間違った婚活をして疲れていませんか?
婚活をしないからうまくいくのです!
- 婚活イベントにお休みの日をほとんど費やしている方
- 結婚相談所で会いたくもない男性と「人は3回合わないとわからない」と言われるし…とデートを重ねる方
- カウンセラーさんに「条件を下げないと、あなたの年齢では結婚は難しいですよ」と言われ、しぶしぶ条件を下げて相手を探している方
- 年齢的にも紹介してくれた人との人間関係の面でも会わないとだめかな~と気のすすまないお見合い話を受ける方。
間違った婚活をしてしまっている人は、本当に大変そうです。私なら、心が壊れてしまうかも…と思うほどです。
そんなふうに、本当の自分を偽って婚活するのではなく、本来の自分を取り戻す作業をしたら、婚活しなくてもうまくいきます!私がそうでしたから。
世の中婚活しないと結婚できない風潮がありますが、そんなことありません!かえって婚活を頑張るから自分を見失うと私は断言したいほどです。
女性としての自信を取り戻すための5つの秘訣
1)立ち止まる
14000917-Sunshine 2014 / Theo Olfers
私は周りの女性たちが婚活イベントに足しげく通う様になった頃「本当にそんなことまでしないと結婚できないの?」と不思議に思いました。でも、その頃彼氏がいなかった私は、そんな友人たちに誘われた婚活イベントに行ってみることにしました。2度ほど行きましたが「これはないな」と思いました。
なぜなら、回転寿司のような感じで男性が1分間でどんどん代わり、自己紹介をしていき、その後気に入った人とフリータイム…と言われても、どの人が素敵かなんてそんな簡単に判断がつかないと思ったからです。
確かに第一印象は数秒で決まりますが、接してみると意外と印象と違って素敵な人もいますし、その逆もしかりです。なので、私はそういった場所に行くことをやめました。
そこで取った行動は、「立ち止まる」という行動でした。アラフォー世代の方は特に立ち止まっている場合ではないと思う方が多いようですが、私は一旦立ち止まり、自分自身がどのような結婚がしたいのか、自分は今までなぜ結婚の話あいが出た人とも結婚に結びつかなかったのか、じっくり考える時間を設けたのです。
それによって自分自身がすっきりして、前向きになることができ、本来の自分で勝負することができました。結婚のこと以外も考え、自分の人生をこの先どうしていきたいのかを明確にし行動に移している中で、運命の出会いがあり、そこから3週間でプロポーズされ結婚しました。
自分らしく生きることができるようになったことで、理想の男性を引き寄せることができたのだと思います。立ち止まることは決していけないことではありません。立ち止まる中で、しっかりご自身を整え、運命の出会いに備えることが大切なのです。
2)負の感情も味わう
婚活を頑張っている人に限って、「弱音は吐いてはいけない」「条件を下げろだなんて…私は女性としてそんなにも価値がないのだろうか。でも結婚するためには努力しなければ…」「落ち込んでいる時間はない!前向きにいかなければ」「デートしたい相手じゃないけど、3回は会わなきゃわからないから会いにいかなきゃ」などと思ってしまうようです。
もっと自分の感情に素直になりましょう!
ときには弱音だって吐いたって落ち込んだっていいです。こだわっている部分があれば、条件を下げなくたっていいですし、会いたくない相手とは会わなければいいのです。
相談所によっては「あなたの年齢では結婚が難しいから、父子家庭OKにしてください」とか「バツ2くらいまでOKにしたらいかがですか?」「あなたの場合、50~60代までOKにしないと難しいでしょうね」などと言われ、その通りに条件を下げてしまう人がいます。その人は立ち止まって自分と向き合うことをしないから、だんだん自分らしさがなくなり、望んでいた結婚が違ったものになっていってしまい、婚活難民になってしまうのです。
負の感情と思えるものも、しっかりと味わうことが大切です。そして、なぜそんなふうに思うのか、じっくりと自分と向き合うことが大切です。
3)事実を見極める
Lindsey, playing with the magnifying glass / VSPYCC
よく「アラフォー女性の結婚は2%」などという説を知って落ち込む方がいらっしゃいます。統計ではそうだとしても、果たして本当に事実でしょうか?
