Q:婚活が辛い・・・同級生はみな結婚してしまい焦りを感じてます
ご相談の内容
相談者:30代前半 女性
昨年春から婚活をしています。周りの同級生はみな、結婚し、子供も授かり。焦りを感じています。
昨年もパーティーに行き、ネット婚活もしましたが、カップリングをしても発展せず、自分に合いそうな人もおらず。結局一度年末で辞めました。しかし、色々あり、今年の6月に再開しました。昨年から100人以上の方とお会いしましたが、全く。相談所も検討していますが、費用が高く、給料の低い私にはハードルが高いです。
パーティーで会っても短時間しかトーク時間がなく目まぐるしく、いつも疲れてしまいます。理想もかなり高いせいもあるのですが、結婚したい気持ち、婚活がつらい気持ちで揺れています。
カウンセラーのアドバイス
はじめまして。ご相談をありがとうございます。
婚活、おつらいですよね。お気持ちとても分かります。それに、結婚したい気持ちと、婚活がつらい気持ちで揺れるお気持ち・・・。それも、痛いほど良くわかります。
結婚しなくてもさみしくないですか?
さて、私がこのような相談を頂いた時、必ずさせていただく質問があります。それは、「あなたは、これから先の人生、結婚しなくてもさみしくないですか?」ということです。
婚活は辛いものです。そしてとてもしんどいものです。自分探しでもあり、他人から自己否定されることの連続でもあります。はっきり言って、やらずにすむなら、やらないほうがよっぽど楽です。
ですから、やらないという選択肢だってあると思いますし、もう辛いからやめる!という選択肢もありだと思うのです。
しかし、もしも相談者さまが、「結婚しなければ辛いし、結局さみしい。」と思うのであれば、婚活をしてゴールにたどりつくしか、いまの悩みを解決する方法はないと思うのです。
婚活には、ゴールが必ずあります。結婚相手が見つかればゴールなのです。
相談者様の場合、カップリングまではされていらっしゃるのですよね。案外、相談者さまのお気持ち次第で、簡単にゴールまで辿り着くのではないかな、とも感じるのですが、いかがでしょうか。
3つの危険な可能性
気になるのは、「自分に合いそうな人もおらず。」、「理想もかなり高い」と書かれている点です。
まず、「自分に合いそうな人もおらず。」という点からですが、自分と合いそうかどうかというのは、そもそも短期間での触れ合いの中で分かるものなのでしょうか?この発言の中には、3つの危険な可能性が含まれていると私は思います。
- 自分自身のことを、「私はこういう人間だ」と決めつけてしまっている可能性がある
- 自分と合う人はこういう人だ、と恋愛パターンを決めつけてしまっている可能性がある
- 相手はこういう人だ、と決めつけてしまっている可能性がある
まずは、この3つの項目のそれぞれについて、こんなふうに考えて、視野を広げてみてください。
- そもそもあなた自身のことは、あなたが思い込んでるだけで、「こういう人間」ではないかもしれない。あるいは、昔はそうだったかもしれないけど、今は変わっているかもしれない。
- 自分と合う人はこういう人だ、というのはあなたの思い込みで、実際に合うのは全く違うタイプの人かもしれないし、全く違うタイプとのほうが結婚生活がうまくいくのかもしれない
- 相手はこういう人だ、というのもあなたの思い込みで、あなたは短時間で少ない情報でも、すぐに相手をこういう人だ、と決めつけてしまう癖があるかもしれない
これらの3つの危険な思い込みグセが、あなたの足を引っ張っているのかなと思ったのですが、いかがでしょうか。
もしも思い当たる点がおありでしたら、そのクセは、ゴールを目指すあなたの足を引っ張り続けるクセかもしれません。
ぐっとこらえて、最低5回はデートしてみる
また、理想がかなり高いとのことですが、その理想について、妥協することはできませんか?相談者さまにとっては耐え難い妥協の積み重ねになるかとは思いますが、その理想を貫くために今後もまだまだ婚活を続けなければいけない状態も・・・それはそれで、しんどいと思うのです。
目の前の男性は、「理想通りではない」というデメリットがあるかもしれませんが、「自分をもう二度と婚活しなくて良い状況にしてくれる」という大きなメリットも、自分にもたらしてくれる人なのです。
まずは次にカップリングした方とは、ぐっとこらえて、最低5回はデートしてみたらいかがでしょう。初対面で「無し!」と感じた方でも、5回目のデートで楽しく笑えるかもしれません。
婚活疲れに拍車をかけてしまうことばかりを申し上げてしまいましたが、いまががんばりどころだと思います。歯を食いしばって踏ん張って、ゴールまで辿りついてほしいと思っています。ゴールまで辿り着けば、もう二度と婚活しなくてすむのです。応援しております、がんばってくださいね。