結婚式
婚活のノウハウ

これが現実。お見合い結婚の割合はなんと○%!

お見合い結婚に古いイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、お見合い結婚をよく分析すると「案外良いものでは?」ということが分かってきます。何故、お見合い結婚が良いものなのか、そ理由を紹介します。

お見合い結婚の確率はわずかに6%

お見合いに抵抗を感じる理由

結婚式、神社

婚活はしているけれど、お見合い結婚には抵抗がある……そういう人は多いようですね。お見合い結婚に抵抗を感じてしまう人が多いのは、お見合いで結婚する人の割合が少ないからでしょう。結婚には大きく分けて2種類、お見合い結婚と恋愛結婚があり、現代のお見合い結婚の割合はわずか約6%の確率にすぎません。

ほとんどの夫婦が恋愛結婚しているからか、お見合いをして結婚をすることに引け目を感じてしまう人も多いのでしょう。しかし、過去の恋愛結婚とお見合い結婚の割合の推移を見ていくと、戦前はお見合い結婚がほとんどで恋愛結婚はごく一部……それでも多くの夫婦が幸せな毎日を過ごしてきたのです。ここでは、現代のお見合い結婚事情やメリットなどを紹介していきます。

お見合い結婚が減ったせいで結婚できない人がでた?

デート、カップル、夫婦

お見合い結婚の対義語は恋愛結婚です。1960年代にお見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転した後は両者の差は広がるばかり。今は圧倒的に恋愛結婚の割合が増えています。

昔、フジテレビで「お見合い結婚」というドラマがありました。松たか子が主演で主題歌も歌っておりました。婚約者の浮気で婚約破断した女性が、お見合い結婚するというストーリーです。

ドラマの中で主人公は結局、男性と結ばれて幸せになるのですが、このようにお見合い結婚って恋愛がうまくいかない時の代替えというイメージが強いのです。

恋愛結婚にはデメリットも存在します。

かつての生涯未婚率(50歳までに独身、結婚歴がない人の割合)は男女とも数%(5%未満)でしたが、現在ではかなり変化し、男性20%、女性10%まで増加しています。

この事実が意味することは、結婚したくない人が無理やり結婚させられる圧力が減り、独身でも生きていける世の中になったこと。そして、かつてはお見合い結婚で救われていた人たちが結婚できなくなったので、晩婚化ではなく生涯未婚化が進んでいます。結婚が幸せの全てではないでしょうが、お見合い結婚が減ったことで結婚したくても結婚できない人が増えています。幸せになれない人が増えたということでもあるでしょう。

昔のお見合い結婚には、恋愛スキルのない人たちを親達が救済する意味もありました。しかし、現在は親が子供の結婚を放置することも多く、恋愛偏差値が低い人達には非常に結婚しづらい世の中になってしまったのです。

(出典)第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)

お見合い結婚をめぐる色々な現状

職場でおせっかいはセクハラになる

職場恋愛

恋愛偏差値が低い恋愛弱者でも、結婚をしたいのならお見合いや初デートにこぎつけないといけません。しかし、昔と比較すると周囲がお見合い結婚へのきっかけが大幅に減りました。

近所の人や職場の上司が「結婚しないの?」聞けばセクハラになる世の中。相手が女性ならもちろん、仮に男性でもこのような発言はタブーです。すると、異性を紹介してもらえる可能性があるのは、せいぜい友達ぐらいでしょうか。

友達の結婚式で出会って付き合うことになったという話はよく聞きますが、最近は結婚式も挙げなかったり小規模化しています。

正直、おせっかいしてくれる方を探すくらいなら、婚活サービスを使ったほうが早いです。マッチングサイトなら最短5分で登録できます。結婚相談所もペアーズエンゲージのようにリーズナブルところも増えました。

ペアーズエンゲージ公式ホームページ

婚活で知り合ったと結婚式で言いにくい

結婚式

婚活サービスは増えているのですが、実は「いつか結婚したい」と思っている独身者の半分も婚活サービスは利用しておりません。「いつか結婚したい」と言いながら、そのいつかを先延ばしにしている方が多いのです。なぜ婚活をしないのかある独身者に聞いてみたら

