自らのレストランでお見合いパーティーを開いていた
学生時代から男女を引き合わせるのが好き。結婚相談所は天職
結婚物語。 代表取締役 苅谷 忍さん
- 住所:〒676-0808 兵庫県高砂市神爪1丁目4‐11 FKビル 302
- 最寄り駅:JR山陽本線 宝殿駅
- URL:http://kekkon-monogatari.com/
- TEL:079-431-3120
編集部「最初に結婚相談所を始められた経緯を教えていただけますか?」
苅谷さん「元々はタイ料理のレストランを経営していました。そして、自分のレストランでお見合いパーティーを開催したりもしていたんですね。ただ、男女の人数がなかなか同数にはならない……ということで、結婚相談所をやっている知人にパーティー参加者を集めてもらうのを手伝ってもらって……」
編集部「ちょっと待ってください。そもそも、自分の店でお見合いパーティーを開こうという発想に、普通はなかなかならないと思うのですが」
苅谷さん「元々、そういうのが好きだったんですよ。学生時代からコンパを開催したり恋愛相談に乗ったり、と男女を引き合わせる場をいくつも提供してきました。だから、レストランでのパーティーもその延長です」
定期的なお見合いパーティーを開催していくうちに、結婚相談の仕事も増えるようになったという苅谷さん。しかし、仕事量が増えてくると「レストランとの両立は難しい」とも考えるようになったそうです。
苅谷さん「結婚は、その人の人生を大きく左右するわけじゃないですか。だから、中途半端にやるわけにはいかない。やるなら、専業としてやったほうが良いだろう、と。レストランは順調だったのですが、そちらは売却しました」
こうして順調だったレストラン経営を他人に譲り、結婚相談所の仕事を始めるようになったそうです。前述したとおり、苅谷さんは学生時代から他人の恋愛相談によく乗っていたそうですが、印象深いエピソードがあったので一つ紹介します。
苅谷さん「他人の告白の台本を書いたりもしていたんですよ(笑)。昔で言うならば体育館の裏に女の子を呼び出して、こう言えば大丈夫!みたいな」
このように、学生時代から恋愛のアドバイスを積極的に行っていたようです。苅谷さんにとっての結婚相談所の仕事は、天職のような印象を受けました。
断られない交際を徹底的に指導する
編集部「他の結婚相談所にはない、独自の強みを教えてください」
苅谷さん「私の豊富な恋愛経験だと思います。二度の結婚、四度の同棲生活……もちろん、振られた経験もたくさんありますが(笑)。これらの経験によって、どうすれば恋愛がうまくいくのかを、会員様に的確にアドバイスできます」
編集部「具体的には、どのようなアドバイスをされているのですか?」
苅谷さん「もう一度会ってもらえるように、ですね。婚活では、これが一番大事です。婚活って通常の恋愛とは少し違うんですよ。最初のデートであまり良くない印象を与えてしまうと、二度目がない。相手にお断りをされてしまえば、そこで終わりなんですよ。通常の恋愛ならどこが悪かったのかを聞くことができるかもしれません。でも、婚活ではそれができないんです」
編集部「なるほど。たしかに、そうですね」
苅谷さん「だから、一度目のデートは二度目に繋がるようにアドバイスをします。二度目のデートは三度目のデートに繋がるようにします。それを繰り返していくうちに、簡単には断れない関係を築いていけるんですね。そして、何度も会っているうちに自分の良さを相手に知ってもらうようなやり方です」
みなさんが知りたいのは、具体的な断られない交際の仕方だと思います。編集部でももちろん質問をしましたが、苅谷さん曰くそれは「相手によるとしか言えない」とのこと。相手の人となりを苅谷さんが直接確認し、相手と会員様の性格をよく考えた上でのアドバイスを行なっているそうです。
無料相談は何度でも行う
「結婚物語。」では、会員様の恋愛力を上げるための恋愛セミナーを開いてもいるそうです。時間にすると一回につき120分から150分と、十分な時間をかけて恋愛や結婚へのアドバイスを聞けます。
編集部「この恋愛セミナーは、どのくらいの頻度で行っているのでしょうか?」
苅谷さん「望まれれば、いつでもやりますよ。恋愛セミナーだけでなく、付き合っている最中のデートプランから、LINEやメールの返信の仕方まで何でも相談してもらっています」
お見合いから仮交際に進展したところで困ってしまう会員様も少なくないとのことです。「会員様が少しでも困っていることがあれば、なんでも力になりたい」と苅谷さんは語ってくれました。さらに、メイクの仕方や服の選び方なども指導するそうです。もちろん、会員様ならばそれらの指導や相談はすべて無料とのこと。
苅谷さん「とくに男性の場合、私服のセンスがダサいという理由で断られてしまうことが多いんですよ。断られる理由の8割くらいがそれです。だったら、ダサくない格好にして送り出してあげるまでですね」
どうせ悩むのなら、もっと前向きに悩んで欲しい
編集部「最後に、結婚相談所に入ろうかどうか迷っている方達に向けて、一言アドバイスをお願いします」
苅谷さん「どうせ悩むのならば、もっと別の悩み方をして欲しいです。この人と付き合おうかなとか、この人と結婚して本当に良いのかな、といった悩みですね。そのような悩みって、とても前向きでしょう?でも、結婚相談所に入ろうかどうかという悩みでは、前に進めてはいません」
編集部「たしかに、そうですね」
苅谷さん「べつに私のところに来てくれなくても良いので、困っているのならばどんどん相談して欲しいですね。たとえば、A社とB社のどっちの結婚相談所に入ったほうが良いのかな、のような相談でもかまいませんよ。『苅谷さんのところには行きたくないんだけど、A社とB社で迷っている』みたいなね(笑)」
最後に冗談混じりで語ってくれましたが、苅谷さんの「婚活で困っている人はどんどん相談して欲しい。力になりたい」という熱い想いはとても力強く伝わってきました。
結婚物語。の詳細
- 住所:〒676-0808 兵庫県高砂市神爪1丁目4‐11 FKビル 302
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