私は違うと思っています。潜在的にはもう少し多くの人が結婚には至っていると思うのです。
なぜそう思うかというと、現在、結婚しても離婚する人の割合は結婚した人の中で3分の1を締めます。その他の3分の1は仮面夫婦。残りの3分の1が幸せな結婚をされたご夫婦です。なので、結婚して離婚したという人も含めれば、もっと割合は多いと思うのです。
ということは、結婚後離婚するような悲しい結末にならないようにするための努力も必要だということになりますね。
その他にも、「35歳以上の結婚は不利」とか「難しい」とか「条件を下げないと結婚はできない年齢」などとよく言われますが、本当にそうでしょうか?
そういうことを言う人はどんな人でしょうか?そこを見定める必要があります。
上記のようなことをいう人は相談所やネットでの婚活をしている人たちを見て言う人です。ですから、それ以外での出会いを求めている人には関係のない話だと思いませんか?
先に条件ありきで相手を探している場では年齢はどうしても入力しなければならないでしょうから、自然とそうなりやすいですよね。しかし、ネット婚活や相談所での婚活でなく、リアルに会って恋に発展する場合は先に年齢などの条件がついてまわるわけではありません。その分第一印象や話したときのフィーリングなどが重視されるでしょう。
このように、「それは本当に事実なのか?」と少し疑ってかかるくらいで丁度いいかもしれません。真実を見極める目を持つと、間違った世の中の風潮にとらわれることがなくなりますよ。
4)自分の本当に求める結婚を明確にする
過去の恋愛を分析することはとても大切です。そこには、あなたの結婚へのこだわりがあるからです。
私は、年収がかなり高く高級車で迎えに来てくれるような彼と、長い間お付き合いしていたことがあります。結婚の話題も何度も出ました。でも踏み切れなかったのは、心に引っかかりがあったから。
それは何だったのかということを分析していた結果、結婚に対する考え方が違っていたからでした。結婚しても仕事をしたかった私に対し、その彼は「俺が稼いでいるんだから、お前は何もしなくていい」と言いました。私は嫌だったのでそれを伝えると「じゃあ、週5でお習い事通えばいいさ」と言われました。「そうではなくて、私もあなたのように仕事で活躍したいし、人の役に立っていたいの!」というと「お前にはできないよ。それに人の役に立っていたいなら、俺の身の回りの世話をしてくれよ」と言われました。
それを友人に話し相談した時「なんて羨ましい!そんな人と結婚できたら楽でいいじゃない!そんな稼いでいる人なかなかいないんだから、私なら二つ返事で結婚するなあ」と言われました。私はどうしても自分の考えを曲げられずに、その人との結婚を諦めました。
その恋愛について、本気で結婚がしたいと思うようになった頃、分析してみました。すると、気づきがあったのです。
私の父は昔ながらの考えを持った人で「若いうちに結婚して、好きな人の子どもを産むのが女の幸せっていうものだ」とか「女が独立なんてうまくいかないに決まってる!」「お前には無理だろ」「女の子にはできないだろ」などという人でした。それが嫌で若い頃はかなり反発しましたし、「そんなはずはない!」という反骨精神をずっと持っていたので、結果的には起業しました。
その父が言っていた言葉と同じようなことを言う彼だったと後で気づいたのです。彼に「お前にはできない」と言われる度に、心が騒ついていたことを思い出しました。それは、父親に同じことを言われたときに感じる不快な感情だったのです。
それを味わいたくないという想いで、彼との結婚に踏み切れなかったんだ!とわかった時には、「あのとき結婚しなくて良かったんだ!」と自分にOKが出せました。そして、私は自分の生き方を理解してくれる人を求めているんだとわかったのです。
自分自身の求める結婚相手の条件や結婚生活を明確にする作業に取り掛かりました。とにかく書けるだけ書き出し、そこから3つに絞りました。そのとき、上記のことも上件にしっかり入れました。そしてまさにその通りの人に出会ったときにはビックリしました。(出会った瞬間は気づきませんでしたが…)
