40代の婚活は今までの婚活とは違う!
見直しから始めよう
私は出会って3週間でプロポーズを受け、アラフォーで結婚し、アラフォーで2人の子どもを妊娠・出産しました。そんな経験もあるため、私のところには、幸せな結婚を求めるアラフォー女性が後を絶ちません。
相談所に登録している方や、婚活イベントに足繁く通っている方もいらっしゃいます。そういった活動をたくさんしても巡り会えず、婚活疲れしている方もいらっしゃいます。
自分が整っていない状態で、いくら出会いを求めても、なかなか運命の人とは巡り会えないでしょう。
出会いを求める前に大切なことが抜けていませんか?
運命の人に出会い、愛され、選ばれることが最初の目的地だとして、その目的地まで行こうとしたとします。そして車を走らせていったら目的地にたどり着けますか?
土地勘がある人ならたどり着けるかもしれませんが、通常、現在の自分の位置を把握しカーナビでセットしなければ、どのようにいったらどこに出て、どういうルートでなら目的地にたどり着けるのかがわからないはずです。
まずはあなたの現状を知ることです。
そこに目を背けないでしっかりと現状を見つめ、どうしたら理想の結婚相手と理想の結婚生活ができるのか、そのためにどう歩んでいったらいいのか、しっかり把握しましょう。そして、一歩一歩着実に歩んでいくことが大切なのです。
行き詰まりを感じたら見直すポイント10選
1)コンプレックスを強く持っていませんか?
外見や内面に関して、コンプレックスを強く感じていませんか?
人は誰でもコンプレックスを持っているとは思いますが、それが強いようですと、恋愛にも悪影響を及ぼす可能性があります。外見でいうと、「私はブスだから」「私はデブだから」など。
では、本当にモデルのように美人でなければ結婚できないでしょうか?
それは違う!と私は力強く言えます。なぜなら、私でさえ結婚できたからです。
では、太っていては結婚できないでしょうか?
そんなことありませんよね。太っている人でも結婚しています。
要するに、ブスだデブだと自分を卑下し、「だから結婚できない」と、自分に正統な理由をつけているだけなのです。
結婚できない言い訳の材料は捨てる!
厳しいお話をするようですが、本当にブスやデブなせいで結婚できないと思っているのであれば、それを言い訳の材料にすうのではなく、努力して変身したらいいと私は思います。美しい人は、美しくなる努力をしているから美しいのです。
モノマネメイクで有名になった「ざわちん」をご存じですか?彼女がメイクを研究し始めたきっかけは、自身のコンプレックスからです。コンプレックスには実はすごいパワーがあります。コンプレックスをバネにすれば、素敵な女性になれるのです。
内面に関しても同じ
今までの恋愛がうまくいかなかった女性たちの話を伺うと、非常に多いのが、好きな人の前では自分らしくいられないといいます。彼に嫌われたくないから彼に合わせ、自分の本音を飲み込むような付き合い方をした挙句、「君は何を考えているかわからない」と言われ振られてしまったり、自分自身が苦しくなって別れてしまうようです。
どうせお別れすることになるのなら、自分らしく振舞い、自分の本当の気持ちを素直に言えたほうが良かったのでは?そのほうがもしかしたらうまくいったのでは?と思えてなりません。
コミュニケーションが苦手だから…で済ませずに、是非コミュニケーションを楽しめるあなたに変身しましょうね。
2)年齢を気にしすぎていませんか?
私の行っているグループコンサルティングでは、毎回自己紹介をしていただいています。初対面の方に、自分自身をアピールする訓練のひとつでもあるからです。
その際、「アラフォーですが、もうそろそろアラフィフになってしまう年齢です」などと自己紹介する方がいらっしゃいます。
確かに普通の人から見たら、結婚を意識し始めたのが遅い年齢かもしれません。しかし、そのような自己紹介をするということは、ご自身の年齢に自信が持てないということ。たしかに、女性はどんなに年を重ねても、自信を持てる女性でありたいものです。でも、年齢は嫌でも増えていきますし、それを変えることはできません。
しかし、それだけ生きてきた自分に自信が持てるかどうかが重要なのです。自信を持ち誇りを持って生きている女性であれば、若い女性には到底追いつけない魅力があるはずです。そんな自信と誇りを持てる自分になるために、日々を大切にしてきましょう。
3)育ちが影響していませんか?
