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子連れ再婚で彼氏を「お父さん」と呼ばせるまでの道のり

子連れ再婚で彼氏を「お父さん」と呼ばせるまでの道のり

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婚活コラム

子連れ再婚で直面する問題

いつから彼氏を「お父さん」と呼ばせるか

子連れ再婚で直面する問題には色々ありますが、いつから彼氏を「お父さん」と呼ばせるかというのもその中の一つだと思います。

「お父さん」と呼んでもらうためのステップは、結婚を子供にOKしてもらう一連の意思確認と切り離せないと思います。もし、子供から見て見ず知らずの男性がいきなり出てきて、「今日からこの人がお父さんだよ」と言われたら、子供は間違いなく混乱し、また自分の意志が尊重されていないと感じ、強い反発を覚えるでしょう。

それを回避するためには、事前の足固めや確認が必要です。お父さんになるためには、当然ながら、子供側から悪い感情を持っていないことが大前提になります。事前に一緒にたくさん遊びに行ったり、たわいもないおしゃべりなどをして関係を築いておきましょう。

もし、そういった関係構築を面倒だと感じるなら、その人はその子と相性が良くないのでしょう。その場合は、その人はお父さんになるべきではないと思います。なお、結婚するけどお父さんにならないという選択肢もありますので、その辺のことは後述します。

子連れ再婚で彼氏を「お父さん」と呼ばせるステップ

お母さんの意思のアピール

Mother and Daughter
Mother and Daughter / donnierayjones

まず、子供に結婚の意思を伝えます。

「お母さんは、この人が大好きなんだよ」

「お母さんは、この人と付き合ってるんだよ」

「お母さんは、この人と結婚したいんだよ」

「彼氏も、お母さんと結婚したいと思っているんだよ」

といった言葉で、子供に結婚の可能性を意識してもらいましょう。「お母さんが結婚するかもしれない」と意識すれば、小学生くらいの子であれば「じゃあ、お母さんの彼氏が私のお父さんになるのかな?」と感じ始めるはずです。

でも、そういった感情を消化するためには時間がかかります。上記の言葉を子供に伝えてから、2ヶ月くらい待ちましょう。

結婚の宣言

A Tender Moment
A Tender Moment / Javcon117*

次に、「お母さんは結婚するよ」と子供に宣言します。これは、「確認」ではなく「宣言」で良いでしょう。もし子供が結婚に反対だとしても、お母さんが結婚したいと思っていれば、結婚そのものはしても良いと私は考えています。ただ、その後の生活の形は色々考える必要があります。

お父さんになってもいいかの確認

Child
Child / be creator

そのあと、いよいよ、彼氏がお父さんになってもいいかの確認を子供にします。これは、お父さんになる人自身が子供に伝えた方がいいでしょう。「お母さんと結婚するよ。僕が君のお父さんになってもいいかい?」と聞いてもらいましょう。

(A) Yesなら

答えがYesなら、おめでとうございます。今後も小さな困難はあるでしょうが、最も大きなハードルを乗り越えたと言っていいでしょう。結婚に進みましょう。

婚姻届・養子縁組届の提出

結婚には婚姻届を提出することになりますが、一緒に「養子縁組届」も提出します。実は、結婚と養子縁組は別の手続きで、片方をやらないことも可能なのです。つまり、「結婚はするけど子供の親にはならない」ということもできるということです。

答えがYesだった場合は、ぜひともこの婚姻届・養子縁組届の提出に、夫婦と子供が一緒になって行って下さい。「今、この瞬間からお母さんが結婚して、この人がお父さんになるんだ」ということを見せるのは、子供にとって大切な人生の区切りとなるはずです。

(B) Noなら

もし答えがNoなら、残念でした。お父さんになるのは、当面は諦めましょう。嫌だと言っている子に対して無理矢理お父さんになるというのは、子供にとってもお父さんにとっても、おそらく良い選択ではありません。

でも、だからといって結婚を諦める必要もありません。結婚だけをして、お父さんにならなければいいのです。上記の通り、養子縁組届は結婚とは独立した手続きです。お父さんにはならなくてもいいのです。

世間体などが気になるかもしれませんが、なにか聞かれたら「お父さんとして認めてもらうために修行中なんです!」と言っておけばいいでしょう。また、そういった態度を示すと、子供側から見れば「私の意思を尊重してくれている」と感じてもらえるかもしれません。そういったことを積み上げることで、将来はお父さんとして認めてもらえるかもしれません。

まとめ

お父さんとして明確に認められたという自信

彼にとって連れ子のお父さんになるということは、上記の通り色々気を使うことはあります。

しかし、普通の血縁のある子の親にはない経験を積むことができます。それは、「子供から明確に父親として認められる」ということです。

普通の血縁のある子の親になる場合、親は、子供から「あなたを私の親として認める」と言われることがありません。子供はわけもわからず生まれてきて、気がついた時には親がいます。そこに選択の余地はありません。

しかし、子連れ再婚の場合はお互いを親として認め、子として認めた上で親子になることになります。そこには明確な選択があり、お互いが大切な存在として認められたという自信が生まれます。その後の人生は良いものになるでしょう。

是非とも、子連れ再婚にチャレンジしてみて下さい!

参考

著者の土橋一夫が運営するブログはこちら