検証!結婚相談所の成婚率はウソ?ホント?

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結婚相談所の成婚率とは?

結婚相談所や結婚情報サービスの入会を検討するとき、やっぱり気になるのが、成婚率。でも、成婚率って信じていいの? どんな算出方法なの? なぜ公表しない会社があるの? 成婚率にまつわるウソやホントを検証します!

結婚相談所の成婚率、信じていいの?

少しでも確率の高いところに入会したい!

結婚相談所は、最後の砦。もう、せっぱ詰まっています。父と母に早く孫を見せてあげたいし」
これは、先日婚活パーティーの取材で出会った、34歳の女性、佳菜子さん(仮名)の言葉。

彼女の婚活歴は2年ですが、これまでは、ときどき婚活パーティーやイベントに参加する程度で、本気で取り組んではいませんでした。
「いつかいい人が現れる、いつか結婚できる、とのん気に考えていましたが、やっと目が覚めました。“いつか”は自分で引き寄せなければやってこない。34歳からの巻き返しは遅いかもしれないけれど、結婚相談所に入会して、一年以内に結婚します!」

やっぱり気になる、成婚率の数字

高らかに婚活宣言をした佳菜子さんが、後日入会したのは、結婚相談所・A社でした。
「なぜA社を選んだの?」という質問に、
佳奈子さんは、
「いろいろ迷ったんだけど、決め手は成婚率かな。“うちは34%の成婚率です。次はあなたが結婚しましょう!”とはっきりと明示しているところが気に入って」。
なるほど~、そうですよね。結婚相談所や結婚情報サービスへの入会を考えるとき、やっぱり気になるのが成婚率です。

高いお金を払って入会するんだから、それなりの効果を期待したいのは当たり前。たとえば、大学受験の予備校を選ぶとき、志望する大学の合格率が高い予備校に通いたいと思うのと同じ感覚です。

しかし、成婚率には、どうやらさまざまなウワサがあるらしい……。
今回は、成婚率にまつわるこんなこと、あんなことをザクザク掘り出してみましょう。


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結婚相談所の成婚率を検証します!

成婚率を公表しない結婚相談所が多いってホント?

結婚情報誌に長年携わっている編集者から、
成婚率を公表している会社より、公表していない会社のほうが多いんですよ
という話を聞きました。

むむ、そうなの? 筆者はさっそく、いくつかの結婚相談所や結婚情報サービス会社をピックアップし、公式サイトでの公表状況を調べてみました。
その結果は……

  • サンマリエ……成婚率の公表なし。
  • ノッツェ……成婚率の公表なし。
  • ツヴァイ……成婚率の公表なし。
  • 誠心……成婚率の公表なし。
  • オーネット……成婚率としての公表はないが、2013年の成婚実績として、会員同士の成婚退会者4660人、会員以外の人との成婚者3787人という数字を公表。
  • パートナーエージェント……公式サイトでの成婚率公表はないが、佐藤茂社長が2012年12月にダイヤモンド社のビジネス情報サイト「ダイヤモンドオンライン」のインタビューで「成婚率は20%」(2010年、2011年の実績平均値)と公表。
  • 婚活ラウンジIBJメンバーズ……成婚率50.5%(2013年7~12月主要コース)と公表。
  • フィオーレ……成婚率55.6%(2013年度)と公表。

成婚率を公表しないのには、ワケがある?

各社のサイトを調べてみて、成婚率を公表している会社が意外に少ないことがわかりました。でも、冒頭で登場した佳奈子さんのように、成婚率を目安にして、結婚相談所や結婚情報サービスを探す人は多いはず。
なぜ、成婚率を明示しないのか、そこにはワケがありそうです。

先ほどの結婚情報誌ベテラン編集者によると、下記のような理由が考えられるとのこと。

  1. 成婚率が低いので、公表すると入会者が集まらないから。
  2. 成婚率だけで相談所を決めてほしくない。ほかのサービスや特徴にも目を向けてほしいから。
  3. 実際の成婚率を算出するのは難しいから。

ふむふむ、各社それぞれ事情があって公表していないのですね。
でも、1や2の理由はわかるけれど、3の「成婚率の算出が難しい」ってどういうこと? もう少し探ってみたいと思います。

成婚率を明確に打ち出すのは難しい

全国7か所に支社を持つ結婚相談所、誠心のサイトには、「よくお寄せいただくご質問」への回答として、こんなメッセージが掲載されています。

Q.成婚率はどのくらいですか?

