理想の婚約期間ってあるの?
平均的な婚約期間とは?
それぞれのカップルの事情によって異なる婚約期間。状況が違うんですから、婚約期間が人と違っても当たり前だと思いますよね?
あるカップルでは、婚約期間が3ヶ月ということもありますし、また他のカップルにおいては、2年以上という場合もあるでしょう。
カップルによって、その婚約期間にかなりの差があることが分かりますが、一般的に平均的な婚約期間とされているのは、約1年。
しかし最近では、理想とされる婚約期間は10ヶ月から11ヶ月の間とされています。つまり、プロポーズから結婚までに1年掛からないほうが良い、と思っている方が多いようですが、これは一体なぜなのでしょうか?
理想の婚約期間が1年未満な理由とは?
その1:早く自分も相手も安心したかったから
Endless Love / Sabrina Campagna
交際が長引くと、たとえ婚約中であったとしても、不安な気持ちはぬぐえないのではないでしょうか?
「心変わりしたらどうしよう?」と、ビクビクしてしまうことだってあるかも知れません。実際のところ、普通の交際と婚約している状況とでは、付き合っている重みが全く違います。
もしも何らかの理由で婚約が解消されてしまった場合、立ち直るのに時間が掛かるというリスクがありますし、次の恋に進む勇気だって無くなってしまう可能性もあります。
そのため、自分のためにも相手のためにも、サッサと婚約期間を切り上げることにする方も多いのではないでしょうか。
その2:相手に結婚への本気度を知って欲しかったから
Marine Drive Lovers / andryn2006
婚約期間が長いと、どうしても相手の結婚に対する思いがどれだけ本気なのか、知りたくなってしまうのではないでしょうか?
確かに、婚約期間の間にしなければならないことは山のようにあります。お互いの家族に挨拶に行ったり、結婚式場を探したり、どんな結婚式にしたいのか具体的なイメージをまとめたり。
他にも指輪を選んだり、招待状の作成やプロフィールムービーの作成、ハネムーンの予約や新居探しなど、「結婚するのって、こんなに大変なんだ!」と思ってしまうくらい、色んな準備に追われることになります。
それらを乗り越えなければ、結婚に辿り着くことは出来ない訳ですが、準備が遅れれば遅れるほど、必然的に婚約期間はズルズルと延びてしまうことになります。
そうなると、相手が本当に結婚したいと思っているのかどうか、ちょっと疑いたくなる気持ちだって出てくるのではないでしょうか?
そのため、相手にそんな心配をさせないためにも、なるべく10ヶ月から11ヶ月の間に全ての準備を整えられるよう、計画的に物事を進めるようにしたいですね!
その3:早く一緒に生活したいから
一番ストレートな理由ですが、実はこの理由が一番多いのではないでしょうか?恋のドキドキには賞味期限がありますが、二人の関係が盛り上がっている間に結婚してしまいたい、というのは当然のことと言えるでしょう。
プロポーズからすぐに結婚される方たちもおられますが、そんなカップルはすでに結婚式の具体的なイメージが出来上がっていたか、もしくはそれほど形式や結婚式にこだわりがないタイプのカップルが多いようです。
ですから、もしもお互いが形式的なことにこだわりがなく、結婚式について全く同じ意見なのであれば、婚約期間を短くして、プロポーズ後すぐに結婚してしまうのもありでしょう。
しかし、まずは相手の結婚式への思い入れ具合を考慮してあげることからはじめてみたほうが良いと言えるでしょう。そうしないと、結婚してからグダグダと文句を言われる羽目になってしまうかも知れません…。
その4:マリッジブルーを避けるため
どんな人でも、結婚への希望と共に不安な気持ちだって少なからずあることでしょう。しかし、気をつけなければ、マリッジブルーになってしまうことだってあるのです。
まじめに物事を考える傾向にある人は、もしかするとマリッジブルーに陥りやすいと言えるかも知れません。
ひと度マリッジブルーになってしまうと、大変なのが結婚への前向きな気持ちがスッカリ抜けてしまうこと。
そうなれば、バラ色のはずの婚約期間が地獄の期間へと早代わりすることになります。相手のアラ探しをはじめたり、「本当にこの人が運命の人?」と、自分の決定への揺らぎが生じてしまうこともあります。
そんなマリッジブルーを避けるためにも、婚約期間はなるべく短いほうが得策と言えるでしょう。一般的には女性に多くみられるマリッジブルーですが、男性にも起こる場合があります。
男性がマリッジブルーになってしまった場合、事態はより深刻になってしまい、多くの場合は結婚まで辿り着くことが難しいでしょう。
ですから、お互いのためにも、長くもなく短すぎることもない1年未満の婚約期間は、やはり理想的だと言えるかも知れませんね。
婚約したからって油断は禁物!
結婚までの期間は二人の結束力が試される
プロポーズが上手くいったら、ひと安心する方もおられるでしょう。もちろん、プロポーズが成功した時点で婚活生活を卒業することになるので、ホッとするのは間違いではありません。
ですが、油断は禁物です。何故なら、婚約期間中にはマリッジブルーをはじめ、結婚準備の忙しさなど、様々な困難に立ち向かっていく必要があるからです。
一人ではとても立ち向かえないと思うのであれば、二人で立ち向かいましょう。結婚してしまえば、嫌でもお互いの荷を分け合うことになります。
その練習期間が、ちょうどこの婚約期間と言えるでしょう。時には相手の欠点なんかを発見してしまう場合もあるかも知れませんが、その欠点が小さなものであるなら、あまり気にしないようにしたほうが良い場合もあります。
なぜなら、その小さな欠点が重大な欠点に見えてしまい、結婚するのが過ちであるかのように思えてくるからです。そうならないためにも、二人でよく話し合って、二人にふさわしい婚約期間を設けるようにしたいものですね!