「彼氏ができたときに友達や親にどこで出会ったのと聞かれてお見合いとは言いにくい」

「結婚式で二人のなれそめを紹介される時に、結婚相談所で出会ったとか恥ずかしい」

というのです。そんなカップルは大勢いるのに!さらに言えば、その時だけ『イベントで知り合った』とか誰にも迷惑をかけないウソをついたっていいのです。

恋人ができてから、結婚の話が出てから悩むならまだわかります。しかし、相手もいないのにそんなネガティブ妄想をして頑なに婚活をしないのはこじらせすぎでしょう。

お見合い結婚は離婚率が低い

プロポーズ

お見合い結婚の離婚率が低いことは、統計によって明らかです。全体で見た場合、3組に1組が離婚しますが、お見合い結婚の離婚率は10%まで下がります。

結婚生活がうまくいかないのは、お見合い結婚のように感じられるでしょう?でも、実際は逆。恋愛結婚よりもお見合い結婚のほうが、結婚生活がうまくいくのです。なぜか?……その理由を以下で書きます。

・恋愛結婚の場合

テレビの恋愛ドラマのように相手のことが好きで好きでラブラブ状態で結婚をする恋愛結婚。ほとんどの若者が「結婚といえば、恋愛結婚」と考えているでしょう。

しかし、恋愛結婚の場合、結婚時がお互いの好感度MAX。この「好きな相手と結婚する」のが恋愛結婚のメリットでありデメリットでもあります。何故なら、MAXまで上がった好感度はそれ以降は下がるしかないから。ほとんどの恋愛結婚における幸せのピークは結婚時であることが、皮肉にも離婚の原因となります。

恋愛していた時には見えなかった(見ないようにしていた)お互いの欠点や短所が、一緒に暮らすことで嫌でも見えてくるでしょう。結婚したことを後悔するカップルも少なくなくありません。流れで結婚してしまったカップルも多いでしょう。

離婚の原因はさまざまですが、妻の妊娠期間中に旦那が浮気をして離婚なんてケースもあります。シングルマザーが多いのはこのため。もっと怖いのは、離婚の決め手がとくになく、相手の嫌な部分が少しずつ積み重なり、愛情を注げなくなってしまった末の離婚ですね。この場合、離婚を決意できる頃には恐ろしいほどの年月が流れていることも……。

恋愛結婚は「減点法」。お互いが相手を100点満点の状態から減点していきますので、どうしても離婚に至りやすくなります。

・お見合い結婚の場合

相手への好意が全くない状態での結婚は、お見合い結婚でも考えられませんが、恋愛結婚に比べると、お見合い結婚のほうが結婚時のお互いの好感度はそれほど高くはありません。

男性も女性も相手の勤務先、学歴、年収……と言った社会的ステータスを知ったうえでお見合いをするので、相手に求める条件やハードルはあらかじめ一定割合をクリアしています。

条件をクリアしている相手と交際をして結婚。お見合い結婚では、結婚してから相手の良いところや長所が見つかることも少なくありません。

恋愛結婚の定義が「減点法」ならば、お見合い結婚の定義は「加点法」。最初のお互いへの点数は低くても、最終的に70点~80点になれば離婚する可能性はかなり低いものになります。

結婚相談所のお見合いの仕組み

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昨今の婚活ブームによって未婚率が大きく減少、あるいは平均結婚年齢が下がっているというデータはありません。婚活ブームがもたらした功績は、婚活と言う言葉が認知されたことで、大手を振って結婚相手を探せるようになったことでしょう。周囲に知られても問題なくなりましたし、一度結婚で失敗したバツイチが再婚相手を探すために結婚相談所に登録しやすくもなりました。

また、結婚相談所やお見合いパーティーや相席居酒屋なども盛んになっています。ただ、パーティーや相席居酒屋などは合コンに近いかもしれません。マッチングから異性との距離を縮めていく流れはあくまで自力。他力本願では前進しません。また、婚活パーティーで出会った相手との結婚も恋愛結婚に近いです。そのため、恋愛偏差値が低いと、ここでもわりと厳しい戦いを強いられがちです。

しかし、結婚相談所の中には1対1の「お見合い」のセッティングまで行ってくれます。「お見合いおばさん」が減少しているので、その代わりにこうした結婚相談所のサービスを利用すると良いと思います。

結婚相談所の仲人さん(コンシェルジュとかアドバイザーとか相談所によって名前が違います)が都合を聞いて、日程や場所を決めてくれます。「デートの誘い方が分からない」人にはピッタリです。会うまでは相手の苗字ぐらいしか知りません。

「会ってみたけれど2回目に会うのはちょっと……でも本人には断りにくい」という場合も、仲人さんに「この人とはもう会いたくありません」と伝えるだけ。2回目のデートをする場合も仲人さんが間をとりもってくれます。

