長続きさせることは難しい?
付き合う前と恋人同士になってからの違い
どちらかと言うと、それなりにモテるタイプの男女なのに、いざ恋人同士になると関係が長続きしない…。
付き合う前までは盛り上がっていたのに、恋人同士になると何故か気持ちが盛り下がってしまう。
若しくは、一生懸命に婚活をしていて、ようやく辿り着いた相手だったのに、あっという間に関係が崩れてしまった男女。
どの場合も、初めは上手くいっていたのに、付き合いだしてから歯車が狂い出して、何故か上手くいかなくなっています。付き合う前と恋人同士になってからは一体何が違うのでしょうか?
男女は「好き」の気持ちだけでは長続きするのは難しいのです。お互いにもっと長く一緒に居たい!と思うにはどうすれば良いのでしょうか。解決する7つの法則をお教えいたします。
恋人同士が長続きする7つの法則
①釣った魚にこそ餌をやる
恋人同士の多くが経験するのが、付き合う前は優しかったのに!や恋人になった瞬間から手抜きになってない?などの、シンデレラの魔法が解けた状態です。
実は男女共に意識して行動している訳ではなく、むしろ無意識のうちに魔法が解けているケースが多くあります。
恋人同士になる前に男性が女性に対してきめ細やかに優しく接する行動や、女性が男性に対して好みの格好をしたり、一生懸命に着飾る行動、これは相手を獲得する為の手段である場合が多いのです。
しかし、お互いに恋人同士になれば、それ以上のことをしてくれるのだろう!という期待がある為、いざ付き合ってみると悪い意味でのギャップにガックリしてしまい、結果的に破局してしまうのですね。
直ぐに試せる解決法
男性の場合
- 彼女の為に色々な楽しい時間をつくる
- 沢山褒める
- 記念日以外にもプレゼントを贈る
女性の場合
- 彼氏の好きな格好に寄せてみる
- 会えたら喜びを伝える
- メールやラインも可愛さを忘れない
②分かりやすい愛情表現
お互いに好き同士なので愛情を必要としていますし、お互いに相手に対して愛して欲しいと求めています。
しかし、恋人同士になったし、付き合えたし…と安堵した瞬間から、そこまで頑張らなくても良いかな?という気持ちも芽生えるのです。
これは相手に対して安心感を得た反面、お互いに素を見せてばかりになっているので、刺激が無くなり愛情が薄れた様に感じる為、破局の原因になる場合があります。
直ぐに試せる解決法
男性の場合
- 君が一番だよ!と少しワザとらしい位のセリフを口にする
- 「愛してる」と言葉にする
- 誰よりも好きだと伝える
- やり過ぎる位にレディーファーストを心掛ける
女性の場合
- セクシーな下着をつけたり、色気のあるファッションをしてみる
- ナチュラルな格好やセクシーな格好など、色々な一面を見せる
- 分かりやすく恥ずかしがる
- 普段と違う服装に挑戦する
③ケンカした時の優しさ
付き合い始める前のドキドキが少し落ち着き、恋人同士になって数ヶ月経つと、相手に対する安らぎから、色々な場面で自分の素が出始めます。
気取らずにデートができる関係は素敵なのに、それが原因で破局を迎えてしまう恋人同士の多くは、ケンカをした時に出る言葉に相手を思いやれない素が出てしまっているケースが多いのです。
付き合った当初は会うだけでただ情熱的になれますが、少しずつ平凡な場面が増えていきますよね。
ここで大切なのは「優しさ」なのです。平凡な場面が増えるということは、当然ながらケンカや意見の食い違い、小さな揉めごとも増えてきます。
ここで腹がたつから!と素で相手を攻撃したり責めたりすると、関係は悪化してしまい直ぐに関係は壊れてしまうのです。攻めるのは簡単ですが、対立した時に相手に対して優しく接するのは難しいものです。
これは、男女共通して言える話ですが、まず「ごめんね」と言える関係を作ることが長続きの秘訣といえます。一旦ごめんね、と冷静になり、ケンカを長引かせない恋人同士は長続きするのです。
④スキンシップ
好き同士ならば必然的に多くなるはずのスキンシップですが、中には恥ずかしいから、慣れてきたから、などの様々な理由で付き合う前よりもスキンシップが減ってしまう恋人同士が居ます。