Awake at Night / Alyssa L. Miller
外見をイメージアップさせても、コミュニケーション能力を磨いても、なかなかいい出会いや結婚につながらない方がいらっしゃいます。よくよくお話を聞いてみると、育ちが影響している場合があるのです。
現在、離婚するカップルは1/3。仮面夫婦は1/3。幸せな結婚をしているカップルはたった1/3しかいないのです。3組に2組は「こんなはずではなかった」という状況です。
あなたがそんな結果にはなりたくないと思っても、ご両親が上記の2つに当てはまっていた場合、結婚に対していいイメージが湧かずに結婚を恐れている方が多いのです。「自分は親のような結婚はしたくない」と思えば思うほど、気付けば親と同じように離婚してしまったりする方もいらっしゃいます。
親にどのように育てられたか
また、親にどのように育てられたかということも恋愛に大きく影響します。自己肯定感が高まる育てられ方をした場合は、恋愛もうまくいくことが多く、親に叱られてばかり、否定されてばかりで育った場合は、自分に自信が持てず、恋愛がうまくいかない場合が多いのです。
こちらも、今更変えられることではありません。「もっとこんな親だったら」「もっとこんなふうに育ててくれたら」と言ってもどうにもなりません。過去は過去として受け止めて、ここからどうしていくかなのです。
育ちが影響していると思われた方は、本当の自分になるための努力が必要なのです。
4)ゴールのない恋愛をしていませんか?
Good luck granny / the Italian voice
3の話題にも付随するのですが、ファザコンの女性は、大好きだったお父さん(もしくはもっと愛して欲しかったお父さん)を追いかけ、お父さんのような男性を恋愛でも求めてしまう傾向にあります。それでも、東尾理子さんのように幸せな結婚をさえる方もいらっしゃいますが、それは稀です。
お父さんのような男性を求めると、おのずとかなりの年上の男性とお付き合いすることが多く、結果、不倫関係が続いてしまうということがあります。
お父さんを追いかけているわけでなかったとしても、好きになった人がたまたま妻子ある人だったという場合もあるでしょう。
どちらにしても、不倫は女性が傷ついて終わるケースが多いです。そして、何より、自己肯定感を下げる結果を自分で招いてしまいます。それはどういうことかというと、「私は最後には選ばれない女性」「私は一番にはなれない女性」という刷り込みをしてしまうからです。
また、不倫は不完全な恋愛です。そのため、元々自己肯定感が低い人が陥りやすいということもあります。「不完全な自分。だから不完全なこんな恋愛が向いているのよ」と思って不倫にはまっていってしまうのです。
また、結婚願望のない人、あなたとの結婚を考えていない人とおつきあいをしていたら、あなたの根気がどんどん遅くなってしまいます。
どんな人とおつきあいしたらいいのか、今一度考えてみた方がいいでしょう。
5)焦っていませんか?
年齢の節目(例えば30歳や35歳)になると、急に焦って私を訪ねてくる方がいらっしゃいます。
「周りが結婚し出したのに、私はそんな予定は全くない」とか、「もうこんな年齢!子どもがほしいと思うと…」と、非常に焦っています。
焦ったところで状況は変わりませんし、焦ると冷静な自分の判断能力が損なわれ、ヘタを掴む可能性があります。結婚相手を間違えると一生後悔するでしょう。結婚相手が違うことで、女性の人生は大きく変わるはずです。
ですから、焦らず急いでください!
…「そんなの難しい!」という声が聞こえてきそうですね。焦らなくていいので、具体的に動いてみましょう。具体的な行動に関しては、後半でお話いたしますね。
6)頑張りすぎていませんか?
