結婚相談所の年収はピンきりです
そもそも年収目的の開業はおすすめしない
と思って安易に開業する方もいるようですが、まりおねっとで調べたところ結婚相談所は簡単に開業できるけれど続けていける方が少ないようです。
以前、開業4年目の結婚相談所の方に取材させていただいたのですが
とお聞きしました。年収はピンキリのようですが、廃業も多く儲かると思って安易に開業すると加盟金だけが無駄になってしまうようです。
もし20人の会員がいたら月収40~50万円
結婚相談所に入会される方は入会金を支払い、毎月月会費を払います。ご成婚すると成婚料を支払います。
結婚相談所を開業する時に加盟金を支払い、連盟にも毎月月会費を払います。成婚料は連盟に納めずほぼ100%結婚相談所の利益になる仕組みです。
もし会員が20人在籍していて、毎月1人が成婚していくとしたら結婚相談所の月商は40~50万円ぐらいになります。
ただし、会員を集められず廃業する結婚相談所も多いため、結婚相談所の年収はピンキリなのです。結婚相談所だけの売り上げで生活していない副業仲人も多いそうです。
年収が高い儲かっている結婚相談所の特徴4つ
1.独身の顧客が多い企業がサイドビジネスで起業している
元々、個人の相談に乗る仕事をしていた方で特に独身の顧客が多い方が結婚相談所を開業すると、スムーズに集客できて相乗効果を生み出す場合もあります。
例えば結婚相談所をサイドビジネスで開業する企業の中には転職したい人が多く登録している転職支援事業が多いそうです。転職を考える方は20~30代が中心で独身者も多そうですね。
他にもエステ、美容室、保険、ファイナンシャルプランナーの方が結婚相談所を開業するとうまくいきやすいかもしれません。
アメブロで有名な人気結婚相談所のブライダルサロン東京の山田翼さんは元ファイナンシャルプランナーだそうです。
2.ブログ、SNSを上手に活用して集客できている
結婚相談所は気軽に入会する人はおりません。ブログ、Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNS運用が上手でファンづくりをして集客している結婚相談所は全国から会員が集まります。
ブログやTwitterはスマホさえあれば始めることができますし、コストもかかりません。すぐに人気が出るわけではありませんが続けていくことで集客につながります。
まりおねっとでもTwitter、ブログで人気の結婚相談所イノセントの坂田さんに取材しました。
モテるノウハウのみならず、他の結婚相談所についても詳しく記載してある「結婚相談所の全てが分かるブログ」は大げさではなく本当に全てわかるほどコンテンツが充実しているので一読の価値あります。
3.ターゲットを決め他の結婚相談所と差別している
結婚相談所はどんどん数が増え、独身の方もどこがいいのか選べなくなくなっております。そして結局は分からないから大手に入会したり、一番安い所に入会したりしてしまう方が多いようです。
ターゲットを決めて差別化することで選んでもらいやすくなります。ターゲットを決めている例として
- 医者や医療従事者向け結婚相談所
- 高学歴向け結婚相談所
- シングルマザーが強い結婚相談所
- 40代向け結婚相談所
などがあります。
成功事例としてご紹介するのは同人誌販売・マンガ関連グッズ販売などを手掛ける「とらのあな」が始めたとら婚です。
2017年に結婚相談所を始めて2021年8月時点で成婚者590人達成。秋葉原本店以外にも名古屋と大阪にも支店が増え好調なようです。オタク向け婚活といえばとら婚というほど有名な存在で、とら婚のTwitterも度々バズってます。
4.メディアに多数取り上げられている
テレビや雑誌、メディアに多数取り上げられている結婚相談所は知名度が高く会員も多いです。
有名なところですと、東京の結婚相談所マリーミーの植草さん大阪のお見合い塾の山田さんなどです。お二人とも目立ちますし、キャラが立っています。
結婚相談所の中には自分のプロフィール写真を何年も撮りなおしていない方や、そもそもプロが撮った写真ではなくスマホで撮った雑な写真をホームページに掲載している仲人もおります。ご自分の写真もきちんと撮影したものをホームページやSNSのアイコンに使うようにした方がいいでしょう。
すぐに有名人になったりメディアに取り上げられたりすることはないでしょうから、ブログなどのSNSで徐々に存在感を増していってはいかがでしょうか。
結婚相談所の年収まとめ
開業の際の連盟選びは慎重に
結婚相談所を開業する際は慎重に開業しましょう。多くの場合、結婚相談所連盟に加盟金を払って開業します。
連盟毎に加盟金や月会費は異なるのですが加盟金の高い結婚相談所連盟で開業したからと言ってそれで入会者が増えることはありません。