これが今の日本の姿!専業主夫の割合とは?

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「結婚したら専業主婦になって、旦那さんのために尽くしたいです。」という女性は珍しくありません。しかし、最近では、「専業主夫になって、家族をサポートしていきたいです。」という男性も増えてきているようです。そこで今回は、専業主夫の割合とその実態についてご紹介したいと思います。


専業主夫になる男性が増えている?

専業主婦は女性の専売特許だった時代はもう終わり

主夫という言葉が日本で使われ始めたのが、1990年代。その後、「イクメン」などの言葉も登場し、積極的に家庭を顧みる男性が評価される時代になりました。

専業主夫の登場により、男性は外で仕事をし、女性は家を守るのが当然である、という固定観念が大きく揺らぎつつあります。年を追うごとに、日本国内で確実に増え続けている専業主夫たち。女性が、家庭を守るという時代はもう終わったのかも知れません。


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日本における専業主夫の割合とその実態とは?

年々増加してる?!国内の専業主夫の割合について

Cooking Banana Cue
Cooking Banana Cue / Beegee49

主夫にも、専業主夫と兼業主夫がいます。専業主夫は、家事を専業する男性、そして兼業主夫は、外での仕事もこなしながら家事も行う男性のことを指します。

国勢調査によると、2000年には専業主夫の人数は約1万6千人、兼業主夫は約2万1千人となっています。

2005年には、専業主夫の人数が約2万1千人、兼業主婦が約3万人となっており、その5年後の2010年には専業主夫の人数が約6万人、兼業主夫が約2万9千人となっています。

2013年のデータによると、ここ15年間の間で専業主夫の数は2.6倍も増えました。今のところ、専業主夫の現在の人数はまだ分かりませんが、今までの傾向をみると、年々増加していると言えるでしょう。

2015年のデータでは、専業主夫の世帯の割合が全体の5%を占めています。100世帯あれば、その内の5世帯は、男性が家事を担う家庭なのです。

この国勢調査のデータで興味深いのは、2005年から2010年の間の5年の間にかけて、これまで兼業主夫が多かったのに対して、一気に専業主夫の数のほうが圧倒的に増えているという点です。

その人数の増え方も、たったの5年で3倍もの増加。その間に、いったい世間でなにが起こったのでしょうか?

専業主夫の増加はやっぱり景気が影響?

Lunch break
Lunch break / Bilderschachtel Photography

2005年から5年間の専業主夫の増加が著しい、ということが明らかになりましたが、専業主夫の増加には、社会の景気が影響しているようです。

というのも、2007年から始まった世界金融危機の影響、それに次ぐリーマンショックの煽りは、日本の経済にも大きく影響しました。
2009年1~3月の国内総生産(GDP)は、前期比の4.0%もマイナスになり、昭和の第一次オイルショックを超える下落幅となりました。

その時期に失業した方も多く、仕事があったとしても、お金が回らない世の中になってしまったため、実入りが悪くなったという方もおられるでしょう。

そうした背景が、男性が専業主夫になることを後押ししたのかも知れません。「じゃあ、女性は景気後退の影響を受けなかったの?」とおっしゃる方もいるでしょう。

もちろん、女性も不景気の影響をばっちり受けたことでしょう。ですが、パートやアルバイトの職は、どちらかと言うと女性のほうが採用されやすいもの。

加えて、失業したとしてもプライドだけは変に高い男性は、非正規雇用の仕事をするのに抵抗があるという点が、女性を仕事へと向かわせ、男性を家庭に留めたと言えるのかも知れません。

専業主夫の割合増加はこれからも止まらない?

Nach der Arbeit
Nach der Arbeit / happymealy

2013年以降、緩やかに景気が回復していると言われている日本。ですが、専業主夫の割合はかつての日本よりも、増加しているのはなぜなのでしょうか?

どうやら、専業主夫の増加は単に男性が失業したから、という理由からだけではなさそうです。一筋縄ではいかない専業主夫の割合増加の理由ですが、その理由の一つとして、男性が家事を専業することに抵抗を感じなくなってきている、という点があげられるでしょう。

昔は、仕事をしたくても、なかなか仕事に就けない男性や病気で外では働けない男性が、外で仕事をする妻に変わって専業主夫になる、ということがありました。

しかし、いまどきの男性には、家事は女性が行うもの、という昔からの固定概念が薄れてきています。

「男が女を養う」のではなく、「稼ぎの多い人間が、稼ぎの少ない(稼ぎがない)人間を養う」という概念が、日本にも根付きつつあるのではないでしょうか?

そうなると、今後ますます専業主夫世帯の割合が増えたとしても、まったく不思議ではないですよね。

仕事が嫌だから専業主夫になるは通用しない!

Self portrait of a lazy man
Self portrait of a lazy man / wonderferret

男性の専業主夫志向が強まってきている中、「仕事が嫌だから家事をしたい。」というタイプの男性もいるようです。

仕事が嫌だと思う背景には、いろいろな理由があるでしょう。ですが、仕事と家事であれば、家事のほうが楽だと考えるのは、大変な大間違いです。

一生懸命家事をしても、報われないことだってたくさんあります。子供がいれば、なおさら家事に育児にと、忙しい生活を送らなければいけません。

また、いくら専業主夫の割合が増えているとはいえ、まだまだ世間の理解は進んでいません。そのため、嫌な思いや決まりの悪い思い、恥ずかしい思いをする羽目になることもあるでしょう。

それらをすべて受け止めて、なおかつ奥さんと子供のために、家庭を完璧に守ってみせる決意があるなら、専業主夫になるのもよいのではないでしょうか。

専業主夫になることに対して奥さんの理解があり、お互いに感謝することを忘れなければ、案外うまくいくかも知れませんよ?


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まだまだ日本でも専業主夫はマイノリティ

女性の社会進出がもっと進めばもっと増える?

アメリカ版YahooのCEO、そしてFacebookのCOOは女性です。ほかにも、女性がCEOである企業は、欧米にはいくつも存在しています。

決してその数自体が多い訳ではありませんが、日本よりは女性の社会進出が進んでいるのは、明らかでしょう。

それに伴い、欧米では日本に比べると専業主夫の数も認知度も、はるかに高くなっています。ですから、日本ももっと女性の社会進出が進めば、もっと専業主夫が増えるのではないでしょうか?

ただ、専業主夫になることに、まったく問題がない訳ではありません。自身の葛藤と世間の目、奥さんの理解など、様々な問題に遭遇するでしょう。

それでも、一つの家庭として家族みんなが幸せなら、どんな形であれ、それは素晴らしいことなのではないでしょうか。

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このコラムの著者


世界各地を旅する文筆家、時々翻訳家。 勝手に師匠と仰ぐ大御所作家、P.G.ウッドハウス氏を敬愛している。 いずれは師匠の様にストレスフルな職業に従事している人々や、文学をこよなく愛する人々の心を癒せる様なハートフルな文章を書ける様になりたいと思っている。