医療従事者の半分は医療従事者と結婚している
同じ病院は嫌だけれど仕事に理解がある人がいいというニーズに着目
2022年4月にメディカルラウンジという全く新しい医療従事者限定のマッチングアプリができました。運営しているのは日本メディカルキャリアです。メディカルラウンジの責任者樋口さんです。
菊乃
「既存のマッチングアプリを使っている医療従事者も多いと思うのですが、どうして医療業界向けのマッチングアプリを作ろうと思ったのでしょうか?看護師って人気もあると思うのですが」
樋口さん
「医療業界で働く人は出会いが少ないので、マッチングアプリを使っている人は多いようです。異業種の方と出会っても、時間がすれ違ってしまったり、仕事に対し理解が得られにくく、同業界の方の方が仕事に理解しあえるので、結局は医療従事者同士で結婚する方が半分ぐらいいるのです。
そんな同じ病院は嫌だけれど医療業界がいいというニーズを満たすためにメディカルラウンジをリリースしました」
菊乃
「どんな方が登録でいるのでしょうか?」
登録できるのは医療の国家資格保有者か医療系学部の学生に限定
樋口さん
「メディカルラウンジは医療資格確認書類と本人確認書類の提出を必須にしました。看護学校や医学部学生も登録できますが、学生証または在学証明書が必要です。
なので、それらの資格を持っている方であれば登録できます。運営側で資格の証明書を確認してから登録してから、職種は変更できないようになっているので、仕事を偽って登録することができません」
菊乃
「安心ですね。例えばですが、製薬会社で働いているけれど医療系国家資格がないという方は登録できないのでしょうか?」
樋口さん
「そうなります。師資格を持っているけれど、医療機関で働いているわけじゃないという方は登録できます。」
菊乃
「今のユーザーの特徴を教えていただけますか?」
樋口さん
「男女比は4.5:5.5で女性が多いです。年齢層は20代から30代がメインとなっております。
職種での偏りはそこまでないですが母数が多いのでその分看護師の登録が増えています。」
菊乃
「利用目的は婚活や恋活だとどちらの目的の方が多いのでしょうか?」
樋口さん
「現在はリリースからまもないので恋活の方が多いですが結婚を見据えて利用されている方が多いです。あと、メディカルラウンジはキャリアアドバイザーにキャリア相談もできます。
医療従事者は割と転職がしやすくて、結婚に伴い職場を変える方も多いので、メディカルラウンジ内ですべて解決できたらいいなと思っています」
メディカルラウンジで理想の恋人を作るコツを聞いてみた
菊乃
「メディカルラウンジの使い方の特徴はよくあるマッチングアプリと同じですか?」
樋口さん
「同じです。検索していいねを送りあったらマッチングして、メッセージのやり取りが始まります」
菊乃
「メディカルラウンジのプロフィールは何か特徴はありますか?」
樋口さん
「職種は資格提出後ロックがかかり変更ができないこと、コミュニティが登録でき『恋愛、結婚、キャリア、友達、悩み相談、その他』と幅広い利用方法を選択できます。」
菊乃
「そうなんですね!メディカルラウンジでパートナーを見つけるために使い方のコツってありますか?」
樋口さん
「多くのマッチングアプリと同じですが、ちゃんとプロフィールを書き、顔が分かるプライベートの写真で登録することです。すぐ個人情報を聞きたがる人は嫌がられるので、しばらくやり取りをしてからの方が良いでしょう。
スペシャルメッセージというメッセージ付きの『いいね』を送る機能があります。ちなみにおくると相手のいいねを待たずにマッチングが可能です。通常の『いいね』よりポイント消費も多いのですが、好印象をもたれる挨拶と簡単な自己紹介なぜ気になったのかをメッセージにし、馴れ馴れしすぎないようにすると返信がきやすいと思います。」
菊乃
「挨拶や自己紹介をする。って大事ですよね。医療業界ならではという親しくなるコツってありますか?」
樋口さん
「狭い業界なので同じ職場や共通の知り合いと出会うリスクはマッチングアプリではつきものです。だからといって『どこの病院で働いているの?』と一方的に質問するのも印象が悪いです。
『私の職場は東京東側です。△△さんはどの辺で働いてますか?』みたいに自己開示しながら、さりげなくエリアを確認するのがおすすめです」
菊乃
「なるほど!勉強になります」
医療業界の方はとくにおすすめ
メディカルラウンジはリリース半年でユーザー数1万人突破
メディカルラウンジは4月にリリースされて、もう累計ユーザー数1万人突破したそうです。
これからもユーザーが増えそうですね。