ご自身の本当に求める結婚を明確にしてみてください。それがあってこそ、幸せな結婚にたどり着けるのです。
5)自己肯定感をあげる
婚活に疲れている皆さんは、突き詰めると、自分に自信がないのです。というか、「活動しているうちに自信をなくしていく」と言ったほうが正解かもしれません。年齢が問題だと思えるような出来事を散々体験するアラフォー世代は特にです。
また、苦しい恋愛をしてきた人や、大失恋してしまった人、なかなか恋愛が続かなかったり、結婚を意識されなかったりすると「◯◯だから私はダメなのかな」と、どんどんどんどん悪いほうへ考えていきがちです。
そうではなく、終わった恋愛にも何かのメッセージがあると思ってみてください。そこにたくさんのヒントがあります。
私は33歳のときに当時付き合っていた彼にプロポーズされました。でもどうしてもその人との将来を思い描いたときにイメージができなくて悩みに悩み、返事を一ヶ月待たせました。悩んだ末「もういい歳だし、この人を逃したらもう私にそんなこと言ってくれる人は現れないかもしれないし…」と思い、Yesという返事を持って彼と会いました。ところがあった瞬間「別れよう。一ヶ月も悩むっていうことは、僕との結婚が不安なんだろ?そんな状態でもし結婚したとしても、幸せにすることができない」と言われました。自分が待たせたくせにとてもショックでした。
大好きだったはずなのになぜだったんだろうと、その恋愛に対しても分析しました。彼はとてもいい人でしたが、少々親を頼るところが見受けられ、私はそこがネックだったのです。そこで私が結婚相手に求めるものは「どんな状況に見舞われてもはい上がれるような生命力溢れた人」という点が挙げられることに気づきました。
そして、その彼は非常に家族仲がよく、家族の団結力が素晴らしい人でした。ですから、その恋愛を振り返ったとき、「あ~彼は『家族っていいものだよ』『結婚って素晴らしいものだよ』と教えるために私の元に現れたんだ!」と気づきました。
当時、結婚したって離婚する人も多いし、それなら一人のほうがマシと思っていた自分にとって、その考えを覆すようなものをたくさん見せてくれた人でした。ですから今ではとっても感謝しています。
そのように、過去の恋愛を振り返り、そこにOKを出すことで自己肯定していきましょう。そして、理想の結婚相手の条件を掲げた後「私は、そんな素敵な人に選ばれる価値のある女性である」と唱えましょう。
もし「今はそんな素敵な男性に選ばれるほどの人になれていない」と思ってしまうのではあれば、見合う女性になるためにどうしたらいいのかリストアップして、日々努力しましょう。そして、努力をしている自分自身に対し「私はそんな素敵な男性に見合う価値のある女性になりつつある」と唱えましょう。
日々そうして唱えていくと、次第にそんな素敵な女性になっていきますよ。
婚活に疲れたら休むことも大切
婚活に疲れたら、自分と向き合ってみましょう
婚活というと、出会いをとにかく求めることと思ってしまう人が多いようですが、それだけではありません。
自分が整っていないと、そんなあなたに見合う男性しか寄ってきません。逆に自分自身が整ったら、そんなあなたに見合う素敵な男性が引き寄せられるのです。そのためには、自分と向き合いことなのです。自分と向き合い、過去の恋愛を分析したり、自分の理想をありありと思い描いたり、トラウマを取り除いたりすることで、幸せな結婚が近づきます。
立ち止まると結婚が遠のくと思う方も多いようですが、かえって立ち止まり自分と向き合うことをしないで進むことで遠回りになるのなら、疲れたときこそ立ち止まり向き合ってみましょう。
また、落ち込んだり気持ちが乗らなかったりする自分の感情をしっかり感じ、「そんなときもあるよね」と受け止めてみましょう。いつでも前向きに…というのは不自然ですし、人間らしくありません。自分の感情も大切にしながら、素敵な恋をし、最後の恋にしていってくださいね。