素敵な男性と出逢ってお付き合いを続けて数年。
トラブルなども何度かあったものの紆余曲折を経てようやく婚約にまで至ったとします。
しかし、当の男性はマリッジブルーになってしまっており、このまま関係を続けても良いのか不安に思っている……そう言う女性は多いことでしょう。
結論、マリッジブルーは男性にも起こります。
人によっては「独身から結婚することによる不安」がある場合もあるでしょうし「恋愛と結婚が違うから」と言う方もいることでしょう。
要因は一つではありません。
そこで大事なのは、様々な要因を考えながら一緒に解決していこうとすることになります。
今回は、その為の方法について解説を行います。
男性がマリッジブルーになるタイミング
結婚準備の途中や結婚式直前、または結婚生活の始まりの段階など、大きなライフイベントの際にマリッジブルーを経験する男性が多いです。
男性のマリッジブルーの主な症状3つ
男性特有のマリッジブルーの症状には、情緒不安定や体調不良、パートナーへの関心の減少などがあります。
情緒不安定になる
安やプレッシャーから、普段と異なる感情の波やイライラが見られることがあります。
体調を崩す
ストレスが原因で体調を崩しやすくなり、疲労感や睡眠障害などを経験することがあります。
彼女と会いたくなくなる
結婚に伴うストレスやプレッシャーが原因で、一時的にパートナーとの距離を置きたくなることがあります。
男性がマリッジブルーになる原因4つ
マリッジブルーを引き起こす主な原因には、経済的な不安、自由の喪失への恐れ、パートナーへの不満や結婚準備の疲れなどがあります。
経済的な不安
結婚に伴う財政的な負担や、家庭を支える責任感から生じる不安です。
自由がなくなる不安
結婚後の生活様式の変化や、個人の時間が減少することへの不安感です。
彼女に対する不満や不安
結婚生活に対する期待の相違や、パートナーとのコミュニケーションの問題などが原因です。
結婚準備の疲れ
結婚式や新生活の準備に伴うストレスや疲労が原因です。
男性がマリッジブルーになった際の対処法5つ
1、相手との「歩幅」を意識する
まず最初に考えてほしいことは「相手との歩幅や距離感」を意識することです。
例えば結婚式の時などには、どうしてもモチベーションに差が出てしまうものです。
その為、こちらは「相手が全然真面目に考えてくれないから、結局自分一人で考えている」と言う気持ちになり、相手は「どうせ何を言っても聴いてくれないから全部お任せしている」と言う気持ちになってしまうこともあります。
それ以外にも、新居を決める時や親御さんへのあいさつなど、様々なことにおいて相手の思惑を考えずに行動してしまうことは男女ともにあるものです。
その為、まずはこちらが相手の気持ちを無視して一方的に物事を決めてしまったり、相手の出している意見を否定してしまったりしていないかなども考えるようにすることは重要になるでしょう。
2、相手の気持ちを理解するように努める
次に重要なのは、相手がどんな気持ちでいるのかを理解しようと努めることです。
例えば相手は結婚することについて何が不安に感じているのか、どのようなことを結婚するうえでは大事にしているのかなどを考えることも重要です。
ただ、この時にも相手を問い詰めるように話しかけることはしないようにすることが重要です。
相手が「おとなしい子だと思っていたけど、同居してみたら意外と自己主張が強い女性だった」と思っていたのであれば、下手に「話してくれないと分からないでしょ?」と問い詰めれば逆効果になってしまいかねません。
その為話し合いをする時には、相手が話をしやすいような状況をセッティングするようにすると良いでしょう。
また、話し合いをする際には「今後どうしていけば解決できるか」と言う「未来」に視点を当てるようにすることも重要です。
どうしても悩みを聞いていくと「どうして不安になったのか」など「過去」にばかり視点が向いてしまいがちですが、こうすると却って相手との距離は広がってしまいます。
その為、今後のことを考えるようにしながら話し合いをすると良いでしょう。
3、無理をせずに一旦恋人同士に戻る時を作る
相手によっては、結婚することへの不安以外にも、結婚式そのものに対して疲れてしまっている可能性もあります。
また「結婚したら今と関係が変わってしまうのでは」と言うことに不安を持っている方もいるかもしれません。
そこで、あまり無理に結婚を焦らずにたまには息抜きをするようにすることも重要です。
例えば初めてデートした時のように映画館に一緒に行ったり、公園に行って一緒にのんびり過ごしたりと言った行動も良いでしょう。
結婚と言うのは極論すれば「夫婦が共に、より幸せになるために行う儀式」です。
その結婚が逆に二人の関係を悪化させてしまうことになってしまえば本末転倒とも言えます。
どうしても結婚式が近くなると色々と焦ってしまうこともあると思いますが、慌てずにお互いが無理のないペースで話を進めていくと良いでしょう。
4、一人で悩まずに相談する
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次に「マリッジブルー」という言葉があると言うことは「あなたのパートナーと同じようにマリッジブルーになってしまう人」は沢山いると言うことです。
あなたの身の回りの方々にも「実はマリッジブルーになった時期があった」と言う人はいるかもしれません。
その為、自分の家族や友人など信頼できる相手に相談すると、気持ちが落ち着いたりアドバイスをくれたりするかもしれません。
その他にもマリッジブルーをはじめとした結婚に関する相談を受けてくれる相談機関の利用も場合によっては考えても良いかもしれません。
マリッジブルーの背景には、例えば経済的な問題など様々な要因が複雑に絡んでいる場合もあります。
その為、信頼できる友人や家族、相談機関に話をすれば新しい糸口が見えてくる可能性もあるでしょう。
5、無理に焦らない
最後に、無理に焦らないことも重要です。例えばあなたは骨折をした時にはどのような治療をするでしょうか?恐らくは無理に動かさずに自然治癒に任せることになるでしょう。
この際に無理に「早く治さなきゃ!」と思って体を動かしたり勝手なリハビリを始めたりすると治るのが却って遅くなってしまいかねません。
マリッジブルーもこれと同じです。
確かに相手がブルーな気持ちになっているとこちらも「婚約を解消しようと言うのでは?」など不安になってしまうことでしょう。
しかし、かといってむやみに介入してしまうと逆に相手にとってもプレッシャーを与えてしまうことになりかねません。
その為「何とかしなくちゃ!」と焦りすぎることの無いように相手と接するようにすることも大事にすると良いでしょう。
マリッジブルーにはこちらが歩調を合わせる
どうしてもマリッジブルーにパートナーがなってしまうと不安になってしまったり焦ってしまったりすることもあるでしょう。
また、結婚となるとどうしても結婚式も含めてお互いのモチベーションの違いや価値観の違いなどが表面化してくるものです。
しかし、このような時にも「自分が正しく相手が間違ってる」と思わずにまずは相手の気持ちを理解しようとするなど歩調を合わせることが大事です。
いきなり夫婦として上手くやって行こうと無理に考えずに、話し合いを重ねながら、時には恋人同士に戻ってデートに行くなども行ったり誰かに相談をしたりしつつ、少しずつお互いに価値観を共有することが、今後の幸せな結婚生活を送る上では重要になるでしょう。