確かに日本人は海外に比べ男女のスキンシップ時間は少ないと言われています。しかし、身体の触れ合いは恋人同士の関係が長続きするか、しないか?に大きく関わっているのです。
付き合いたてのカップル、長年寄り添っている夫婦共に、スキンシップが少ない男女は親密度が低くなります。つまり、一緒にいる年数は関係無く、お互いに満たされていない状態であると、親密度が低くなり関係は崩れやすくなるのです。
熟年離婚などもそうで、長い年月を共にしたのにも関わらず、崩壊する時は一瞬ですから納得できますよね。
男女共に言える解決法ですが、どちらからでも良いので、普段から手を繋いだり、キスをしたりハグをしたり、腕を組んだりしてスキンシップを意識しているだけで、互いの満足度は上がり関係も長続きします。
⑤会話
恋人同士だけでなく、人間関係において大切なコミュニケーションの基本として「会話」があります。
実際に会話の多い恋人同士は二人の満足度が高く、反対に会話の少ない恋人同士は相手に不満を抱いているケースが多いのです。
言語的コミュニケーションはとても大切で、会話のつまらない恋人同士はお互いを分かり合えず関係が続かないことが多いと言われています。
どんな間柄であれ、相手を知るには会話をしなければなりません。どれだけ相手に自己開示できているか?で満足度は大きく変わるのです。
そして恋人同士で大切なセックスも、言語的コミュニケーションが上手くいっている方が満足度が上がるのです。男女共に言える解決法ですが、「言わなくても分かる」ではなく、敢えて言う様に心掛けましょう。
⑥全てを理解しない
Changing Oil / Emily Rachel Poisel
おつき合いが始まり、少し時間が経つと小さな揉めごとや食い違いが起こります。多少のケンカは良くあることです。
解決しようと話し合える関係は素晴らしいのですが、相手を全て理解しようと考えると、更に問題が大きくなり、なかなか意見が一致せずに最後は意地の張り合いになってしまいます。
ただお互いに意見を出しただけだったのに、いつの間にかしなくても良いケンカになり、恋人同士の関係は崩れてしまうのです。
男女共に言える解決法ですが、男性と女性の脳は全く違いますし、世の中に似た様な考えをする人は居ても、100%同じ考えの人間は存在しません。
無理に意見を合わせたり、一致させようとせずに「そんな考え方もあるんだね」と全てを理解せずに受け入れることが長続きさせる秘訣といえます。
⑦自分の世界
突然燃え上がって始まったラブラブな恋人同士は、二人だけの世界に浸る傾向にあります。もうお互いしか目に入らず、君さえ居れば、あなたさえ居れば良い!という様な状態になりますよね。
仲が良くて羨ましい!なんて言われてしまうと余計に二人だけの世界に入ってしまいます。人にも寄りますが、付き合いが始まって2,3カ月ほどはこの状態に満足できます。
しかし、段々と窮屈になり辛くなる時期がやってくるのです。特に、相手に言われるがまま、相手の色に染まってしまうタイプは危険といえます。
恋人にもっと好かれたいからと、どんどんハマってしまい、相手が重いな…と感じていることにも気付かず、どんどん自分の世界を捨てて合わしてばかりになってしまい、自分自身の魅力が無くなり、関係が壊れてしまうのです。
男女共に言える解決法ですが、相手はあなたに自分の世界がキチンとある時に出逢って惹かれたわけです。その世界を捨てて相手に合わしてしまうと、あなた自身の魅力は無くなりますよね。元々持っていた自分の世界は大切にしましょう。
まとめ
長続きさせるには恋人と出会った時の自分を忘れない
恋人はできるのに、付き合い始めた瞬間から上手くいかなくなるのは、合わせ過ぎていたり、恋人同士になる前に力を入れ過ぎて腑抜けてしまったり、相手に対する欲求だけが増えるなど、気づけば出会った時の自分と大きく変わっていた…というのが原因といえます。
今度こそ長続きさせたい!と思うならば、恋人同士になったから…と安心するのではなく、恋人同士になれたのだから、当初の気持ちを忘れずにいよう!という純粋な気持ちを持ち続けることが結果として長続きする秘訣になるのです。