結婚相談所は副業で開業するのがおすすめな理由

結婚相談所

副業で結婚相談所を始める人が増えている

結婚相談所の新規開業は年間1000件以上!?

デート、初デート、お見合い

結婚相談所を開業する方が増えています。コロナの影響があったとはいえ、日本結婚相談所連盟IBJでは2020年の新規開業件数は1051件です。

他の連盟も合わせれば昨年、新規で結婚相談所を開業した方はもっと多いのです。

結婚相談所開業する方が増えている背景にあるのは

  • 副業を認める会社も増え副業・兼業する人が増えたこと
  • 自分らしく働きたい、やりがいがある仕事をしたいという要望を持つ方が増えた
  • 婚活経験を経て結婚した方が婚活経験を活かして結婚相談所を始めるケースが増えた
  • 初期費用が少ないサイドビジネスとして注目されている

こんな背景があります。

「でも片手間じゃなくてしっかり本業としてやった方がいいんじゃないの?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

結婚相談所は本業がある方が副業で始めた方がいいメリットを5つ解説します。

副業で結婚相談所を開業するメリット5つ

1.結婚相談所は集客が難しい

金遣いが荒い、お金

結婚相談所の売り上げは会員の方からもらう入会金、月会費、成婚料です。会員が0人ならば売上は0です。

会員がいても0~5人程度という結婚相談所は非常に多く集客が難しい業態なのです。

新規開業が増えたのはお伝えしましたが、ライバルが多いのです。さらにマッチングアプリや婚活パーティーといったリーズナブルな出会い方もあります。婚活サービス利用者も増えていますがそれ以上に婚活サービスの数が増えているのです。

そして結婚相談所は同時に2~3つ利用する人はほとんどいません。どこか1店舗入会したら他は利用しませんし、利用者は「結婚相談所で婚活している」と友達に口コミすることもありません。

こうした理由から本業で安定した収入がありまずは小さく副業で初めて、SNSなどでお金をかけずに集客するのがよいでしょう。

2.現役会社員が働く人にアピールポイントになる

年齢・学歴・経験不問で始めることができるのが結婚相談所です。60代以上の方も多く、30代なら圧倒的に若い部類で40代でも若い方になります。

婚活の相談をしたい方は、年上からアドバイスされたい方もいればそういうのを「上から目線」と嫌い、わりと自分と境遇が近い方から共感してもらいながら婚活のバックアップをしてもらいたい方もおります。

結婚相談所を運営している方の中には、主婦がパート感覚でやっている場合もあれば、退職後に高齢者がやっている場合もあります。つまり、ビジネスマンではないのです。まりおねっとでもいろんな結婚相談所を取材しますが、zoomが使えないから電話とか、メールが苦手という仲人さんまでいました。

きちんと仕事をしているというところ、婚活中の方と近い境遇というそれだけで差別化のポイントになりえます。

副業とはいえ現役会社員で社会経験があることは平日は仕事をしながら婚活している方に共感できるポイントにもなるでしょう。

3.予定が入るのは土日祝だけ

カレンダー、デート予定

休日はほとんどの方が土日祝なので婚活でお見合い、入会面談など予約が入るのはほとんど土日祝日、水曜日夜です。

もちろん中には平日休みという方もいらっしゃいますが、平日日中はほとんど面談予約は入りません。

会員が多くなりお見合い件数も多ければ平日も忙しくなりますが、会員がそんなに多くないうちであれば十分会社員と並行して副業でやっていけるのです。

割と時間の融通が利く仕事です。

4.パソコン1台あれば自宅で開業できる

パソコン使う女性

結婚相談所は分かりやすい目立つ店舗を構える必要はありません。ふらっと立ち寄って入会する方はいません。結婚相談所はこっそり利用する方が多いため、大手の結婚相談所も大きな看板をだしていなかったり、ビルの中に店舗があっても他のテナントがないフロアにお店があったりします。

店舗がなく、パソコンさえあれば自宅で開業することもできます。マンション住まいの方も面談の時はカフェ等で行うことができます。

店舗がないことを逆手に取り「無料出張相談も行っています」とアピールしている方もいます。

またシェアオフィスを契約して面談予約がある時はオフィスの個室を使う方もいらっしゃいます。シェアオフィスであれば自宅住所を公開せずに開業ができますし、店舗を借りるよりリーズナブルです。

さらに今はzoomを使う面談も多いため、場所という問題はもうどこでもよいのかもしれません。

Twitter、ブログなどを隙間時間で情報配信していくことができていれば、信頼につながっていきます。

5.仕入れ・在庫がない。納期、締め切りもない。

男女のお見合い

結婚相談所は何かを仕入れてたり、在庫を持つわけではありません。それでも、会員さんがいれば毎月月会費という売り上げも入ってきます。

自宅でパソコン1台でできる副業として、テープ起こし、ライター、動画編集、背どり、輸入代行等があります。テープ起こし、ライター、動画編集は納期もあり仕事依頼があったら時間の融通は利きにくいでしょう。背どりや輸入代行は仕入れ・在庫リスクが発生します。

開業するために結婚相談所連盟に加盟して開業すれば、会員が1人だとしてもそのお見合い相手を探すために同じ連盟に加盟している結婚相談所の会員とお見合いを組むことができます

副業として、さほどリスクが高くないところが最大のメリットでしょう。

まとめ

副業で低リスクで始められる結婚相談所

SNSを駆使してスマホ1台で集客したり認知度を高めることができることができるようになりました。副業で始めても大丈夫です。

小さく初めて、ありがたいことに忙しくなり過ぎたらその時に次の対策を考えてはいかがでしょうか。結婚相談所が本業でその収入だけで食べているという仲人の方が圧倒的に少ないのです。