」と思うかも知れませんが、日本人の多くが

悪性新生物（ガン）
心疾患
脳血管疾患

などの病気を患って亡くなるので、一生独身で生きていくかも知れない人こそ、まだ元気な頃から老後のことを考えて健康管理する必要があるのです。

また、健康診断も受けて早期発見・早期治療を行うように心がけましょう。

特に乳がんや子宮がんなど女性特有のガンはアラフォー以上になると年に1回は検査して、老後に備えておくことをおススメします。

独身老後のために今からできる健康管理

病気にならないようにするために、毎日少しずつできる健康管理が「食べ物の選び方」です。

例えば

魚料理など和食中心のメニューにする
納豆など発酵食品を取り入れるようにする
色の濃い野菜（緑黄色野菜）を意識的にとる
脂っこいメニューは頻度を落とす
甘いお菓子や砂糖を控える

これらを意識するだけでも、栄養のバランスは整ってきます。

独身ですと万が一病気になった場合が心配ですが、普段の生活習慣を整えてまず病気にならない体づくりが大切です。

老後を健やかに楽しく過ごすためにも早いうちから健康管理は不可欠です。

③老後の為の趣味を見つけよう

老後を一生独身で過ごすと決めたていても、周りに誰もおらず頼れる人もいない、楽しめる仲間もいないのはちょっと心細いですよね。

そこで、老後に仕事をリタイアした後に楽しめそうな趣味を今のうちから探しておくのもおススメです。

老後に人気な趣味としては

旅行
スポーツ観戦
写真
山登り
テニスやゴルフなどスポーツ
社交ダンス

などがあります。

まだ定年までは時間がありますが、アラフォーですとハードな運動もこなせたりしますので、色んな趣味にチャレンジできそうですよね。

また、趣味を通じて共通点の多い気の合うお友達もできるかも知れません。

プライベートは独身でも、いざという時にお友達がいると少し安心ですよね。

寂しい老後にならない為にも早いうちから、普段出会わない人たちと会って仲良くなる練習をしておくのも良いかもしれません。

④年齢ごとの変化を受け入れる

年齢とともに見た目・体力面などで変化を感じて不安に思う方もいるでしょう。

年齢を重ねるごとに訪れる変化を受け入れ、それに適応する柔軟性は、充実した独身生活の鍵です。

身体的、精神的な変化に備え、健康管理に注意を払いましょう。

⑤人脈を大事にする

社会的なつながりを保つことで、孤独感を防ぎます。

友人、同僚、地域コミュニティとの関係を大切にし、積極的に交流を持ちましょう。

⑥老後を支え合えるパートナーを探そう

独身は自由で悠々自適に過ごせるという良い面もありますが、いざという時に支えてくれる人がいないかも？生涯孤独で死ぬときも一人？といった不安な気持ちも否めません。

たとえ今は親が元気だったとしても、いつまでも元気でいてくれる訳ではありませんし、兄弟や友達もいつかは自分の家庭を築いていくかも知れません。

そこで、老後を迎える時期になって後悔をしない為にも若いうちからパートナー探しをしておくこともおススメします。

「一生独身でも良い」と思う方でも、心の支えとなるパートナーがいると嬉しいですよね、なので、老後のための準備の１つとして今のうちからパートナー探しも行うという項目も追加してみてはいかがでしょうか。

若く体力があるうちの方が動きやすく見つかりやすいと思いますよ。

パートナーと出会う為に

では、パートナーと出会う為のきっかけとなる場所をまとめてみました。

共通の友人の紹介
趣味のサークル
パーティー
飲み会
仕事関係

日常生活の延長のような場所でパートナーと出会う事が多いようです。

しかし、これらの集まりでは、ただ趣味を楽しみに来ている方や既婚者などパートナーを特に求めていない人も中にはいます。

そこで、パートナーを探す時には「（結婚はしなくても良いけど）老後を穏やかに過ごせる人」など、自分の目的に合った条件で効率よく探せるマッチングサイトなどもおススメです。

検索条件で年齢や年収、またパートナーに求める条件なども調べられますので効率的です。

独身の方が効率良くお金を貯める方法

年金もあるので、全額が必要というわけではありませんが老後を一人で過ごす予定であれば、安心材料である貯蓄は多いにこしたことはありません。

既に貯金や投資などを行っている方も多いかと思いますが

定期預金
個人年金
ドル建ての養老保険
確定拠出型年金
株式投資
積み立てNISA

などで、コツコツを老後のために貯蓄する方法もあるでしょう。

また、現在の給与では足りない場合副業で補うという方法もあります。

まとめ～一生独身なら覚悟と準備が必要！～

ここまで、一生独身で老後を迎えるために必要な準備を書いていきましたが、少し心寂しくなってきた方もいるかと思います。

しかし、年齢とともに結婚率自体は下がるとはいえ、パートナーが出来ない訳ではありません。

そこで、独身で老後を迎える準備もしつつ、パートナー探しも行うのが今からできる賢い方法だと思います。

結婚するしないに関わらず、一人で寂しいときに誰か頼りになれる人がいることってとても心強いことですよね。

是非、老後になってから「あの時こうしておけば良かった」と後悔しないためにも、今のうちからできることを準備しておきましょう！