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結婚相談所に目立つ4パターンのトラブルを避ける方法論

ポイントの解説・講義

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婚活コラム

結婚相談所のトラブルは整理して覚えよう

トラブルのパターンを知れば予防も可能に

婚活するなら「結婚相談所に登録する」、これが王道のやり方ですが、「結婚相談所でトラブルに巻き込まれた」なんて噂話もたまに出てきますね……。

結婚相談所でトラブルに見舞われる人は、確かにある時期から増えました。しかしそれは、婚活ブームが広がって、安易に結婚相談サービスを開業する業者が増えたことや、婚活をよく知らないままスタートする男女が増えたからでもありました。

最近は、トラブルに共通したパターンがあることも専門家の間で指摘されるようになりました。こうした情報によく目を通しておけば、トラブルに巻き込まれず安全に結婚相手探しに打ち込めます。実際、「国民生活センター」への相談件数は、この数年は減少傾向にあります。

それでは今までにどんなトラブルが多めに報告されてきたのか、4パターンに分けてチェックしてみましょう(実際にあった体験談を引用しながら説明します)!

4パターンのトラブルそれぞれで打開策を考えると?

その1.料金体系が不透明な場合

事例:20代終わりの女性、Aさんの場合

「毎月の会費も高いし、入る前に教えてもらえなかった名目でお金を取られるんです。それにイベントに申し込む際に取られる金額も法外に感じるんです! だいたい私、入会する前に聞かされた説明は『全てが安く上がりますよ~!』みたいな話ばかりだった記憶しかないんです。もう辞めたいです。でも払ったお金が全然戻ってこないのは困るんですけど……」

打開策は?

こうした場合、入会手続きから8日間であれば、「クーリングオフ」を使って解約する方法があります。結婚相談所は法律上、「特定継続的役務提供事業者」に該当すると定義されています。そのため8日以内なら全額返金に応じさせることができます。

とはいえ、「クーリングオフがもう認められない時期に入ってから、料金体系に疑問を感じたケース」のほうが多いはず。この場合は、解約にあたって違約金を支払う必要が発生します。この時に、違約金の規定、または中途退会時の返金の規定に不審な点がないか、細かくチェックするべきです。何か怪しい点があったら、その点を指摘するべきですし、弁護士等の手を借りて、法廷で争う姿勢を見せてもかまいません。相談所側に何か落ち度がある場合は相談所は不利になりますから、妥協してくる可能性は高くなります

こうした傾向がある以上、入会の際に規約はよく読んでおくべきですし、気になった点があればその場で質問すべきですね。規約のチェックは面倒ですが、よく読む習慣を身につければ、トラブルの予防策にもなってお得です。

その2.期待したサービスを受けられない場合

事例:20代半ばの女性、Bさんの場合

「最初『登録している男性は豊富です』って太鼓判を押されたし、『職業や年収なんかを絞って相手を探すこともできますよ』って説明も受けた覚えがあるんです。だから安心して入ったのに、予定していたような男の人をさっぱり紹介してくれません。イベントも『毎回10人以上必ず集めます』って話だったのに5人以下の日が何回もあったり、期待外れな男の人ばかりとかで、ガッカリしています」

打開策は?

紹介される異性や、イベントの内容について期待外れな結果になることも往々にしてあります。ただし1回や2回で結論を出すのは早すぎでしょう。それだけでは、相談所側が手抜きしているとは断言できないわけです。しばらく様子を見ても納得がいかない場合は遠慮せずその点を伝えて、改善を要望しましょう。

それでもサービスがよくならず、「ここに残ってもダメだろう」と判断した場合はよその相談所への移行を検討しましょう。今は相談所を移るのは当たり前の時代です。相談所側に落ち度がなければ、相談所の規約通りの退会手続きをすることになりますが、Bさんの事例のように、相談所側が事前の約束を守っていない場合なら解約の交渉を有利な立場で進められる可能性もあります。そうなれば、弁護士や国民生活センターに相談してみましょう。

その3.スタッフに不満が出た場合

事例:30代半ばの女性、Cさんの場合

「入るときに説明してくれた人がすごく人当たりのいい人で、こんな信頼できる人に任せられるのなら安心だと思って入会しました。でも入ったら、担当者が変わりました。私より10歳は年下で経験も少なそうだし、会話も上手じゃないですね。全然連絡してこない期間もあったし怠けてるのかと思うことがあります……」

打開策は?

実は担当者の変更は、結婚相談所では珍しくはないです。それに入会希望者対象の説明においては、交渉力のあるベテランを配置するケースは多いようです。ただし、入会者全員に対して、熟練したスタッフを配置できるわけではありませんし、能力に欠ける人材をあてがわれる人は出てきます。

まずは、やはり相談所に率直に不満を訴えてみるべきです。良心的な相談所なら、担当者を変えるなど要望に応じる努力をしてくれるはずです。もしスタッフ全員で協力的でないときは、退会とよそへの移行を視野に入れつつ、弁護士や国民生活センターに相談して、有利な立場での解約を行う準備に入るといいですね。

その4.会員同士で揉めた場合

事例:40代の男性、Dさんの場合

「ちょっといい感じの人を紹介されたんです。実際に何回かお会いしました。話してみてもいい人だなと思って私も乗り気になったんです。でも突然連絡が取れなくなって……。気が変わったのかもしれないですけど、だんまりを決め込まれるのはひどいと思うんですけど……」

打開策は?

会員同士のトラブルも、ときには発生します。その時に、良心的な相談所の場合は、スタッフが間に入ってとりなしてくれることが普通です。もちろん「成婚するか、別れるか」については当事者同士の問題のため、一定の範囲までしか相談所は介入できませんが。

こういったトラブルを回避するためにも、実績のある相談所に登録するに越したことはないです。もともと「身元が判明している人しか登録させないところ」を選ぶだけでも、だいぶ違うものです。

まとめ:トラブルを知ればトラブルは回避可能!

予防策を万全に講じて、安全に婚活しよう

トラブルの完全な回避は難しいですが、被害に遭わないようにする努力なら、どんな方にもできます。

  • 実績が豊富で、しっかりしたサービスを行う相談所を選ぶ
  • 最初の説明の際に、サービス内容や規約をチェックし、特に解約する際はどうなるのかよく確認する
  • 入会後しばらくの間はサービス内容等をよく確認し、何か不審な点があれば問い質し、必要を感じたら改善を要請する
  • どうしても納得がいかないことがあれば、弁護士や国民生活センターの協力を得ながら、解約手続きを行い、返金を受ける

もっとも、婚活ブームの高まりが一段落した現在は、数年前と比べれば悪質なケースは減っています。大事なことを常に忘れないようにすれば、トラブルに見舞われることなく結婚相談所を利用できるはずですし、きっと成婚に辿り着くこともできますよ。