Day 101: Sick Day / SodanieChea
結婚だけでなく、子供も欲しいとなったとき、女性にはタイムリミットがあります。それを見越して行動に移すことは大切です。
ただし、婚活イベントに足繁く通ったり、結婚相談所を掛け持ちしたり、ひとつがダメなら他に登録しなおしたり…と頑張っている方がいらっしゃいます。
もしそのような活動をして、一年以上経つのにも関わらず、結果になっていないとしたら、そのやり方をやめることをお勧めいたします。
頑張り過ぎて、なかなか運命の人に出会えずに、精魂尽きてしまう方を多く知っています。出会いばかり求めても、自分自身が整っていなければ、運命の人は現れないでしょう。まずは、あなた自身を整えることです。その辺りから始めて行きましょう。
7)気合いが入りすぎていませんか?
Virginia looking like Medusa / Alaskan Dude
気合いが入っている方がいらっしゃいます。
「今年中には絶対に結婚します!」
「とにかく年内に、結婚に繋がるお付き合いができる人を、絶対に捕まえます!!」
気合いが入り過ぎていると、「今はそうなってない」「実現していない」という思いを、強くインプットしているようなものです。気合いは入れずに、リラックスして、未来をイメージしましょう。
例えば上記のことをイメージするなら、
「今年中には、私は結婚している」
「年内に、結婚に繋がるお付き合いができる人と出会い、お付き合いがスタートしている」
などです。
気合いを入れず、ゆったりした気持ちで明るく幸せな未来をイメージしてくださいね。
8)減点法で相手を見てはいませんか?
相談所に登録している方や、ネット婚活されている方、もしくはしていた方に多いのが、この「減点法」です。
運命の人と出会い結婚した方たちの共通点の中に、「ビビビッ!という出会いだったわけではない!」というものがあります。ビビビッときたわけではないものの、共通して、印象的な出会いだという方が多いのです。それは、良くも悪くもです。
それを考えたとき、あなたが減点法で相手を見てしまい「この人ありえない!」「この人のこんなところ、嫌!」などとやっていたら、運命の人を見逃している可能性があるのです。
異性に限らず、今まで仲良くなった人たちを思い起こしてみてください。みんな、何かしら、あなたとの共通点がある人ではなかったですか?
出身校が一緒、住まいが近く、趣味が一緒、感性が似てるなど。そういった共通点を見つけたとき、一気に仲良くなったはずなのです。
ですからまず、初対面の方とお話するとき、あなたとの共通点を探し、相手のいいところを見つけてみてください。そんな接した方をする中で、運命の人を引き寄せることができるはずです。
9)理想の結婚相手を明確にしていますか?
「どんな人がいいのですか?」と質問すると、
「優しければどんな方でも」
「私を好きになってくれる人なら…」
などという方がいらっしゃいます。
でも、そのように的が広い人ほど、私も具体的に「この人はどうかしら?」という男性が思い浮かばないので、ご紹介すらできないのです。
また、私自身がそうだったのですが、理想の結婚相手をリストアップしたときに、10も20も30も出てくるようでは、相手に要求し過ぎ!理想が高すぎといえるでしょう。
まずは理想の人を書き出し、それを3つに絞ることです。そして、その人と出会い、結婚したときの自分をありありと描くことが大切です。
10)理想の結婚生活を明確にしていますか?
Family Portrait / Aurimas Adomavicius
9と一緒で、理想の結婚生活を具体的にイメージしましょう。
- あなたは、結婚後、どんな生活をしていますか?
- 結婚しても仕事を続けていますか?
- 子どもとの時間を楽しんでいますか?
私もこれをイメージしました。ずっと仕事をしていて、社会と繋がっていたい。目の前の人を笑顔にすることで、社会貢献したいと思いました。それなら、私がずっと仕事をしたい人だということを理解し、尊重してくれる人がいいんだということも明確になりました。
9と10は関連していますので、是非一緒に考えてみてください。
結婚を焦るなら、自分を整えることから
自分を整えることから始めましょう
自分を整えることが先決!
お伝えしてきた10選は、500人ほどのアラフォー女性のご相談を元に研究した結果からお伝えしています。
やみくもに、出会いの場にばかり足を運ぶのではなく、まずは自分自身を整えることからスタートしてみてください。遠回りのようで、このほうが近道だということを実感していただけるはずです。
あなたの幸せな結婚を、心からお祈りしております!