A.お付き合いの時点で退会する方が多く、全ての成婚数を把握している訳ではありませんので成婚率は算出できません。また、人によってご条件やご希望が違いますので、数値を出すことに意味があるとは考えておりません。結婚報告の義務はありませんが、毎月全国でたくさんの感謝の言葉を頂戴しております。
(※誠心の公式サイトより抜粋)

つまり、成婚率というのは、とても曖昧なものなのです。会員が相談所在籍中に結婚を決めた場合は、ある程度の成婚率が算出できるけれど、退会者が何のために退会するか、すべてを把握することはできないでしょう。

たとえば、何も成果がないから退会する人、婚活サイトやパーティーでいい出会いがあって退会する人、おつき合いがスタートした時点で退会する人、退会後に結婚を決めた人など、退会にはさまざまなケースがあります。何をもって成婚退会とするのか、はっきり定義ができない以上、成婚率を明確に打ち出すのは難しいのです。

成婚率の算出法は、結婚相談所によって異なる

成婚率を公表している場合でも、その算出方法は、結婚相談所や結婚情報サービスによってそれぞれ異なります。

たとえば、「成婚退会者」÷「総退会者」を成婚率として明示している会社、「1年間に成婚した人数」÷「年度末の在籍会員数」を成婚率としている会社など、じつにバラバラなんです。

また、結婚相談所や結婚情報サービスに入会する人は、選択肢を広げるために、婚活会社やサイトなどをいくつか掛け持ちして登録している場合が多いもの。聞くところによれば、自社の会員がほかの会社を通じて結婚が決まった場合でも「自社で婚活のアドバイスをしたのが功を奏した」とみなして、成婚者としてカウントすることもあるとか。うーん、それってどうなの? 気持ちはわかるけれど、成婚率を上げるための水増しのような……。

結局のところ、各社がそれぞれ自社基準で成婚率を公表しても、定義が曖昧すぎて、比較のしようもないし、あまり参考にはなりません。だからこそ、公表していない会社が多いのでしょう。

もしもあなたが結婚相談所や結婚情報サービスを選びに迷っているなら、会員の数、質、年齢層、料金、サービスの内容、イベント回数などをしっかり調べ、自分に合ったところを選択することをおすすめします。たとえ「成婚率」が公表されていても、曖昧な数字に振りまわれるのでなく、あくまでも参考程度に見ておきましょうね。


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まとめ:正確な成婚率を打ち出すことは難しい

結婚相談所選びは、成婚率に振り回されないで!

結婚相談所や結婚情報サービスの入会を考えるとき、やっぱり気になってしまう、成婚率。「自分が結婚できる確率はどれくらいあるのだろう? できるだけ可能性のあるところに入会したい!」と思うのは当たり前のことですよね。でも、じつは成婚率って、とても曖昧なものなのです。これまで検証してきたことをおさらいしましょう。

  • サンマリエ、ノッツェ、ツヴァイなど、大手を中心に、成婚率を公表していない会社が多い。
  • 公表していない理由は各社で事情が異なるが、「正確な成婚率を算出するのは難しい」というのが大きな理由だと考えられる。
  • 成婚退会の定義が曖昧。会員在籍中に結婚を決めた場合はもちろん成婚者としてカウントできるが、交際中に退会する人や、退会後に結婚を決めた人など、それぞれのケースがあり、すべて把握することは無理である。
  • 成婚率を公表している場合でも、その算出方法は、結婚相談所や結婚情報サービスによってそれぞれ異なる。そのため比較のしようもなく、あまり当てにはならない。
  • 結婚相談所や結婚情報サービスを比較するときは、会員の数、質、年齢層、料金、サービスの内容、イベント回数などから、自分に適した会社の検討を。成婚率に振り回されず、参考程度にしておこう。

素敵な出会いがありますように!

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このコラムの著者


元新聞記者で、「書く・飲む・しゃべる」が何より好きな、自称人情派の文筆家。コラムニスト。 婚活、結婚、子育て、教育、生き方など、現代人のライフスタイルについて、さまざまなメディアで取材・執筆活動を展開中。ブライダル司会者として多くのカップルの披露宴を演出した経験多数。絵本研究家、童話作家の顔も持つ。