Q:非常識な方もいて疲れを引きずってしまうのですが 私は理想が高いのでしょうか。
ご相談の内容
相談者:30代前半 女性
初めまして、よろしくお願いいたします。
パーティーや小規模のお見合いなど重ねてきましたが、うまくいかず、婚活疲れを起こしています。とても非常識な方もいて、ぐったり疲れを引きずってしまいます。 私は理想が高いのでしょうか。
もともと一人の時間も必要なタイプで、甘え下手です。 年齢的に焦りはありますが、そもそも異性を好きになり解り合っていく事が、凄くハードルが高く感じます。 義務感の結婚ではなく、やはり好きな人としたいのですが、そもそもまた会いたいと思う出会いがないまま、どんどん疲れます。
今後どうしたら良いのか、アドバイス頂けると幸いです。
カウンセラーのアドバイス
I Died So I Could Haunt You / Helga Weber
ご連絡ありがとうございます。
質問者様は、婚活などで中々上手くいかず、しかもその中でご自身の常識とはかけ離れたような方ともお話をしなければいけず、そのストレスも相まって疲れ果ててしまっていたのですね。
そのような日常の中で、それでも「婚活をしないと!」と言う気持ちを持ったまま毎日を過ごすのはとても辛いことですよね。
男性の言う「甘えてほしい」と女性の考える「甘える」は意味が違う
さて、ご質問についてですが、婚活疲れは婚活を続けているとどんな方でも起きてしまうと思います。また、質問者様のように「誰かと一緒に居る時間も欲しいけど、一人でいる時間も大切にしたい」と言う気持ちもよくわかります。
ただ、ご質問の中で気になったことは「甘え下手」とご自身でお話をされていることです。あくまでも私の意見ですが、男性の言う「甘えてほしい」と女性の考える「甘える」は意味が違うと思います。
男性の言う「甘えてほしい」と言うのは「自分のために、時間を使ってほしい」と言う意味ではないかと思います。例えば、仕事が終わって一服している時にメールなどで「元気だったかな?寂しかったからメールしちゃった」と言う形でメールを貰いたいと言う願望ではないかと思います。
しかし、女性の考える「甘えてほしい」は人によっては「ベタベタすれば良い」と考えている方も多いのではと思います。例えば「デート中にボディタッチを増やす」や「分かることでも『キャーすごーい!』と反応する」などのことを「甘える」と思う方もいることでしょう。しかし、こういうキャバクラ嬢のようなテクニックは、そもそも女性によってはかなり難しいことなのではと思います。
ご自身に対しても非常に厳しく査定しているのでは?
「私は理想が高いのでしょうか」とお話をするところからも、質問者様は相手だけでなく、ご自身に対しても非常に厳しく査定しているのではと感じます。もしかしたら質問者様が「異性を好きになることのハードル」が高く感じるのも、このように「自分はこうあるべきだ」「異性を好きになるとはこうあるべきだ」「異性に甘えるとはこうあるべきだ」と言うハードルがすごく高いためではないかと、質問を読むと感じられます。
そこで、無理に「相手を好きにならなきゃ!」と考えるのではなく、最初は「なんとなく」から始めていけば良いのではと思います。つまり、なんとなく気に入った婚活パーティーに参加して、なんとなく「また会っても良いかな」と思えた人とお話をして、なんとなく気に入ったのであれば、なんとなく出来そうな「甘え方」をしてみるなどが良いのではと思います。
自分にできそうな範囲で何か相手にしてあげる
確かに、最初から「また会いたい」と思えるような異性に会うことは難しいと思います。また、非常識でもう二度と会いたくない!と思うような男性もいると思います。そのような方に対してはともかく、「まあ、悪くはないかな」と思う方であれば、このような形で「自分にできそうな範囲で何か相手にしてあげること」を行ってみてはいかがでしょうか。
そうすれば、相手もこちらに何かし返してくれることでしょう。そうして、最初は「なんとなく」だった相手でも少しずつ好きになっていけるようになるかもしれません。