規模が小さな結婚相談所や地域密着の結婚相談所だと、かなり懇切丁寧にお世話をしてくれる傾向があるため、恋愛が苦手な人はそちらを選択すると良いでしょう。

お見合い結婚が少ない理由

結婚相談所は泊まりの旅行や婚前交渉が禁止されているところが多いです。新しい結婚相談所は本人の自由なところもありますが。

明るく

また結婚前提でお付き合いしたい方が決まったら「本交際」といって他の人ともお見合いができなくなります。普通の恋愛結婚なら本交際期間が1年でも2年でもいいのですが、結婚相談所は3カ月。つまり、自分のタイミングで恋愛しにくいです。そのため「人生の大事なことなのに3カ月でどんどん決断していくのはムリ!決断を迫られて疲れちゃう」という方もいるようです。

恋愛と違って気持ちが盛り上がるというより、システマチックに結婚まで進むため、合う・合わないは分かれるでしょう。

また、結婚相談所では退会する人を「成婚者」とみなしているため、中には「結婚相談所は向かないからやめよう」という理由で退会する人を「成婚者」にカウントする結婚相談所もあるようです。

実際の成婚率が1桁台の結婚相談所が多いのも、お見合い結婚する人が少ない理由かもしれません。

ネガティブなことも書いてしまいましたが、私の体験談を紹介すると……私は恋愛をするスキルがないことを自覚した上で結婚相談所に入会して半年で結婚しました。個人的には、結婚相談所の利点を活かせたのだと思います。

恋愛結婚とお見合い結婚の間がネット婚活

スマホを見る女性

「システマチックなお見合い結婚はちょっと……。でも恋愛結婚は難しそう」という人にピッタリなのがネット婚活。マッチングサイトも増えています。スマホに慣れ親しんだ20代には、大学生ぐらいからもうネットでの出会いが当たり前です。「出会い系でしょ」っていうのはもう時代遅れなのでしょう。

ネット婚活といっても多く分けて2タイプ。

彼氏・彼女と作るための恋活系……「ペアーズ」「ゼクシィ恋結び」「タップル誕生」など

結婚相手と出会うための婚活系……「Omiai」「ゼクシィ縁結び」「マッチ」など

恋活系は20代が多いです。女性無料のため幽霊会員も多くなかなかやり取りが続かないという口コミも2chなどにはありますね。

婚活系はアラサー以上の登録者が多いです。

Omiai

その名も「オミアイ」なので結婚を意識している本気度が高い人が登録しているFacebook連動型アプリです。Facebookをやっていないという方は、このために登録してもいいでしょう。ユーザーは30代以上が多め。

Omiai公式サイト

※クリックするとストアアプリが立ち上がります

ゼクシィ縁結び

リクルートが運営するので個人情報管理もばっちり。「ネットで知り合った人とリアルであうのが怖い」という人向けに初デートはコンシェルジュが仲介してくれるサービスもあり。平均年齢29歳。登録時に18の質問に答える価値観診断で価値観に会う人を紹介してくれます。

ゼクシィ縁結び公式サイト

マッチドットコム

1995年誕生の世界中で使われている老舗マッチングサイト。日本語版も2002年に登場しました。30代以上のユーザーが多く、外資系勤務、留学経験者など世界で活躍する方が登録している割合が高いです。

マッチドットコム公式ページ

動かないと始まりません

婚活の多様なメニューを選択できるのが現在

かつてのように、恋愛弱者が自動的に結婚できる可能性はやはり減っています。でも、代わりに婚活サイトや結婚相談所が増えているため、自分の意思で婚活のステージに上がるのはそれほど難しくありません。その人によって向き、不向きがありますので、婚活サイトや地域密着の結婚相談所など自分に合った婚活の場を見つけると良いでしょう。

1つ言えるのは、男性も女性も自分から行動を起こさないと、お見合いですら周囲がお膳立てしてくれることはないことです。結婚は1人だけで行うものではありません。「恋愛結婚が難しそう」と自分で思ったら恥ずかしがらずに周囲の人、親や家族に相談してみると良いと思います。お見合い結婚も選択肢の1つに入れると良いでしょう。

松田謙太郎
旧姓松本。婚活中にうつ病になってしまった元丸の内サラリーマン。かつては、お見合い、結婚相談所、婚活サイトあらゆる婚活経験しいずれも失敗。その経験を「反面教師」にしていただくべく、複数のサイトで「下から目線の婚活コラム」を執筆。研究の甲斐あり、2017年に見事に結婚。