女性の年収は上がるほど婚姻率が低下?!
男性の婚姻率は年収と正の相関がありますが、女性の婚姻率は年収と負の相関があります。
たとえば、35歳~39歳の男女を見たときに、年収100万円台の男性の未婚率は60%、女性の未婚率は30%です。
これが年収600万円台となると、男性の未婚率は20%弱になるのに比較して、女性の未婚率は40%に上がります。
年収1,500万円以上になるとこの傾向はさらに顕著で、男性の未婚率が3%になるのに対して、女性の未婚率は70%になります。
30代後半となると、高年収男性がいかに「成約済み」であるか、そして高年収女性がいかに「売出し中」であるかがわかるでしょう。
こう書くと、「高年収の女性は、経済的に困っていないのでパートナーを探していないんじゃない?」という意見が出そうですが、結論から言うと決してそんなことはありません。
キャリアウーマンが売れ残りやすい理由
確かに経済的に余裕があり、仕事でも成功しているので、「結婚の必要性」という意味で、低年収の女性に比べてはるかに薄いのは事実です。
しかし、多くの女性が「結婚したい」「パート-トナーが欲しい」と思っているのです。
つまり、彼女たちは「売出し中」なんです。
ただ、彼女たちの要求を言葉通りに聞いていくと、なかなかしんどいものがあります。
多くのキャリアウーマンは、一言でいうと「自分の男性バージョンと結婚したい」と思っています。
つまり、「年齢は±3歳くらいまでで年収・学歴が同等で、仕事に対して誇りがあり、家事もシェアしてくれて、身なりにもそれなりに気を遣ってくれている人」です。
これだけ聞くと、「うわ、そんな人まだ独身で存在している?」と大きな「?」がつきますが、彼女たちにしてみれば自分と同レベルを求めているだけで悪気はありません。
ゆえに、理想が高いなんて全く思っていません。
ただ、問題はマッチングの観点が欠けていることです。
先ほどの年収の例にある通り、“彼女たちの男バージョン”は、ほぼすべての人が成約済み。
年収1,000万円の男性と年収500万円の女性の結婚は多く見かけますが、その逆はほとんどありません。
つまり、年収1,000万円の女性は年収300万円の男性を多くの場合嫌がります。
故に、年収1,000万円の女性の大半が売れ残ってしまうのです。
キャリアウーマンは結婚したいなら理想を見直そう
つまり、彼女たちが売れ残るのは、マクロで見れば彼女たち自身の理想が高いことにつきます。
優秀なのに市場をきちんと分析していないという意味で、キャリアウーマン自身の自業自得ともいえます。
彼女たちは、本当に結婚したいのであれば相手に求める理想を変える必要があります。
一方、彼女たちが売れ残り続ける現状に対して、男性側に非がないかというとそんなことはありません。
「キャリアウーマン」に対して、多くの男性が「プライド高そう」「馬鹿にされそう」「高慢で嫌な女」など、ステレオタイプ的な拒否感があることが多いです。
でもね、キャリアウーマンを代表して私が言いたいことは、「キャリアウーマンと結婚するとお得です!」ということです。
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キャリアウーマンと結婚するメリット5つ
メリットその1:世帯収入が上がり、自分では実現できないリッチな生活ができる
キララは独身時代、家賃20万円のタワマンに住んでいました。
つまり、独身男性は+10万円の家賃を補てんするだけで、夫婦で30万円の部屋を借りることが出来ます。
これが、うっかり専業主婦希望の派遣の女性と結婚したら、家賃10万円の家はおろか8万円くらいのお部屋に引っ越さざるを得ません。
生活がだいぶ違ってきますよね?
メリットその2:生まれてくる子が高確率で優秀
慶應大学医学部の高橋孝雄教授が、雑誌のインタビューで「DNAはなにより強固」と仰っていました。
勿論環境要因を否定しているわけではなく、DNA+環境のシナジーで子供の優秀さが決まると言っていましたが、環境よりもDNAがより優位に来るというのがその内容となっています。
つまり、女性が良い遺伝子があればあるほど、優秀な遺伝子が期待できます。
おまけに年収も高いので、良い環境をセットできる確率が高くなります。
メリットその3:仕事の苦労をわかってくれる
仕事をしていない人には、仕事の大変さが分かりません。
働く女性は仕事の大変さを身に染みてわかっているので、仕事のストレスに対して理解・共感を多くの場合示してくれます。
勿論逆もまたしかりで、稼ぐ女性はそれだけストレスがかかっているともいえるので、支え合いが大切になります。
メリットその4:優秀なので家事もできる
仕事が忙しい人が家事をできないかというと、実はそんなことはありません。
優秀な女性はマルチタスクが得意。
一般の女性ではキャパオーバーになってしまうような家事・育児と仕事の両立を、その能力によって実現していきます。
但し、ここでポイントは「できる」と「する」は違うということ。
自分の半分しか稼いでいないパートナーが家事もやらない、となると納得はいきませんよね。
これは性別を逆にしても同じことが言えます。
稼ぎが多い女性と結婚するということは、自分が普通の男性より多くの家事を分担する覚悟を持つ必要があります。
メリットその5:人生に自由が効く
例えば自分が転職したいとき、「仕事は楽しいけれど年収は200万円ダウンする」となったら、多くの女性が反対するでしょう。
勿論、年収ダウンすることに対して歓迎はしないでしょうが、経済的な必要性から反対することはなくなります。
例えば、あなたが一家の大黒柱で年収が500万円⇒300万円となると生活を維持できないので、妻は反対という選択肢以外取れないでしょう。
一方、妻が1,200万円稼いでいれば、世帯年収は1,700万円⇒1,500万円のダウンとなりますが、致命的な数値にはなりません。
また、あまり良くない例ですが、「別れたい」と思った時に、互いに経済的に自立していた方がスムーズに別れやすいのは事実です。
つまり、キャリアウーマンとの結婚は、一般の女性との結婚よりも、結婚が重たくならないんですね。
あなたの人生の選択肢が、結婚によって狭くなる割合が格段に少なくなります。
意外とキャリアウーマンとの結婚はお得に思えてきませんか?
まとめ
キャリアウーマンは学習能力も高い
もちろん、キャリアウーマンのプライドがそれなりに高いとか、仕事の愚痴を言った時に、「え、そんなことで躓いているの?」のような、視線を送られる可能性があることは否定できません。
ただ、それを凌駕するメリットが、キャリアウーマンとの結婚にはあるのではないでしょうか。
さらにキャリアウーマンの良いところは、自分の中でPDCAサイクルを回すことです。
「昨日、こんなことを言ったら夫と喧嘩になったから、次は言い方を改めよう」「自分としてはこういうところを直そう」と、勝手に学習していってくれます。
PDCAサイクルを回すことが、多くのキャリアウーマンの習慣になっているので、妻としてのレベルが上がっていきます。
これは、なかなか得難いことではないでしょうか?
では、どうやって「売出し中」のキャリアウーマンをゲットするか。
実は、そんなに難しいことではありません。